気がつけば2024年も12月。寒さが増してくるこの季節、皆さんいかがお過ごしでしょうか?今回は仕事帰りに少し足を伸ばして訪れた、癒しスポットについてご紹介します。
と言う事で今回は東京の西部を走るJR青梅線の河辺駅まで仕事帰りにやって来ました。JR青梅線は青梅駅は勿論のこと、終点の奥多摩駅まで乗車経験がありますが、河辺駅に関しては通過はしてますが降りた事は一度もありませんでした。駅名表示みて気がついたのですが、青梅線は130周年なんですね。一言で「130周年」と言ってしまいますが、遡ると1894年からとなるのでいろいろな紆余曲折があったのかと思います。その中でもこの先の青梅駅までは特に今なお沿線人口が多く、電車の運行本数も多い区間となっています。東京駅から直通電車も多く、利用者の多さが伺えます。
最初に駅の南口に来ました。この時はまだ夕方の6時台でしたが、駅前はひっそりとしていて住宅街のようです。まさに東京都内へ通うベッドタウンと言ったところでしょうか。この辺りは東京都青梅市になります。
河辺駅南口を出てすぐのところに、どこか懐かしさを感じる「はちのこ食堂」があります。こちらで夕食とします。
店内に入ると外観と同様に昔ながらの定食屋さんって言う感じで、このような雰囲気を感じるのは本当に久しぶりです。先客が数名いて地元客のようです。家の近くにこのようなお店があれば通ってしまうこと間違いなしですね。カウンター席に座ってメニューを探すとカウンターにはなく、黒板や壁に多くのメニューが表示されていてそこから選ぶような感じでした。どれもリーズナブルな価格帯で何を注文しようか迷いましたが、「とりのから揚と焼肉定食(880円)」を注文しました。
そして出て来たのがこちらです。メニュー名の通りから揚と焼肉が半分半分に盛られていて、キャベツにマカロニサラダがついてました。ご飯は多めに盛られていてこれで880円は抜群のコスパだと思います。テーブルにふりかけがあるのが地味に嬉しいです。
実際に食べて見ると焼肉とから揚はどちらもまるで家庭で作られたような優しい味で、どこか懐かしい気持ちになりました。ボリューム的にも大満足な定食でした。この普通さとお店の居心地の良さが素晴らしいですね。この内容だと他の定食メニューも色々と食べてみたくなります。なかなか今ではない昭和の雰囲気を感じるお店でして河辺駅に行った際には是非こちらで食事して欲しいです。とても良い時間を過ごす事が出来ました。
食事後は河辺駅に戻りそのまま駅の反対側の北口に出ました。南口とは異なり駅前にはイオンとこちらの大きな商業施設がありました。そもそもイオンが駅前にあるのは珍しい印象です。イメージとしては郊外にモールで展開と言う印象なのですが、駅前のイオンは余り見ない気がします。そしてイオンの横にあるこちらの商業施設の中央付近は図書館でしたがこの建物にある上のフロアーに向かいます。
今回のお目当てである「河辺温泉 梅の湯」さんに到着です。駅前のイオンは珍しいですが駅前のスーパー銭湯も東京では余りないのではと思います。車で行く事も勿論出来ますがその時はイオン側の駐車場を利用するようです。しかし駅前の立地だと周辺に住んでいれば別ですが、遠くから来る場合には電車の方が楽に来れると思います。実際仕事終わりに河辺駅まで乗車していれば直ぐにこちらに辿り着けるので、気軽に来る事が出来ました。料金は平日で950円となっていて現金かPayPayでの支払いとなってます。
たまたまなのか平日だといつもなのかは分かりませんが、館内はとても空いていて非常に良かったです。露天風呂は何種類かあり、それぞれのスペースもあるのでゆっくり浸かる事が出来ます。温度は熱すぎずでして長めに浸かっている事が出来るのも私の好みでした。
内湯も数種類あるので楽しみながら温泉に浸かる事が出来ます。内湯も温度設定は熱すぎずでしたので私の理想的な感じだったのも好印象です。体を洗うスペースも多くあるので狭い思いをする事がありません。
サウナや水風呂もあるので至れり尽くせりです。駅前の立地で気軽に入れて、しかも平日950円でここまで施設がありそれを人が少ない状態で利用出来るとなると定期的に通いたくなるような居心地の良さです。口コミを見ると奥多摩から登山客が利用するようなケースがあるらしいですが、平日だからか夜だからなのか、はたまた冬だからなのかそのような格好の人はこの時は皆無でした。
色々な温泉に入って何も考えずゆっくりして凄く気分転換する事が出来ました。お得な回数券の設定もあるようで河辺駅を普段から利用しているのであれば定期的に通いたくなる癒しスポットでした。
食事を事前に済ませて来たので利用しませんでしたが、食事処が館内にあるので風呂上がりに利用する事が出来ます。私はこちらの休憩スペースで冷たい飲料水を飲みながら風呂上がりにゆっくりしてました。危うく寝てしまうところでしたが、スマホで河辺駅からの帰りの時刻をチェックしながらちょうど良い時間にこちらの施設を後にしました。
是非河辺駅へ私のように少し足を伸ばして電車で行けるような方は仕事帰りに立ち寄ってみては如何でしょう。癒されること間違いないと思いますし、何よりアクセスが抜群に良いので気軽に行けるのも魅力です。
河辺駅に戻って帰りの電車を待ってましたが、案内を見ると「12両」の表示に気がつきました。これはもしかして現在試験的に無料で提供されているグリーン車が連結している車両が来るかも知れないと思い、グリーン車の号車案内がある付近で待つことにしました。
電車がホームに入線すると予想通りグリーン車が連結されていました。偶然ではありますが非常に運が良かったです。勿論この時が初めての乗車となりました。
青梅駅からの折り返し電車だったので河辺駅から乗車して2階に進みましたが余裕で席に座る事が出来ました。折り返しの為に進行方向と座席の位置が逆ではありましたが、先客がそのまま座っていたので私も座席の向きを直す事なく座りました。
足元が広くて非常に快適でした。気が付いたのは2階のせいか走行中の音がとても静かだった事です。東海道線の普通グリーン車には何度か乗車経験がありますが、ここまで静かだったかなと言う印象は無いので、快適性が進化しているのかなと思いました。
帰りの駅までずっと快適なまま乗車する事が出来ました。途中駅からも多くのお客さんがグリーン車に乗車してきて、私の横にも別のお客さんが座って来ましたが、座席幅もあるので快適性が犠牲になる事なく利用する事が出来て良かったです。温泉でリラックスした後の帰りに快適な車両に乗車したので寝過ごさないように注意しました。嬉しい悲鳴というやつですねw。
と言う感じで河辺駅で雰囲気の良い食事処で食事して駅前の温泉施設でゆっくりしてグリーン車で帰ってと、仕事終わりに立ち寄ってとても良い時間を過ごす事が出来ました。帰りのグリーン車はおまけですが、食事も温泉も非常に良かったのでまた機会を作って癒しを求めて来てみたいと思います。
こちらの様子は軽く動画にしてますので合わせてご覧下さい。