ブログ 旅行

石巻観光記|石ノ森萬画館と震災伝承施設を訪ねて

羽後本荘駅から電車を乗り継いで北上駅近くの東横インで宿泊した続きです。

翌朝は東横インの無料朝食からスタートです。朝早めの出発でしたが予定通りに起きれて食事する事が出来て良かったです。無料でつけてくれていますが、ビュッフェタイプで色々なメニューがあり、スタッフさんの対応も朝からキビキビしていてとても気持ちよく食事する事が出来ました。旅行中に朝食をしっかり食べれると、この日も良い観光が出来るような気がします。

身支度して部屋から外を見るとこの日も快晴で天気の不安は無さそうです。2026年3月予定となっていた東横インの北上西口のビルも目の前に見えました。こう見ると私が宿泊している駅の東口側にもホテルがあり、北上駅周辺はホテルが多くあるんだなと思います。速達性のある新幹線は停車しませんが、ビジネス・観光の需要が北上にはあるようです。

北上駅からの出発に合わせてホテルをチェックアウトしました。東横インから駅までは1分もかからないかぐらいなので、列車の遅れが無ければ大きく待たずに直ぐに乗車出来ます。遅れはスマホのJR東日本アプリでチェック出来るので、駅近のホテルだと何かと便利です。

この日は最初に8時過ぎの東京行きのはやぶさ号に乗車します。休日だった為か多くのお客さんはいませんでしたが、平日だと恐らく多くのお客さんがいるような時間帯なのかもしれません。

北上駅を出発です。東京行きの新幹線ですが、旅はまだまだ続くので途中駅で下車します。

東北らしい景色を見ながらの新幹線旅です。休日でしたが多くのお客さんが車内にいました。間違えて東京に帰らないようにと思っていました。

仙台で降りました。仙台を観光する訳では無いのでここで乗り換えとなります。

ここから石巻へ向かいます。東北本線経由の特別快速が速そうだったのでこれに乗車します。ホームで並んで待っていたのですが、待っているところまで電車は来なくて立っていく羽目になりました、、。

仙台駅を出発です。特別快速列車でも石巻までは約50分もの電車旅です。初めて向かいますが、思ったより遠いんだなと思いました。

最初の停車駅である塩釜駅で多くのお客さんが降りたので、予想外に座る事が出来ました。暫くすると海を見ながらの電車旅となりました。太平洋から奥まった湾になっているので、穏やかな海に見えました。この南側が松島となります。

矢本駅到着前には大きな鳴瀬川を渡りました。太平洋の河口付近で川幅がとても広くてゆっくり橋を渡って通過して行きました。

最後の停車駅である矢本駅に到着です。この辺りも当然初めてですが、お客さんが多くいる駅でした。通過駅に行くお客さんも多いのか、乗車しないで次の列車を待つお客さんも多くいました。

そして石巻駅に到着となりました。停車駅は塩釜、高城町、矢本のみで本当に停車駅が少なく最速で来る事が出来て良かったです。この電車に乗車する為に、北上駅を出発していたので効率良かったと思います。電車のロゴも駅構内もマンガ一色です。

石巻駅の駅舎です。東北の駅100選にも選ばれているとの事ですが、駅舎にもアニメのキャラクターがありました。

最初の目的地まで駅から歩きます。「マンガロード」と呼ばれていて、アニメのモニュメントが適度な間隔であり旅行者を楽しませてくれます。

最初にやって来たのが、「旧観慶丸商店」です。1930年(昭和5年)に建設された木造3階建ての建物で、石巻で最初の百貨店として開業しました。当時は陶器や洋品、レコードなど多彩な商品を扱い、石巻初の百貨店として賑わった歴史があります。

戦後は陶器店として約70〜80年にわたり地域住民に親しまれました。2011年の東日本大震災では1階が津波で浸水したものの建物は倒壊を免れ、その後修復されました。2013年に建物は石巻市に寄贈され、2015年には石巻市の有形文化財に指定されました。その後、耐震改修等を経て2017年から文化発信拠点として開館し今に至っています。

1階はイベントスペース、2階は常設展示・企画展示スペースで、旧観慶丸商店の歴史、石巻の文化資料などが展示されていました。震災の時の様子も展示していて、最初はサクッと見るだけのつもりでしたが、思ったより長くいてじっくり見学してしまいました。

旧観慶丸商店の見学後は数分歩いて、旧北上川を渡ると次の目的地が見えて来ました。

やって来たのは「石ノ森萬画館」です。石巻への特別快速の外観や石巻駅や駅からの道もマンガ一色だったのは、この為でした。

こちらは宮城県石巻市にある漫画家・石ノ森章太郎(いしのもり しょうたろう)さんの作品世界を展示・体験できるミュージアムです。石ノ森章太郎さんは『仮面ライダー』『サイボーグ009』など数々の人気作品を生み出した日本を代表する漫画家で、その世界を体感できる施設として2001年に開館しました。

大人から子供まで館内は楽しめる展示になっていて、日本人なら誰でも知っているようなキャラクターが所狭しとありました。改めて色々なキャラクターを見ていると、凄い漫画家さんなんだなと感じました。

この建物も東日本大震災で大きな被害を受けていて、その様子も展示されていました。今では普通の街並みに見えますが、昔から住んでいる方にとってみれば、大きく激変して状況が変わってしまった方々も多くいるのかと思います。月並みではありますが、頑張って生きて欲しいなと展示内容を見て思わずにはいられませんでした。

かなりの時間見学していた事もあり、帰る前に3階のカフェでアイス休憩をしました。旧北上川から太平洋を見据える景色を見ながら美味しく頂きました。

石ノ森萬画館の見学を終えて次の目的地へ行く前に、東日本大震災伝承板を見ました。この辺りがどんな感じだったのか改めて見入ってしまいました。訪問時は何事もなく平穏な感じしかしませんでしたが、過去には悲惨な状況があり、そこからよくここまで戻ったんだなと思うとしみじみしてしまいました。

石ノ森萬画館を後にして、対岸にある「石巻市かわまち交流センター かわべい」に行って自転車をレンタルしました。次の目的地までは歩いて行くのは遠いので自転車で移動します。晴れていたので予定通りレンタルする事が出来ました。

海沿いまで自転車で移動します。この辺りは平坦な道が続くのかと思いきや、日和山と言う山を越えて行く感じになり、急激な坂道を登って下ってと言う感じになりました。たまたまですが電動自転車を借りる事が出来て本当に良かったです。

やって来たのは、「石巻南浜津波復興祈念公園」です。石巻へ行った時には是非来てみたいなと思っていたのですが、歩いて行くには遠く、公共交通機関も無さそうだったので、どうしたものかと思っていたのですが、レンタル自転車で行く事が出来て良かったです。

まずは「がんばろう!石巻」の看板を見に来ました。この辺りは以前は住宅街だったとの事ですが、今は公園と言うか平地になっていて遠くを見渡せるようになっていました。当時この辺りに住んでいた方々はどこかに引っ越されたのだとは思うのですが、相当辛い日々を過ごされたことかと思います。看板を見ただけで、色々な思いが込み上げて来ました。

その後は同じ敷地内にある「みやぎ東日本大震災津波伝承館」にやって来ました。こちらは無料で見学出来る施設です。ここにも来て見たかったです。

スタッフさんに促されて、最初は12分程の映像を拝見しました。映像は津波の恐ろしさをまざまざと伝えるもので、現実とは思えないような映像が続き、あっという間の12分でした。

シアターを見た後は館内の展示をじっくりと拝見させて頂きました。全体的な大震災の事もそうですが、宮城県の被害状況、そして更にブレイクダウンしてこの石巻の被害状況も詳しく説明されていました。今まで歩いて観光、自転車で移動してきた土地が、その当時どんな状況だったのか知りましたが、本当にこの辺りの事だったのかと思うような変わり果てた姿をじっくり見てしまいました。

中々ここまで来るのは難しい側面もあるとは思いますが、全ての日本人に見て欲しい施設です。

石巻南浜津波復興祈念公園での一通りの見学を終えて自転車で戻り、石巻市かわまち交流センター かわべいで返却した後は、お隣の「いしのまき元気いちば」に移動して食事する事にしました。

2階が食事処になっています。店内に入ると券売機で食券購入してから席に座るシステムになっていました。色々と美味しそうなメニューがあり何にしようか迷いましたが、大きく表示されていた「石巻元気御膳」の食券を購入しました。

こちらが出てきた御膳です。マグロ丼、穴子丼に加えてお刺身と2種類の地魚フライと豪華な御膳です。ボリュームはもちろんですが、色々なメニューが楽しめたので、飽きずに美味しく頂きました。お腹一杯になりましたね。

その後は1階の物産売り場を見学しました。石巻で採れた魚や加工品が所狭しと販売されていて多くのお客さんがお買い物をしていました。私もこの後東京の自宅に帰るのであれば、少しお土産で購入する事も考えたのですが、まだ旅の途中だった事もあり荷物になるので申し訳ないとは思いつつ見学だけにしてしまいました。観光する順番を間違えたかなと少し後悔しました。またいつか石巻に来て見たいですね。

いしのまき元気いちばから、来たマンガロードを戻り石巻駅に戻ります。駅に戻ると次の列車までの時間が少しあったので、駅前にあるイオンに立ち寄ってアイス休憩をしました。コンセントもあったのでスマホやカメラを充電する事もできたので良かったです。

この建物ですが、市役所も入っているようでして、イオンと市役所という組み合わせで同じ建物内に入っているのは凄く珍しいのではないでしょうか。人口減少で街をコンパクトにした方が何かと良いと思うので、駅前にお店や市役所が一体的にあるのは、市民にとっても良いのではと思いました。

そして列車の時間近くになり石巻駅に戻って来ました。この後はこの日の宿泊地に移動しますが、その様子は次回で。

ここまでの様子を動画にしていますので、合わせてご覧下さい。

 

-ブログ, 旅行

© 2026 695TFのブログ Powered by AFFINGER5