今となっては運休してしまった、トキエアーで新潟空港から仙台空港へフライトした続きです。
東京に住んでいると仙台空港へは中々行く機会がありません。次にいつ行くかどうかも分からなかったので、一通りの空港見学をした後は、仙台空港アクセス線で仙台駅に行きます。空港から直結で鉄道駅まで行く事が出来て、とても便利です。JR仙台駅まで行きますが、乗り入れている形であり仙台空港アクセス線はJRではありません。
始発駅で早朝に仙台空港へ行く人は居ても、早朝に仙台空港から仙台駅方向へ行く人は少なかったようで、余裕で座れましたが仙台駅に近くなるに連れて車内に乗車して来る一方になり、非常に混雑する状態になって行きました。
30分掛からず仙台駅に到着です。車内でゆっくり撮影しているような雰囲気はなく、この日は朝早かった事もあり車内でゆっくりして居ました。
新潟から移動して来たとはいえ、早朝から飛行機で来て空港内で食事や見学しても仙台駅に到着したのは10時過ぎ。まだ東京に帰るのは早すぎます。何より新潟・仙台のフライトが今回の旅のメインとはいえ、折角仙台に来て勿体無いです。
仙台駅からバスに乗車して小旅行する事にしました。乗車する路線バスには多くの観光客が並んでいてバスに乗車して行きました。皆さん私と同じ目的地のようです。外国人観光客の方もいましたね。もう本当にどこにでもと言っては言い過ぎですが、外国人観光客が色々な場所に多くいます。
バスにはギリギリで座る事が出来ました。大半のお客さんが観光客のようで殆ど仙台駅から乗り降りは無かった印象で、淡々とバスは進んで行きました。
そして目的のバス停まで来ました。やって来たのは秋保温泉です。いつか行って見たいなと思っていたのですが、このタイミングで実現となりました。この辺りを観光して日帰り温泉に入ってみようと思います。
降車したバス停の前には観光案内所と展示スペースがあり、サクッと見学させて貰いました。
観光案内所の裏手には名取川があり、川沿いを歩くと磊々峡(らいらいきょう)を見る事が出来ました。名取川に浸食された巨岩奇石が覆いかぶさるように迫る美しい峡谷、「磊」とは石がごろごろしているさまから名付けられたようです。晴れ間はありましたが、雪が少し舞うような天気になっていて、肌寒く感じていました。
その後は少し温泉街を歩いて見ました。午前中と言う事もありホテルからチェックアウトするお客さんを見ましたが、温泉街を歩いて見学する人は時間帯的に少なかったです。ツアーと思われる観光バスがホテルから出て、従業員さんが手を振ってお見送りしているのを見ると、日本的らしいなと思いましたね。
散策途中では秋保温泉の共同浴場がありました。建物が広くは無さそうでしたのでスマホで調べてみると、温泉はやはり狭そうとの情報がありましたので、こちらはスキップして他を探す事にしました。安くて良さそうですが、地元客で何度も来れるのならともかく、観光客として遠くから折角来たからにはゆっくり温泉に入りたいですしね。
その後も秋保温泉を散策しながら見つけたのがこちらの「蘭亭」さんです。遠くから見ても大きい旅館施設でネットで調べても、ゆっくり出来そうな日帰り温泉のようでしたのでこちらにこの時はしました。
旅館はとても立派な建物でした。今回は宿泊しませんが一泊二食付きでいつかこのような旅館でゆっくりして見たいものです。
日帰り温泉は900円となっていました。私はタオルを持っていたので必要ないですが、手ぶらで行ってもタオルは何とかなりそうです。プールもあるようなので暑い時期は色々楽しめそうですね。
入浴料をお支払いして温泉に入りました。フロントも立派で日帰り温泉客としては敷居が少し高く感じもしましたが、実際はスタッフさんが気持ち良く迎えて下さり、杞憂な心配でした。
実際に温泉に入った感想ですが、内湯は畳敷になっていて滑りにくくとても温泉客に優しい作りになっていました。温泉もですが体を洗う場所も多くありとてもゆっくりする事が出来ます。まさに秋保温泉でゆっくり温泉に入りたいなと思っていたので、期待通りの施設となっていました。お昼の時間帯でしたので宿泊客はおらず、私と同様に日帰り客が数名いるだけで、施設の広さに対しては殆ど人がいないような感じでして、他のお客さんは全く気にならず温泉に浸かることが出来ました。露天風呂も開放的でとても良かったです。
温泉から出た後はラウンジで休憩する事が出来ました。電源があったのでスマホを充電する事が出来たのも助かりました。
更にWiFiもあり接続すると快適なインターネット接続が出来ました。広い温泉に入ってラウンジで休憩して、スマホの充電が出来てネットも早くてそれで900円ならバーゲンプライスだと感じました。施設選びは大正解だと感じましたね。帰りのバスの時間をチェックしてそれまでラウンジで休憩をしていました。
旅館を出て直ぐの場所にバス停があり、温泉に入る前に事前に時刻を確認していました。それに合わせて旅館から出てバス停で待っていると暫くして仙台駅行きのバスがやって来ました。バスが来た時には空いていて余裕で座ることが出来ました。秋保温泉をぐるぐる回ってお客さんを拾ってから仙台駅へ行くようなルートでした。
秋保温泉から出て、少しずつ道を下りながら仙台駅を目指します。夕方前の時間帯だった事もあり途中で渋滞でノロノロ運転と言うような事はなく、淡々と仙台駅に向けて進んでいました。
市街地に入ってお客さんが増えて仙台駅に間も無く到着という段階では混雑するくらいのお客さんでした。秋保温泉もそうですがその途中も利用客が多い路線のようです。
そして午後3時過ぎに仙台駅に到着となりました。秋保温泉街で食事処はあったのですが混雑していて食べる事が出来ませんでした。そもそもお店の数も少ない感じでした。東京に帰る前に軽く仙台駅近くで食事する事にしました。
仙台駅周辺で食事となると、やはり直ぐに思いつくのが牛タンです。今は値段も結構しますし、たまには仙台で違うものを食べたいなと思いまして、この時は味噌らーめん専門店で、仙台味噌らーめんと味噌チャーハンを美味しく頂きました。辛口の赤味噌という事でしたが、深いコクと豊かな風味がとても良かったです。
食事した後は東京へ帰るだけです。仙台駅始発のやまびこ号で帰る事にしました。速達性では、はやぶさ号になりますが、自由席がガラ空きでしたのでゆっくり帰る事にしました。
仙台駅を出発です。結局この後は東京に到着するまで横にお客さんが来る事なく、車内で過ごす事が出来ました。はやぶさ号で指定席だと混雑していて横に人が来る可能性が高いので、その意味では少し時間は掛かりますが、早めに仙台駅を出発した事もあり良かったかなと思いました。
こうして新潟から仙台へフライトして、仙台で秋保温泉に行って日帰り温泉を経て一泊二日の小旅行を終えました。
最大の目的は新潟・仙台のトキエアーを利用する事でして、どんなフライトなのか経験してみたくて利用したのですが、このブログの執筆時点(2025年4月)では運休が決まり、夏季限定でフライト予定と言うことで良い経験が出来たかなと思います。加えて有名な秋保温泉にも行く事が出来たので色々な経験をすることが出来ました。
また色々と目的を絞って旅行して見たいなと考えています。
今回の様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。