タイのバンコクで水上マーケットとムエタイを見て観光した翌日です。
曇っていましたが雨はいつ降ってもおかしくないくらい不安定な天気でした。この日は現地時間では平日と言う事でビクトリーモニュメント周辺は多くの車が走っていました。バイクも多いのですが、台湾やベトナムほど多くはない印象です。
ホテル近くで前夜に食事したお店で朝食を食べました。チキンライスとアイスコーヒーでコスパ良く食事出来ました。量もちょうど良いですし日本人でも食べ易いチキンライスでした。食事後は一旦ホテルに戻って身支度して、ホテルをチェックアウトしました。
ビクトリーモニュメント駅まで行ってBTSに乗車し、最初の目的地に向かいます。
前日に来たナショナルスタジアム駅にやって来ました。
駅の1番出口を出て歩いて10分もしないで到着したのが、最初の目的地である「ジム・トンプソンの家」です。 アメリカ人実業家の邸宅を改装した博物館で、タイの伝統的な建築とジム・トンプソンが集めた骨董品や美術品を博物館内で見学する事が出来ます。
博物館の見学ですが、日本語のツアーもあるようです。到着してから少し待ちますが折角なので日本語のツアーに参加する旨を伝えて費用を払ってツアーが始まるまで待ちました。どの程度時間までに日本人が来るのかなと思ったら結構集まりましたね。
ツアーが始まる迄に時間がありましたので外観を見ていました。駅から歩ける距離にこのような風光明媚な建物と庭があるとは驚きです。綺麗に維持管理されているのが直ぐに分かります。
時間になりツアーが始まりました。ガイドさんのタイ人女性はとても日本語が上手で説明も分かりやすかったです。博物館内は撮影をしませんでしたが、見所となる展示品を流暢に説明していて理解が深まりとても良いツアーでした。やはり個人で見て回るより説明を受けながらだと理解度が違いますね。
とても充実した観光となりました。日本語でのツアーがあるとは予想して無かったので期待値以上でした。駅から歩いて行ける場所にあるので是非バンコク観光の際には定番スポットではありますが来てみる事をお勧めしたいです。
ナショナルスタジアム駅に戻って次の目的地に向けて移動します。この日はGrabを使わず格安に移動しました。
続いてチョンノンシー駅にやって来ました。BTSで乗り換えなしなので迷う事はありません。
目的地のマハナコーンビルが見えました。このビルの最上階(78階)にある「マハナコーン・スカイウォーク」は、地上314mのビュースポットです。コロナ禍前に来た事がありますが久しぶりに行って見たくなり来た次第です。
展望台がある78階は、屋内と屋外の観覧エリアがあります。まずは屋内の観覧場所から、発展し続けているバンコクの様子見て見ました。曇ってはいましたがそれでも遠くまで見通せて景色を見る事が出来ました。
その後は屋外のルーフトップに行って見ます。
ルーフトップに到着するとガラス床があって真下の景色を見る事が出来ます。ガラス床ではスマホやカメラ等の持ち運びは禁止で手ぶらでガラス床に行く必要があります。従って外にいる人から撮影して貰うような形になります。そして靴はシューズカバーをつけてガラス床に行く必要があります。係の人がいるのでルールを守ってガラス床に立ったり寝転んだり好きなようにスリルを楽しみます。私も久しぶりにガラス床の上に立って見ましたが、真下に地上が見える景色はこの場所ならではの体験です。暫くはここで景色を見ながらゆっくり休憩していました。
ルーフトップでの見学を終えてエレベーターで地上に戻りますが、スピードが早くて一気に地上に到着となりました。
お昼を過ぎていたのでお腹が空いていた事もあり、近くのフードコートのような場所で焼きそばを食べました。見た目で美味しそうだなと思ったものを注文しましたが、想像通りのものが出てきて美味しく食事する事が出来ました。タイのフードコートは先にお金を払ってカードを購入して、フードコートのお店ではそのカードで決済をする方式です。残額が残ったカードはカード売り場で払戻してもらう形になります。最初は分からなくてどうやってフードコートで決済するのかなと思ったのですが、何度かバンコクへ行って経験しているうちにコツが分かってきました。
食事後はチョンノンシー駅からお隣のサラデーン駅にやって来ました。
駅から降りて目的地に向かう時に、タイ-日本 友好の高架橋の表記がある事に気が付きました。この高架橋は、日本の無償資金協力(ODA)により建設されたそうでして、バンコクの交通渋滞緩和と都市インフラの整備を目的として作られたそうです。日本人としては誇らしいですね。思わず撮影してしまいましたw。
やって来たのはルンピニ公園です。バンコク最大の公園で市民の憩いの場となっている公園です。バンコクでこのような緑が多い場所があるのは新しい発見です。折角来たので池の周囲を歩いて散策してみる事にしました。
散策途中では人が集まっていて何かと思って見てみると、オオトカゲがいました。これだけ大きいトカゲは初めて見ました。大都会のバンコクにこのような動物がいるとは驚きです。
その後も池の周りを歩いて散策しました。バンコク市内とは思えない静かな場所でゆっくり過ごす事が出来ました。バンコクでは高層ビルがあちこちで建設中で発展している様子を見る事が出来ますが、このような緑多い公園はいつまでも残して欲しいです。
散策後はMRTのシーロム駅から次の目的地に向かいます。
到着したのはサムヨット駅です。MRTで乗り換えなしなので迷わず来る事が出来ました。
地下のホームから地上に出るとレトロ感ある駅舎でした。駅舎の雰囲気とは異なり駅周辺は工事中の建物が多くありました。色々と開発されているようでした。
Google Mapで場所を案内して貰いながら目的地に向けて歩きます。凄いローカル感を感じる道路を歩きます。本当にこの先に目的地の観光場所があるのかなと心配になるくらいでした。
途中では信号のない複数車線の道路を渡りますが、車の交通が多くて向こうに行きたいだけですが結構時間を要しました。慣れの問題だと思うのですが、地元の方はどうやって渡るコツを得ているのかなと思いました。
その後もずっと歩き続けて駅から20分弱だと思いますが、目的地の入口付近に着くと観光客がいました。皆さんタクシーで来ているようで、MRTで節約して来ているのは私だけと言う感じでしたw、、。
やって来たのはワット・サケットです。こちらには高さ80メートルほどの黄金の丘「プーカオ・トーン」があります。344段の螺旋階段を登ると360度見渡せる回廊が広がっており、バンコク市内の風景が良いそうです。
こちらから費用を払って344段の階段を登って行きます。入口から既に独特な雰囲気が漂っています。
マイペースで歩いていてもやはり344段も階段があるのでかなり体力を要します。無理しないでゆっくり歩き進みます。幸いな事に人も少なかったので他人を気にする必要も無く良かったです。汗も結構かきましたので、飲料水を持ち歩いていて助かりました。海外では日本のように少し歩けば自販機があると言う訳では無いので水分補給は常に意識するようにしています。
344段の階段を登って寺院の前に到着した時の景色です。遠くに高層ビルが見えて周辺は昔ながらの建物が多く、景色的には対照的な感じでした。周りには高い建物が一切ないので、この前にマハナコーンのルーフトップからの景色も良かったですが、ここからの景色も趣が異なりバンコクの違う一面を見る事が出来たような気がしました。
寺院の中に入って見学しながら、奥の階段を登って上にある黄金の仏塔を見に行って見ました。
残念ながら工事(修復?!)中でした。それでも想像より大きな仏塔の様子を見る事が出来ました。この周辺から仏塔を見るとこの街のシンボル的な感じに見えるのでしょうね。
仏塔の前からの景色です。先程見学したマハナコーンビルを遠くに見る事が出来ました。MRTで移動したので分かりませんでしたが結構移動して来ていたんだなと思いました。
寺院内に何故か中古?!の日本の自販機がある事に気が付きました。小銭が結構溜まっていたのでその消費も兼ねてコーラを自販機で購入してここで少し休憩をしていました。バンコクで自販機で購入したのは初めてかもですw。日本の自販機が中古と言う形で海外で見たのも記憶がないので、恐らく初めてだと思います。
休憩後は344段の階段を降りて戻りました。全般的に人が少なくゆっくり見て回る事が出来て良かったです。バンコクの発展している様子ばかりが注目されますが、場所によっては昔ながらの雰囲気がするところもあり、観光客としてはこのような場所の方がタイの雰囲気を感じやすいかも知れません。
20分弱歩いてサムヨット駅まで戻って来ました。夕方近くになり人が多く駅と駅周辺にはいました。この日最後の目的地に向けて移動します。
やって来たのはプララーム・ガオ駅にやって来ました。少し離れていましたがそれでもMRTで乗り換えなく来れたのでここでも迷う事なく来る事が出来ました。市内中心部に来て駅は多くの人がいました。
やって来たのはジョッドフェアと呼ばれるナイトマーケットに来ました。2021年11月にオープンした比較的新しいナイトマーケットで、現在バンコクで人気急上昇中のようです。そのせいか若い人が多いようにも見受けられました。そして新しいせいかとても明るい雰囲気で道も幅広く歩き易い印象を受けました。コロナ禍前に行ったナイトマーケットとは雰囲気が全然異なっていました。このような人混みに来る時には、個人的にはスリ等の被害に遭わないよう、注意深く歩き回ったのは言うまでもありません。
歩き回っている時に日本人が番組の撮影をしているのを見ました。他にも日本人と思われる人はいましたが、それよりも中国人が圧倒的に多いような印象でした。
歩き回っているだけでは何の為にナイトマーケットに来たのか分かりません。空いてそうなお店で焼きそばを食べてナイトマーケットの雰囲気を楽しんでいました。食べている時に現金を殆ど持ち歩いてない事に気が付き、一瞬青ざめましたがクレジットカード決済が利用出来て無事に決済出来ました。運が良かったです。
食事し終えた時にはすっかり夜になり、そしていよいよ帰国のフライトの時間が近くなって来ました。この後はスワンナプーム国際空港へ移動して帰国となりますがその様子は次回で。ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。