台湾・高雄を観光した続きです。
この日も朝食を買いに一旦外出です。食事なしプラン(と言うより食事ありプランが無かった気がする)だったので前夜にどこへ行こうか検索していました。この日のように晴れていれば朝の散歩兼ねて良い体慣らしにもなります。
朝は閉まっているお店が多いので、当てもなく歩くと疲れるだけになりそうです。Google Map見ながらシンプルに目的地を目指します。
ネットの情報通りお店がオープンしていて一安心です。地元民の先客がいましたが、空いていたので落ち着いてメニューを見て比較しながら注文しました。
前夜の飲み物が残っていたので、テイクアウトして部屋でゆっくり食事しました。購入したのはサンドウィッチとお餅のような食べ物で、どちらも美味しかったです。日本人の口に合うと思いました。
食事後は身支度してチェックアウト時間直前にホテルを出ました。この日は遅めのスタートです。
ホテルをチェックアウトして歩いてやって来たのが高雄駅です。前夜チケットを受け取りに来ていたのでホテルから迷わず歩いて来れました。10時半でしたので朝の混雑時間帯が終わったのか、駅は予想より空いていました。
この後は高雄駅から台北駅へと電車移動します!乗車するのは11時丁度の列車番号423、新自強号です。プラットフォームは1Aとなっています。
今回この区間のチケットを取る時にどう行こうか凄く迷いました。
行き方として西側のルートと東側のルートがあります。主流は西側のルートでして、新幹線だと最速で2時間以内には台北駅に到着しそうです。加えて在来線特急もあるようでして、特急の自強号で約4時間のようです。どちらも主流のルートなので運行本数も多くあります。
対して東側のルートは運行本数が少なく、新幹線もなく、自強号でも7時間以上はかかる長い路線です。しかも情報によると天候の影響を受け易いとの事です。
しかしながら、台湾の西側は途中まで新幹線を利用した事があったり、台南、台中と少しではありますが立ち寄った経験もあります。それに対して東側は全くの未開拓であり、どのような感じなのかも全く想像つきません。時間がかかる事を承知で事前にネット検索したところ、乗り換えなしの新自強号のチケットを確保する事が出来たので、今回は東側のルートで行く事にした次第です。観光目的の人でないと、十中八九台北まで東側のルートを選ばないと思います(笑)。
長時間の乗車に備えて、駅構内のコンビニや自販機で飲み物やお菓子を一応購入しておきました。
乗車する新自強号が入線して来ました。この列車に乗車するのは初めてです。ホームには多くのお客さんが乗車を待っていましたが、恐らくこの中で台北まで行くのは私だけだろうなと思いましたね(笑)。
ネットで指定出来るのは、日本のように座席の位置までは決められず、窓側、通路側の希望をチェックするのみでしたので、進行方向でどちらの窓側なのかは乗車するまで分かりませんでした。割り当てられた席は進行方向の右側で希望通りでしたので、たまたまですが運が良かったです。こちら側だと場所によっては海が見えるのではと思っていた為です。
高雄駅は始発駅ではありませんが、殆どのお客さんが高雄駅からの乗車のように見えました。11時出発で時刻表通りでも台北駅到着は18時過ぎと7時間以上の長い列車旅が始まりました。
ネットでチケット手配する際にお弁当の予約も出来たので、物は試しとチケットと同時にお弁当の予約もしていたのですが、高雄駅出発して暫くしてお弁当が係の人から配布されました。温かさを感じたので、出来てからそれ程時間は経過してなさそうでしたが、まだお昼前でお腹も空いてないですし、余り早く食べてしまうと台北到着までお腹が空いてしまうので、少し後に食べる事にしました。因みにお弁当のお値段は80台湾ドルです。
高雄駅出発して暫くは地下区間を走行し、地上に出てから暫くは街中を走行してましたが、ある程度進むと長閑な景色に変わって来ました。
因みに台湾では道路は右側通行で、電車は左側通行となっています。これは日本が統治した事が影響するようです。列車は日本統治時代に作られて既に走っていた為に、日本と同じ左側通行となっています。それに対して道路は戦後に車が普及して整備されていきますが、その時には既に日本の統治下ではなくなり、中国本土と同じ右側通行で整備されたようです。電車はわざわざ右側に直す必要はないという事で、車とは逆のままで今に至っているそうです。
屏東駅に到着しました。まだ出発して20分足らずなので駅周辺もかなり発展している場所のようです。高雄まで通勤圏内と言ったところでしょうか。
新自強号ですが速度が結構出ているなと思って、スマホのアプリで見たら約120キロを指していました。日本の在来線特急と変わらないですね。
約10分強走行して、潮州駅に到着です。ホームが多くありこの辺りの主要駅なのかなと雰囲気で容易に想像出来ます。この辺りでは少し乗車するお客さんがいる程度で、まだ30分程なので降りる人は皆無です。
少しずつ自然の景色が広がって来て、川を渡る時には海が見えるようになりました。この調子だとこれから先、海が見える区間がありそうだなと感じましたね。運よく右の窓側で良かったです。
枋寮駅に到着です。今までの停車駅は高架が多かったのですが、同じ新自強号が停車する駅でもなんだかローカルな雰囲気が出て来たように思いました。
その後は南国の景色が多くなり、期待通り海が見えるようになって来ました。
場所によっては海沿いを走行する時もありました。この辺りは太平洋?!フィリピン海?!なのかなと思ってしまいましたが、後で調べると一般的には太平洋で良さそうですが、細かい分類ではフィリピン海の方が厳密にはより正確なようです。いずれにしてもとても穏やかな波で良い景色でした。
暫く海沿いを走行すると思ったら、トンネルを経て気がつくと海が全く見えない内陸側まで来ていたこともありました。台湾には何度も観光で来ていますが、このような大自然の景色を見たのは初めてです。
この辺りは海から離れたり近くなったりしていました。この辺りは大自然が広がっていたので、線路を通す場所も恐らくかなり苦労したのでしょうね。
余談ですが、台湾の座席番号は日本人にとって分かりにくかったです。この電車は2列+2列で4席となっていますが、この例で言うと反対側の窓側が49で私が座っている窓側が50。反対の通路側が51で私の横の通路側が52と採番されています。なぜこのような採番にしたのでしょうかね?!台湾人が日本に来て新幹線や特急電車に乗車したら、逆に分かりにくい採番の仕方と思う物でしょうか?世の中ところ変わればと言う感じです。
その後も暫くは海の景色を見ながらの電車旅となっていました。この辺りは既に単線となっていますが、全区間電化はされています。
そして海が凄く近い金崙駅に到着です。結構来たなと肌感覚で思いましたが、時計を見るとまだ午後1時前なので、まだまだ台北までは遥か先と言う感じです。
金崙駅を出発しても長閑で自然豊かな景色を見ながらの電車旅です。台湾の西側と東側では随分雰囲気が違うなと感じます。
車内は最初から最後まで大きな声で喋っている人が少なく、大半の間はとても静かでした。印象的には日本と変わらないくらい静かにしている人が多くてマナーの点でとても印象的でした。国名は言いませんが、大きな声で喋っている人や、スマホの動画をイヤホンつけずに大音量で聞いている人が居たりしますが、少なくても乗車した車両ではそのような状況は最後まで皆無でした。その点でも快適でしたね。
太麻里駅に到着です。新自強号が停車する駅ではありますが、長閑でローカルな雰囲気の駅がこの辺りでは続いていました。
駅を出発する際に昔ながらの客車が停車していました。お客さんが乗車していたので、恐らく普通列車だと思います。未だにこのような古い客車を利用した列車が走行している事を知りました。チャンスがあれば乗車してみたいですが、日本のようにどの列車がどの車両を利用して運行しているのかとか、そもそも台湾にこの先何回行くのかとか考えるとハードル高めですね、、。
午後1時を過ぎてそろそろと思い、この辺りで高雄駅出発直後にゲットしたお弁当を景色見ながら食べる事にしました。
シンプルなチキン弁当ではありましたが、見た目の通りチキンがとても大きくて食べ応えもありました。80台湾ドルだったのでコスパも良かったと思います。そして台湾の車内は定期的にゴミ回収の人が巡回してくれているので、日本のように自分でゴミ箱に捨てに行く必要もありませんでした。これは車内で購入したお弁当だからと言う訳ではなく、見ていると持ち込んだ食べ物のゴミやペットボトル等でもゴミ回収していました。
千本駅に到着です。この辺りは運行本数が少ない区間なのか、すれ違う列車は新自強号の車両しか印象に残っていません。もしかしたら別のローカル列車が反対側に停車していて、気が付かない間に通過していた可能性は否定出来ませんが、、。
加えて新自強号が停車するとはいえ、駅周辺は余り何も無さそうなローカルな雰囲気でも、一定のお客さんの乗り降りは大半の駅でありました。
気がつくと今まで海沿いを走行したとは思えないくらい、内陸側を走行していました。
そして台東駅に到着です。高雄駅から出発して今まで色々な駅に停車してきましたが、初めて聞いたことがある駅名となりました。
この駅では今までで一番多くのお客さんが乗り降りしていました。どんな街なのか一度観光してみたいですね。なんせ台湾の東側の街には一度も足を踏み入れた事が無いので、興味津々といったところです。
台東駅を出発して暫くは街中の景色になるのかなと思いきや、逆に更に大自然の景色が広がって来ました。今まで台北や高雄を中心として都市を観光してきたイメージからすると、台湾でこのような大自然の景色を見たのは初めてかもしれないなと感じました。
続いて鹿野駅、関山駅と停車します。この辺りでは駅間が人の営みがありえないくらいの大自然の景色が広がり、家々が見えて街の雰囲気になって来たと思ったら停車駅という感じです。短い間隔で停車していたので、街と街を結ぶ役割を新自強号がしているのかもしれません。
その後も大自然を見ながらの電車旅となります。遠くに山が見えるようになり、恐らく山の向こう側が海だと思うのですが、この辺りに来るとこの先もう海は見えないのかなと思っていました。
池上駅に到着です。日本の駅名にありそうな名前の駅が続きます。駅周辺は結構ローカルに見えたこの駅でもそこそこ多くの乗り降りがありました。
遅まきながらここで車両紹介です。当日も気がついてこの辺りで撮影して映像に残していたようでした(笑)。今回乗車した新自強号は12両編成で、日本で言うところの在来線特急車両の位置付けと言えそうです。各号車にトイレやゴミ箱が設置されています。そして座席下には電源があり、USBとコンセントに対応していたので非常に助かりました。7時間強の長旅なので、電源は何かしらあるだろうなと思いつつ、ない事も一応想定してモバイルバッテリーを準備していたのですが、使わずに気兼ねなく撮影したり、スマホ見たりと車内で操作して使っていました。
続いて富里駅に到着です。池上駅のお隣なので直ぐの到着です。どんな街なのかここに限りませんが、全然想像つかない駅ばかりです。天気も良かったので想像つかない場所だからこそ、流れてくる景色に見応えを感じていました。知っていたら車内で寝ていたと思います(笑)。
途中では先ほど見たような幅の広い川を渡る様子を見ることが出来ました。最終的には海へ向かっているのでしょうね。駅と駅の間はこのような景色ばかりでしたので、隣町へ行くのも大変なのではと思ってしまいましたが、線路が繋がっているようにどこかで道路も繋がっているのでしょうね。
玉里駅、瑞穂駅、光復駅と途中駅を少し飛ばしながら、新自強号は停車していきます。ここでも乗車した新自強号と同じ型の電車と行き違いとなりました。この辺りの区間を走行するローカルな列車が見れれば、先程のレトロな客車ではないですが、興味津々でチェックしたいと思ってたのですが、それは叶いませんでした。
座席の足元についてですが、非常に余裕があり快適でした。フットレストは無かったのですが、元々あっても私は余り使わないので、気にならなかったです。加えて前述のように既にこの時には横の席が空いていたままでしたので、前も横もゆとりがありストレスを感じる事は無かったです。
鳳林駅、寿豊駅、志学駅と停車して行きます。寿豊駅前後では曇り空で時折雨が降っていたようでしたが、志学駅に近くなると少し晴れ間が出て雨が止んだ感じです。この辺りの途中も自然豊かな場所でトンネルを通りながら進むので、少し進むと天気が変わる可能性はあるのかなと思いました。
高雄駅から志学駅到着で4時間を超えて来ました。時間的に半分は済みましたが、まだまだ台北駅までの道のりは遠いです。
そして花蓮駅に到着です。今回の区間で一番の大きい駅と思われるのがこの駅です。私も名前だけは知っていました。台湾の東側を観光しようと検索すると起点となる駅としてこの駅が表示されて知った次第です。まだ実現はしてないですが、駅の雰囲気だけでも分かったのは良かったです。ホームもそうですが、駅に到着する時に見える景色からも、今までよりは違う街の規模感を感じました。
この駅で半分以上が降りたと思います。ある程度降りるだろうなと思ってましたが、予想を超えていました。花蓮駅からも乗車はして来ましたが、この段階ではまだまだ15時台と言う事もあってか、降りる人の方が多く、多くの空席を出しながら出発する事になりました。
花蓮駅を出発すると大きな車両基地を見ました。この駅を起点に台北方面に列車を運行していたりしているのでしょうね。全区間完全かは言いかねますが、花蓮駅を出発して再び複線区間となりました。
花蓮駅を出発後は、時刻表を見ると次の停車駅まで1時間以上あります。見えてくる景色が再び大自然の景色に戻り、もう見ることは無いと思っていた海の景色も遠くに見えるような感じになって来ました。上の写真では古い線路跡と思われるものが残っていましたが、このような箇所を幾つか見ました。大自然が広がる厳しい環境下で、線路の補修や必要に応じて作り直し等の維持管理を苦労されていているのかなと思ってしまいます。
そしてもう見ることが無いと思っていた、太平洋を再び見る事が出来ました。行った時は11月で海岸を歩いている人を見ることはありませんでしたが、たまに漁船は見ました。何が取れるのかなと思って見ていました。
トンネル区間が多く、気がつくと少しずつ再び海から離れて走行していました。ずっと大自然の景色を見て来たので、途中途中で確かに駅があったのですが、新自強号が停車するような大きな駅はなさそうですし、実際にこのような景色ばかりだと、確かにずっと通過だろうなと思ってしまいました。この間に反対側も席は移動せず、見える範囲で見たのですが、田畑が広がりその向こうは山と言う景色でして、景色見るならやはり右側の方が良いなと感じました。
そして漸く次の停車駅・羅東駅に到着です。花蓮駅辺りでは日がさしてましたが、この駅では再び雨が降っているようでした。同じ東側でも場所によってかなり天気が違うというか、移り変わりが激しい印象です。
羅東駅出発して暫くは街中の景色になり、約10分後の次の停車駅に近くなると、久しぶりに高架になりました。高雄駅出発して暫くは高架を見ませんでしたが、少し上から見る景色は良いなと思いました。
そして宜蘭駅に到着です。夕方の5時前で反対のホームには写って無いですが、中央付近に多くの学生が列車を待っていました。駅の周りも長閑な雰囲気は薄れて、人口が多そうな街中にある駅という感じになっています。
宜蘭駅を出発して次の停車駅は約1時間10分後の南港駅です。南港駅は台北駅から直ぐなので実質的にはこの区間で殆ど終わりのイメージです。
田畑はまだ結構あるとはいえ、街中の景色になりあとは家の多い少ないはあるにせよ、このようなイメージで南港駅まで進むのかなと言う感じでした。
しかしながらまたまた海沿いを走る事となりました。これは本当に意外でしたね。そして何やら遠くに島が見えます。調べてみると亀山島と言うそうです。そして3月から11月までとか、人数制限があるとかはありますが、行く事は可能なようです。台北からツアーがあるようなので、手軽なのはそれですが、いずれにしても、台湾に行って一つ行ってみたい場所が出来ました。どんなところなのか興味津々です。
1時間以上停車しないので、この間にトイレに行って見ました。清潔で普通に利用する事が出来ました。この辺りは日本のそれと何ら変わりはありません。
今回の私の座席は車両の最後尾で後ろに人がいなかった事もあり最初からリクライニングして座っていました。足元も余裕があり横も途中から不在のままでしたので、気兼ねなく過ごす事が出来ました。
南港駅に向かう途中では日が完全に落ちてしまいました。11時に出発したこの電車旅もいよいよ最終盤と言う感じです。この時はこの車両に乗車しているお客さんも多くはなく、恐らくですが高雄駅から台北駅を目指す為にずっと乗り続けている変な客は私だけでは無いかと思います(笑)。
地下区間に入り、南港駅、松山駅と続けて停車し、いよいよ次は台北駅となりました。この電車は台北駅の少し先にある樹林駅までですが、そこそこ多いお客さんが何故か南港駅、松山駅から乗車して来ました。乗車区間は短いはずですが、ちゃんと特急券等は購入して乗車しているはずです、、。
そして台北駅に到着し、ここで下車しました。途中駅で行き違い電車の影響で10分遅れが生じていましたが、終わってみればリカバリーして1分遅れでの到着となりました。台湾の鉄道も正確に運行しているんだなと思いました。
感想ですが、やはり座席の運が良かった事に尽きると思いました。海側が見える窓側のしかも車両最後部で、横にも途中から人はいない中で、台湾の大自然や海の景色を快適に見れたので、思ったより時間を感じる事は無かったです。横に人がいないのと、足元にも余裕があったので気分的にも余裕がありましたし、好き勝手に体を伸ばしたり、立ち上がったりと体を動かす事も出来ましたので、疲れもなくここまで来れました。車内は海外で良くある「寒すぎる」と言う事はなく、「若干涼しいかも」と言う感じで空調的にも私は良かったです。
逆にずっと満席で通路側の席、若しくは内陸側の席だと感じ方は違っていたと思います。ネット予約した際に「窓側」しか指定が出来なかったのですが、良い場所に割り当てて頂いて本当に感謝です。
景色については、やはり東側は西側で通って見てきた景色とは全然違うなと感じます。台湾が自然豊かな場所だと知る事が出来ましたし、東側の街は全くの未開拓なので、改めてどこかの街へ行って観光して見たいなとも思いました。充実した約7時間の電車旅でした。
台北駅到着後は予約したホテルに向かいます。地下街が大きいので、改札出てまずはホテルの場所が、地下街のどの出口から行った方が良いかを確認してから、地下街を歩きました。地下街の出口を決めてからじゃないと旅行者は迷うと思います。
地上に出た時には台北駅がかなり遠くになっていました。改めて地図アプリでみるとあってそうなので安心して、アプリの指示通りに歩きます。
因みに時間帯は違うので、その点は差し引く必要はありますが、高雄より明らかに過ごし易かったです。地上に出た瞬間に気候の違いを感じました。
アプリの指示通りに歩いていくと、繁華街を歩く事になりました。オシャレなお店が多そうですが、経験的に言うと、このようなところに並んでいる食事処はコスパが余り良く無い印象ではありますが、ひとまず荷物を降ろしたいのでホテルを目指します。
ホテルに到着です。雑居ビルの上層部となっていました。台北では良くあるパターンです。
チェックインを済ませて部屋に入りました。大きめの間取りでベッドも広かったです。雑居ビルに入っているので窓はありません。
トイレはトイレットペーパーを流さないよう日本語で説明がされていました。それは良いのですが、トイレットペーパーの位置が背中になるような気しかしないのですが、私の理解がおかしいのでしょうか?
高雄のホテルと同様に洗面と風呂場に仕切りのカーテンがありません。どんなに気をつけてシャワーしても水が出てしまうので、快適に洗面を私は使うことが出来なくなってしまうのですが、そんな事を思うのは少数派なのでしょうか、、。
意外と言っては失礼ですが、歯ブラシ、櫛、髭剃りがあり、台北では珍しくアメニティが整っていました。嬉しい誤算です。
ネット速度は最低限のスピード結果かなと言う感じでしたが、実際に使うと遅いと言うかアクセス出来ない時もあるくらい、ネット環境は酷かったです。これだけで私の評価は良くなったり、悪くなったりする最重要ポイントです。
その他にも日本だったら修復しそうな、カーペットの穴あきがあったり、机の端には大きな紙屑があったりと、髪の毛がどうこうのレベルではなく、直ぐに目が行きそうなところでさえ、対応してないような印象に見えました。寝て過ごすだけなら、良いのかも知れませんが、色々と気になる点が重なって私には映りました。
荷物を下ろしてホテル周辺を少し散策しながら食事する場所を探しました。やはり煌びやかな通り沿いのお店は若者や観光客向けなのか、混雑はしていてお値段も高めで落ち着けるような雰囲気も見た感じなく、入る気がしませんでしたが、少し裏手を歩いてみると、地元民が食事しているお店を見つける事が出来、お値段もリーズナブルな事もあり、こちらで食事する事にしました。
コスパ良く牛肉チャーハンを美味しく頂きました。量が多くて食べ切るのが大変でしたが何とか食べ切りました。不安だったので単品で注文したのですが、正解でした。他のものも頼んでいたら食べ切れずに残してしまうところでした。海外はもう少し量を減らして欲しいなと思うことが多々あります。
この後はコンビニを探してデザートや飲料水を調達して、部屋で翌日の予定を確認して過ごしました。電車に乗車していただけとはいえ、長く充実した1日が幕を閉じました。
今回の様子は動画にもしてますので合わせてご覧下さい。