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タイ・チェンマイの魅力を探る:のどかな街並みと歴史ある寺院巡り

エアーアジアでタイ・バンコクのスワンナプーム国際空港にやって来た続きです。

タイの第二の都市と言う事でチェンマイに来ました。どんな空港の景色なのかなと思って注目してましたが、凄く長閑でのんびりした雰囲気の「ローカル空港」と言う感じでした。バンコクのスワンナプーム国際空港とは規模感が全然違ってました。他の国もそうなのかも知れませんが、東南アジアの首都はとても華やかで経済発展が凄く著しい感じを受けますが、そのような都市が2番目や3番目の規模の都市へ続いているのかと言うとそのような感じでは無さそうです。

個人的には都会的な感じだと余り面白そうな感じはしなかったので、この雰囲気は非常にWelcomeと言う感じです。

空港から電車はなく、タクシーかバスで移動するようです。私はGrabで最初の目的地へ移動します。Grabで待っている人は皆無でそもそも観光客っぽい雰囲気の人は余り居なかったです。待っている人は居なかったせいか、Grabは直ぐに手配出来、余り待たずに来てくれました。各国でGrabやUberを使ってますが本当に助かってます。現地で交渉したり、目的地を正しく伝えたりもそうですが、そもそもメーターをちゃんと回してくれるか、ぼったくりに遭遇しないか等を考えると、気兼ねなく安心して配車アプリを使う事が出来ます。

バンコクのようにMRTが網羅していれば安くて手軽に移動出来ますが、第二の都市であるチェンマイはそもそもMRTすらありません。

無事にGrabで呼んだタクシーに乗車します。たまたまかも知れませんが、ドライバーはタイ語のみ話す方でして、Grabであれば目的地までの料金をドライバーを介さず完結するので、やはり助かります。

車はチェンマイの街並みを見ながら目的地へ進みます。街の様子はとてもローカルな雰囲気が感じられ、バンコク市街地とは全く異なります。ある意味タイらしい街並みと言えるような感じさえします。

途中から坂道を登って行きます。なぜか分かりませんが、山道の両サイドを歩いている人がいて、どこからどこまで歩いているのか気になりました。

そして最初の目的地である「ドイステープ寺院」に到着です。朝にチェンマイに来て夜にはバンコクへ戻ります。遠い観光場所から行こうと思いまして来て見ました。どこから来たのか現地人が朝から多くいました。入口から雰囲気を感じる場所です。山の上に来ましたがスマホの電波は繋がっていたので帰りもGrabで呼べそうです。スマホの電波が繋がらない時には交渉しないといけないのかなと思ってたので、到着後はまずスマホの電波状況を確認してしまいました。

長い階段を登って敷地内を進みます。後で調べたら300段以上あるそうです。朝早くと言う事と日差しがまだ強く無かったので熱中症等の心配なく階段を進みました。それにしても両サイドは蛇をモチーフにしていると思いますが、どうやってこの完成形になったのかなと考えてしまいました。

外国では良くありますが、現地人は無料で見学出来、外国人には有償でチケットを購入する必要があり、差がつけられています。個人的には現地の人に多く見て貰いたいと言う思いもあると思うので、理解は出来ます。逆に日本でももう少し日本人と外国人で有償・無償もですが値段でも差をつけても良いのではと思いますが少数派なのかな、、。

チケット購入して有償エリアに入ります。かなり山の上に来てますがこのような場所にどれ程の寺院があるのでしょう。

山の上にあるとは思えない大きな金色の仏塔がありました。高さは20メートル以上あるそうです。14世紀からこの寺院はあるそうですが、それから長い期間よくここまで残っているなと思いました。タイらしい光景です。

大きな仏塔を取り囲むように境内には様々な仏像もありました。日本では見られない独特な世界観です。

さらに奥に行くとチェンマイの街を見下ろす事が出来る展望スペースがありました。先程までいた空港も見えましたし、チェンマイの街並みを見通す事が出来ました。やはりバンコクとは異なり高層ビルが多くあると言う感じでは無かったです。景色見ながら暫く休憩していました。お客さんもまだ少なかったのでゆっくりする事が出来たのも良かったです。

アクセスに関しては市内中心部からは約15キロと言う事で坂道も考えるとタクシーの利用一択だと思います。寺院も見応えありましたし、眺望のおまけ付きですので是非チェンマイへ行く事があれば立ち寄って見て下さい。

ドイステープ寺院の見学後は、景色を見た市内部へ移動します。ここでもGrabを直ぐに手配する事が出来ました。山から一気に下って市内中心部へと来ました。市内中心部と空港は比較的近いので、この後は市内中心部を時間まで観光する事にします。

Grabでやって来たのは「ワット・チェディルアン」です。チエンマイの歴史的な旧市街の中心部にある仏教寺院となります。こちらも14世紀に建てられたそうでして、チェンマイの観光スポットの一つです。こちらも入場料を支払って敷地内へ入ります。

こちらの最大の見所は高さ98m、直径54mのチェンマイ最大の仏塔です。上まで行けないようになってましたが遺産を維持するのにはやはり外から見るだけにした方が良いでしょうね。こちらも14世紀に作られたと言う事もそうですが、それからよくここまで残っているなと感心して見てました。

他にも本堂を始め色々と見てまして、華やかな様子を見学しました。今回の旅行はサンダルで行ったのですが、本堂に入る際には靴を脱ぐ必要があります。その意味では非常に楽に脱いで見学出来ました。足の裏が真っ黒になったのでこの日の夜にちゃんと足の裏を洗ったのは言うまでもありません。

「ワット・チェディルアン」を見学した時にはお昼近くになってました。検索して見つけた食事処まで歩いて向かいます。

少し歩いて無事に検索したお店「フアン・ペン」さんに到着です。タイ北部の郷土料理が味わえると言う事で来ましたが、お店の雰囲気がとても良かったです。お店に来て混んでたらどうしようと思いましたが、先客はいたものの直ぐに席に座る事が出来て一安心です。

食べて見たかった「カオソーイ」です。マイルドなカレー味で独特な麺でした。確かにバンコクではこのような料理を食べたことが無いかも、、、と思いながら食事しました。このままで食べると辛さは感じなかったのですが、左の薬味を入れると辛くなりました。日本人的にはこのまま食べた方が良いのかなと感じました。

こちらがチェンマイのソーセージです。タイ料理らしいピリ辛なソーセージでしたが、こちらも美味しく頂きました。

現地の水は飲みたく無いので、ミルクティーで最後は美味しく〆ました。お店の雰囲気が凄く良くて居心地が良かったです。マイペースでゆっくり食事をする事が出来ました。とても良い食事に出会えて良い経験になりました。

食事後は再び次の目的地に向けて歩きます。お昼過ぎになると本格的に日差しが強くなり熱中症にも気をつけながらの歩きとなりました。それでも雨が降った中での観光よりは全然良いですね。

次の目的地である「ワット・プラシン」に到着です。この辺りの旧市街エリアは観光スポットが色々とあります。

入場料をお支払いすると日本語の案内を渡されました。日本人が結構来ていると言う事なんですね。因みに今回の旅行中では最初に訪れた「ドイステープ寺院」ではツアーと思われる日本人が5、6名いましたが、それ以外では日本語が聞こえるようなシーンは無かったです。バンコクとはこの辺りも違うので、タイらしい雰囲気を味わいたいような場合には、チェンマイのようなバンコク以外の都市に足を運ぶのも良いのではと思った次第です。

こちらも歴史は古く、1345年に建立されたチェンマイ旧市街で最も大きい寺院となっています。こちらも今まで見た場所もそうですが、地元の方が多くいました。熱心に信仰している方が多いのかも知れません。

こちらの黄金の仏塔は高さ50メートル程あるそうです。タイはどこでも黄金で華やかですね。

寺院を色々と見学しましたが、本物のお坊さんかと思いドッキリしました。

こちらもチェンマイ旧市街で最も大きい寺院だけあって境内を結構歩き回って見学しました。こちらもとても良い所でしたのでチェンマイへお越しの際には是非観光してみて下さい。

ワット・プラシンの見学後は再び歩きます。この辺りでは旧市街地区を歩いていたのもあって周りの景色を見ながら歩いていました。なんだかとても趣を感じる街でした。

歩いている途中でセブンイレブンを発見したので、アイスと飲み物を買ってクールダウンしました。日本のように街を歩けばコンビニや自販機がある訳では無いので、癒しスポットを見つけた時には早め早めの対応が必要だと思ってます。とても暑かったのでアイスが美味しかったです。

クールダウンした後もずっと歩き続けてやって来たのが、ターペー門です。チェンマイの旧市街を囲む城壁に作られた5つの門のうちの1つで、城壁の東側に位置しています。そしてその城壁はラーンナー王朝のチェンマイへの遷都と共に建てられ、現在のターペー門は1985年に歴史資料に基づいて再建されたそうです。

観光客がこの門で記念撮影をしてましたが、その一方で現地の方のバイクが頻繁に行ったり来たりしてます。撮影に夢中になって油断して接触しないよう気をつけましょう。

ターペー門の広場を見渡すとマクドナルドを発見したので室内で今度はクールダウンしました。電源コンセントもあって良かったです。少し休んでから次の目的地の場所を確認していました。やはりマクドナルドはどの国でも使い勝手が良いですね。

マクドナルドで休憩した後に再び歩きます。近くは無いですがGrabを使う程でもない距離なので街の様子を見ながらマイペースで歩いて来ました。この辺りはとてもお店が多いエリアとなってました。

やって来たのはワローロット市場です。左と右に歴史を感じる建物がありこの辺り一体が市場のようでした。

思うがままに歩いて見学しました。観光客向けと言うよりは完全に地元の方向けの市場でして、歩いていても声をかけられるような事はなかったですし、実際に売っているものから見ても観光客が買うようなものは余りなかったです。最終日でこの後に帰国するような感じであれば、何か買うものもあったかも知れませんがまだタイの旅行前半戦なのでここでは見るだけとなりました。密集した市場は東南アジアらしい光景だなと感じました。

ワローロット市場の見学後は最後の観光スポットに向かいます。少し歩きますがGrabを使う程でも無いのと、時間的にも余裕がある事もありゆっくり街の様子を見ながら歩いて向かいました。

やって来たのはメーカー運河です。日本の小樽運河をモデルにして作られた新スポットと言う事で来て見ました。

川に沿って歩いて見ましたが、確かにその雰囲気は出てました。小樽運河は常に混雑している印象ですが、こちらは人も少なく静かだったのでゆっくり見て回れるのが良かったです。現地の方がゆっくりしていたのが印象的で、余り外国人の方はいない様子でした。小樽運河へ観光に行って気に入ったのでしょうかね。日本人としては嬉しいですよね。最後に良い場所に立ち寄る事が出来ました。

メーカー運河での散策を終えた後はGrabで空港へ向かいます。すんなりGrabで向かう事が出来て良かったです。この時の経験上ではチェンマイでは比較的容易にGrabでタクシーを利用する事が出来ました。空港に降り立った時にバンコクとは街の規模感が大きく違う様子でしたので、少し心配しましたが予定通りにGrabをチェンマイでの旅行中は利用出来ました。

夕方にチェンマイの空港に無事に戻りました。

約半日の観光でしたが、チェンマイの街の雰囲気はとても良かったです。のんびりした感じを受けたのですが、それは旧市街地の歴史を感じる街並みから居心地の良さを感じたのかも知れません。昼間と言う事もあり危険性を感じるようなシーンもなく快適に観光出来ました。チェンマイを少しでも経験出来て良かったです。

この後の様子は次回で。ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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