台湾・高雄で宿泊した続きです。この日は終日高雄の観光をしますが、その様子を今回はブログしたいと思います。
高雄の朝です。天気が良さそうで一安心です。部屋の窓が実質無かったので、ホテルを出るまで天気が心配でした。
ホテルでは朝食が無かったので、近くのお店を探して歩きます。早朝で人が少なくとても静かで散歩兼ねてお店まで行きました。
やって来たのは「美滋泉漢堡店」と言う地元のお店です。トースト若しくはサンドイッチが人気で、来たのですが地元民が朝から居るという事は美味しいから居るのだと思うので期待出来そうです。
店舗内で食べようと思ったのですが、ネットで少し調べ物がありホテルの部屋で食事したく、テイクアウトしました。厚切りトースト(バター味を選択)とミルクティー(大)で45ドルでしたので、220円程度になりそうで、とてもリーズナブルです。
とても柔らかいトーストで味も染みていて美味しかったです。朝にピッタリでお店に行ってみてとても良かったです。飲み物を飲みながらパソコン作業してました。
身支度していよいよ観光です。高雄の観光スポット・蓮池潭に行く為に検索したのですが、宿泊先のホテルからだとバスの方が楽で早そうでした。以前に蓮池潭へ行った事がありまして、その時は電車で最寄り駅まで行ったのですが、アプリの指示通りバスで行く事にしました。
台湾のバスは日本のSuicaのようなEASY CARDと言うプリペイドのカードを乗り降り時にタッチするだけなので、非常に簡単です。今まで何度も台湾には来ていて、バスも数多く乗車していたので、特に問題なくお目当てのバスに乗車する事が出来ました。台湾のバスは、日本とは異なり運転が少々荒っぽいです。席に座るか吊り革を持つ等して注意しましょう。
目的のバス停で無事に降りて、そこから数分歩いて蓮池潭を目指します。比較的朝の早めの時間帯だったせいか、静かでしたね。
そしてGoogle Mapの指示通りに歩いて無事に蓮池潭に到着です。かなり前に来た事がありましたが、その時と全く変わらない雰囲気に少し懐かしささえ感じました。
まず最初にやって来たのが「北極亭玄天上帝神像」です。とても大きく迫力を感じます。湖上にあるこちらの建物は寺院となっています。
中は綺麗に維持管理されていました。実際にお参りをする人もいたので、邪魔にならないよう見学をしていました。因みにこちらに限らずですが、蓮池潭はこの建物に限らず無料で見学出来ます。
北極亭玄天上帝神像を後にして、湖を右回りに歩いてみます。遊歩道があり椅子に座ってのんびりしている人や、太極拳をしている人、ジョギングや散策をしている人など、地元民が多くいました。家の近くにこのような場所があれば、確かに散策しに来たくなりますね。歩いていると次に行く五里亭が見えて来ました。
この辺りも昔に行ったなと思いながら景色を見ていました。昔と全然変わらない印象です。
五里亭に行くにはこの龍の中を進んで行きます。頭から入って尻尾から出るような感じです。これはこれで色々な意味合いがあるのでしょうね。
龍の尻尾から出ると、そのまま道なりで五里亭に到着です。湖上にあるので2階からの眺めがとても良いところです。早速上に行ってみます。
五里亭からの眺めです。街の中にありますが、とても静かでゆっくり景色を見ていると癒されます。ホテルを出て休憩をして無かったので、建物内は日陰だったこともあり、ここで少し景色見ながら休憩としました。改めて景色を見ると蓮池潭はとても良い所だなと感じます。
休憩した後は五里亭から元の遊歩道に戻り、一旦通り沿いにある「左営啓明堂」と言う大きくて壮大、かつ優雅な寺院に来ました。ここでも地元民がお祈りを捧げていましたので邪魔にならないよう見学していました。中を見学するだけでも価値がある豪華絢爛さです。
再び蓮池潭の遊歩道に戻り先に進みます。
次に見えたのが「龍虎塔」です。本当は色鮮やかな仏塔が見えるはずですが、工事中となっていました。左側の龍の口から入って右側の虎の口から出て見学します。こちらも無料で見学出来ますが、今回は外から建物を見学する形となりました。前回は上まで行った記憶が残っています。
一通りの見学を終えましたが、時間に余裕がありそうでしたので、そのままの流れで湖を歩いて一周してみる事にしました。
五里亭や龍虎塔の対岸まで来ましたが、まだ一周するにはこれからです。急ぐ必要は無かったので熱中症に気をつけながら、引き続きマイペースで歩きます。
その後も淡々と歩き続け、最初に見た「北極亭玄天上帝神像」の裏側まで来ました。こちら側は見るべき建物等が無いので淡々と遊歩道を歩き続けていました。
途中では蓮池潭から少し離れて、コンビニで休憩です。日本の「カルピス」がそのまま日本語のパッケージで販売されていました。暑かったのでクールダウンするには飲み物だけでは足りません(笑)。アイスクリームも一緒に購入して、コンビニのイートインスペースで涼んでいながら休憩していました。
コンビニで休憩後は残りの遊歩道を歩いて、最初にいた「北極亭玄天上帝神像」の前まで来て一周しました。
お昼もかなり過ぎてお腹が空いた為に検索して近くのお店で食事する事にしました。こういう地元民が利用しそうなお店は安くて美味しいのは間違い無いでしょうね。
注文したのは牛肉麺です。日本人でも美味しく食べられる、優しい味でとても美味しかったです。店内は多くの地元民がいましたが、リーズナブルでかつこれだけ美味しいと、人が集まるのも分かるような気がしました。私が行った時には外国人は私だけのようでした。たまたま検索して入りましたが、運が良かったです。
蓮池潭の観光を終えて、次の目的地へもバスで行く事にしました。Google Mapはバスの乗車する番号や時刻をちゃんと出してくれるので、とても有難い存在です。
途中のバス停で下車して、そこから別の系統のバス亭まで歩いて、乗り換え引き続き目的地を目指します。バスの乗り換え案内も正確で指示通りに進んで迷う事がなかったです。
バスを乗り継いで目的のバス停まで無事にやって来ました。目の前が目的地なので少しだけ歩きます。
やって来たのが「高雄市立歴史博物館」です。ここでは高雄の歴史と文化を学べる場所となっています。
こちらは無料で見学出来るのですが、無料とは思えないくらいの内容でした。高雄市の歴史が展示されていて、その中には日本軍の内容もありました。一部の展示には日本語での説明もあったので、とても理解し易く思ったより時間をかけてじっくり見てしまいました。そして海外のこの手の施設でいつも思うのは、若い人がやけに多く見学していることです。入館無料と言うのを差し引いても、そもそも若い人の興味が無ければ来ない訳であり、偉いなと思いながら見ていました。
歴史博物館を後にして、すぐ近くの「愛河」と言う川に来ました。この辺りも散歩コースになっているので、暫く川沿いを歩きます。
前回来た時には夕方から夜にかけてでして、対岸にあるボートでナイトクルーズをしました。このまま川の向こう側へ進むと海に出るので、そこで折り返すと言うコースだったと記憶しています。そんな事を思い出しながら、愛河や船を見ながら川沿いをゆっくり歩いて散策していました。
愛河を散策してそのままの流れで歩いてやって来たのが、「港園牛肉麺館」です。美味しい牛肉麺を食べさせてくれると言う事でリサーチしていました。昼間に何も考えず牛肉麺を食べたので、連続となりました。それにしてもここでも地元民が多くて、夕方前の中途半端な時間帯にも関わらず、並んでいる列が出来ていました。まともな昼時だと、恐らくもっと大行列になるのでしょうね。これだけ人が多ければ間違い無いだろうなと言う安心感みたいなものがありました。
連続となりましたが、こちらの牛肉麺はお昼に食べたものと、見た目も麺も味付けも全く異なっていました。店舗によって随分と「牛肉麺」は違うんだなと感じます。全く別のものを食べているとまでは行きませんが、かなり違った感じでしたので飽きる事なくこちらでも食事出来ました。美味しかったのですが量が私には少し多かったかな、、。全部何とか食べ切りましたが。
牛肉麺を食べた後は、そのままの流れで次の目的地まで歩きます。この辺りは下町というか、静かでゆったりとした空間が流れていました。
そして到着したのが、芸術特区です。高雄港の倉庫をリノベーションしたオシャレな施設群でして、日本で言うところの、横浜、函館、小樽と言う感じでしょうか。ここも前回来た時に散策してましたので、久しぶりに来ました。思うがままに散策する事にします。
露店も多く並んでいて、この辺りを散策している人も多く、とても賑わっていました。人の流れに沿って私も歩くようにします。
途中では港の先端へ向かう橋がありました。急ぐ旅でも無いので橋へ行って景色を見てみます。
その前に直ぐそばをライトレールが走っていました。前回はライトレールでここまで来ていまして、とても快適な乗り心地だったのを覚えています。
橋からの景色です。夕方の時間帯でとても良い眺めでした。ゆっくり景色を見てようかと思ったのですが、多くの人がいたのでそのまま橋を渡って港の先端の方へ歩いてみました。
高雄港の景色です。ここまで来ると人が少なくとても静かでゆっくり景色を見る事が出来ました。暫く景色見ながら歩き疲れた体を休めていました。
そのままの流れで芸術特区の様子を見ながらMRTの駅まで散策しながら歩きました。
そして芸術特区での散策を終えてMRT駅までやって来ました。
MRTで次にやって来たのが高雄駅です。一部が工事中となっていて少し異様な感じに見えました。美麗島駅のような乗り換え駅では無いためか、思ったより人が少なかったです。
高雄駅にやって来たのは、明日に電車で移動する為に事前にネットで予約したチケットを受け取る為でした。当日の乗車直前でも良いのですが、何かアクシデントがあると面倒で慌てるので、事前に受け取る為に高雄駅に来たのでした。窓口に行かないと行けないのかなと思ってたのですが、MRTで移動している間に検索して調べると自販機でも受け取れそうな事がわかり、試してみたら、事前にメールで来たQRコードを使って、アッサリと明日のチケットを受け取る事が出来ました。駅に人が少なかったので落ち着いて操作出来ましたし、ご覧のように自販機は日本語対応されているので落ち着いて行えば大丈夫なのではと思いました。
高雄駅から最初は前日に行った六号夜市に行くつもりでしたが、気分が変わり別の夜市に行ってみる事にしました。Google Map見ながら歩きます。
やって来たのは吉林夜市です。ここに来たのは初めてです。
高雄で最大の夜市は前日に行った六号夜市でして、それに比べるとやはりこじんまりとしていました。観光客(外国人)は六号夜市より明らかに少なく、地元民が大半でした。しかしお店がそう沢山ある訳では無いので、やはり観光客は素直に六号夜市の方で間違いないような気もしました。
夕方に食べた牛肉麺の量が多く、余りお腹が空いていなかったのですが、折角来たので何か軽く食べたいなと思い、お店を物色していると地元民が多く食べている餃子の露店があり、そこで蒸し餃子を美味しく食べました。こちらも手頃な価格で気軽に美味しく食べれるのが良いですね。
帰りがてらにミルクティを購入して飲みながらこの後はホテルまで歩いて1日を終えました。
蓮池潭や芸術特区は前回と同様ですが、どちらも行ってみて良かったです。移動で利用したバス乗車も無難に出来たと思います。今回の中でどれか1箇所を敢えてとなると蓮池潭がオススメとなるかも知れませんが、どれもとても良い場所ばかりでしたので気になった方は是非高雄の町を散策してみて下さい。
この日の様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。