今回は栃木県へ約半日の小旅行へ行った時の様子をブログしようと思います。
この日は午後から東北新幹線に乗車して栃木県に行きます。新幹線にしては遠距離ではないのと平日という事もあり自由席にしましたが、ギリギリの乗車だったので乗車した号車では窓側には座れませんでした。短い時間の乗車という事もあり他の号車へ移動せず通路側に座っての新幹線旅です。
最初に降りたのは宇都宮駅です。お昼を食べずに来たので遅めのランチで餃子を食べる為に降りました。以前にこのような感じで来た時に平日午後なら並ばずにお店に入れそうな事が分かったので、今回もその再現で下車した次第です。
今回やって来たのは「元祖 宇味家 JR宇都宮駅構内店」さんです。宇都宮の餃子は色々と食べましたが、ここに来たのは恐らく初めてです。この日も期待通り空いていました。やはり来れるのなら平日に限りますね。休日に並ばないで宇都宮の餃子を食べれた記憶がありません。
焼き餃子、フライ餃子(数量限定)とライスセットを注文しました。家の近くなら餃子6個とライスセットでちょうど良い感じですが、折角宇都宮に来ているのでフライ餃子も一緒に注文してしまいました。少し多過ぎるかなと見た瞬間は思いましたが、あっさりと食べられるので美味しく食べ終える事が出来ました。やはり宇都宮の餃子は良いですね(笑)。
食べ終えたら新幹線ホームに戻ります。並ばずに餃子を食べる事が出来たので、予定通り1時間後の次の新幹線に乗車する事が出来ました。乗り遅れると更に1時間後なので、そのあとが窮屈になるのですが、そうならずに済んで良かったです。
宇都宮駅を出発です。次の駅で下車するので自由席にしましたが、空いていて窓側席に座ることが出来ました。
宇都宮を過ぎて栃木県北部になると景色も変わってきて、新幹線の速度も上がり北へ進みます。午後から出発したので既に夕方に差し掛かりそうな感じの様子になっていました。
お隣の那須塩原駅で下車しました。在来線だと宇都宮駅から黒磯駅で乗り換えてこの駅まで来る形になりますが、運行本数も少ないし、時間がかかるしで距離を感じますが、新幹線だと距離感の印象も全然違います。東京まで仕事で通っている人もいそうですね。この駅では思った以上に降りるお客さんがいました。
駅構内のお土産屋さんで栃木名物の「レモン牛乳」を発見!帰りにお土産で購入しようと思ったのですが、営業時間を見ると帰りに立ち寄れるかどうか微妙な感じでしたので、重さ的に軽めのクッキーを先に購入しました。栃木県のお土産といえば「レモン牛乳」を思い浮かべます。
那須塩原駅は在来線で通った事はありましたが、下車したのは初めてです。駅の西口に来ました。
目的地へ行くには駅前の道をずっと真っ直ぐ歩きます。アプリで場所を調べる必要もなく、淡々と進みましたが、途中で歩いている人とすれ違う事はありませんでした。地方はどこでも歩く人は見ませんね。
30分以上歩いたと思いますが、やって来たのは「那須塩原駅前温泉」です。「駅前」の定義は人それぞれですが、少なくても30分以上歩いて「駅前」は無いよなとツッコミを入れたくなるくらい歩きました。温泉に入る前にバス停がありましたので、道路の反対側に行って帰りのバスの時刻を確認し、それに合わせて温泉から出る事にしました。幸い夕方の時間帯には那須塩原駅へ行くバスがありそうでしたので、頭の中に出発時刻を入れて施設に向かいます。
個人の住宅のようなこの建物が「那須塩原駅前温泉」でした。2020年にオープンした温泉でボーリング会社の会長が掘り当てて出来たそうです。元々は個人で掘り当てた天然温泉に入る事を考えていてこのような規模の建物になったそうでして、そこから近所の方にも入れるようにと言う事で今に至っているとの事です。
入浴料は1000円でした。スーパー銭湯でも無いし、車があれば少し行くと有名な温泉郷もあります。強気な価格設定なのかなと言う気がしなくも無いですが、最初は個人で利用しようとしていたくらいなので、ある意味入りたい人が来れば良いと言う事なのかもしれません。実際に中は広くは無いので安く設定して多くのお客さんを捌くと言う感じでも無いと思います。
入浴中に夕方は少しお客さんが来てましたが、それ以前はお客さんが少なくゆっくり寛ぐ事が出来ました。振り返るとゆっくり出来るのは、ある程度の価格設定にしているからこそなのかなとも感じます。
設備的には内湯と露天風呂があって、サウナや水風呂もありそのいずれもがとても綺麗に利用出来るようになっていました。人が少なく快適に利用する事が出来るとむしろ値段が高くて良かったかもと途中では思ったくらい、天然温泉でゆっくりしました。施設の周りは温泉宿があるわけではなく、道路や田畑、そして倉庫や駐車場がある場所ですが、その中でポツンと天然温泉があり楽しめると言うのがユニークです。
と言うことで帰りのバスの時間を踏まえて温泉を出ました。すっかり夜の景色になりました。景色的にも有名温泉地のような感じでは無いですが、実は天然温泉で知る人ぞ知ると言う感じがいいですね。
那須塩原駅へ向かうバスがやって来ました。ガラガラかと思いきや立っている人がいて混雑していました。
駅から30分以上歩きましたが、帰りはバスであっという間です。バスに乗車中に行きに歩いた歩道部分を見たのですが、街灯もなく真っ暗でしたので、バスに乗車する事が出来て本当に良かったと感じました。加えて温泉に入ってスッキリしたのにまた帰りも30分以上歩いて汗かいては意味がなくなりますしね。
そして那須塩原駅に戻って来ました。新幹線の時間を確認すると少し間がありそうです。
駅前にあるお店で食事する事にしました。体も温まって食事さえ済ませれば、後は新幹線車内で寝ていられそうです。
色々なメニューがあり迷いましたが、「おろし那須三元豚肉(税込1100円)」を注文しました。那須三元豚は栃木県北地域において、品種・飼育方法・生産環境に拘る指定生産者により生産された肉との事です。地方に来たら少しでも地方のものを食べたくなるのが人情です。
三元豚肉はさっぱりとしていて柔らかく美味しかったです。量的にもこの時は十分でした。私自身は那須三元豚肉をこの時に知りましたが、ブランド化をしてもっと知名度を上げるような町おこしをしたら良いのにと思いました。既にしているのかな?!地方に行くと知らないものがたくさんあり、旅に出るとそのような事を知る経験が得られるのが良いなと思います。
出発時間を見計らって食事後は駅に戻ります。那須塩原駅始発のなすの号に乗車します。始発と言う事と自由席が多い車両なので、座る場所は選びたい放題でした。予想通り指定席を取る必要は全くなかったです。
那須塩原駅出発時には強い雨が降っていました。雨が降る前に新幹線に乗車する事が出来て運が良かったです。
この後は車内でウトウトしながら東京に戻り、約半日の栃木県旅を終えました。平日の約半日の隙間時間にこのような感じで目的を絞った旅をするのも悪くは無いなと思いましたので、また機会を作って、今回のような軽い旅をしたいと思います。
この時の様子を動画にしてますので合わせてご覧下さい。