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(乗車記)関東鉄道常総線 取手駅 → 下館駅 / 水海道駅を境に性格の異なるユニークな路線を完乗!

今回は常磐線の取手駅から下館駅までを結ぶ関東鉄道に乗車した時の様子をブログして見ようと思います。

常磐線の電車で特急だと途中下車出来ませんが普通電車の場合には余程の事がない限り我孫子駅で下車しています。今回も取手駅に行く途中で降りる事にしました。常磐線の下りホームだと都合が何かと良いのです。

お目当ては常磐線ホームにあるこちらの「弥生軒」さんです。こちらの唐揚そばが名物でして普段常磐線を利用しない私にとって常磐線を利用する事があればこれを食べようと毎回のように立ち寄ってます。今回も朝食を食べずに自宅から出て朝食でこちらの唐揚そばを食べる気満々で来た次第です。

唐揚2個もあるのですが以前に一度だけ食べた事があり私には多過ぎたのでそれ以降は一個にしていますがそれでも一個の大きさがとても大きいのでこれで普通の人は充分だと思います。唐揚がつゆに染みて美味しくなるんですよね。今回も美味しく頂きました。店内にいる間はお客さんの入れ替わりが激しく相変わらずの人気ぶりです。常磐線の沿線の人は羨ましいなと思いますね。普段利用しない人で常磐線を利用する事があれば改札から出る必要がないので是非ホームにあるお店で食べて見て下さい。

食べ終えると来た電車に乗車します。乗車して次の目的の駅まで座っている間で食休み出来るので効率も良いのが私的には良いです。勿論座れるかどうかはその時の状況にもよりますが編成が長いので下り電車と言う事もあり平日の夕方以降の帰宅時以外は座れるような気がします。

そして取手駅で下車してやって来たのが関東鉄道の取手駅です。今回は乗車した事が無い関東鉄道常総線を利用して下館駅まで行って見る為に取手駅にやって来たのでした。関東の私鉄ローカル線ですが普通にSuicaの改札になっていました。切符については茨城県内のフリー切符「ときわ路パス」をJR側の券売機で購入して利用する事にしました。関東鉄道の利用後も見据えてですがその辺りの様子は順次記載したいと思います。茨城県内の旅行で行く場所によってはお得なので是非ご検討下さい。

関東鉄道のホームに行くと2両編成の列車が入線していました。電化はされてないようです。

そして取手駅を出発すると常磐線の発車と重なり暫くは並走するような形となりました。そして常磐線は右に関東鉄道は左に走行する形で分岐して行きます。

先入観から事前の予想では単線だとばかり思ってましたが複線でした。そしてこの辺りの人口が多いのか住宅街の中を走行していましてローカル線っぽくない感じでとても意外です。普通に東京への通勤圏内の路線なんですね。

取手駅から少し進んでゆめみ野駅に到着です。どの駅でも乗り降りするお客さんが結構いまして事前のイメージと全く違っていました。特に取手駅からの乗車でとても空いていたのでそのまま行くと思っていただけに実際に来て見ると色々な発見や気づきがあります。

続いて稲戸井駅に到着です。この辺りは人口が多いエリアなのか予想外に駅間が短い区間が続きます。この駅でもこれまでの駅と同様に乗り降りがあり気付けば車内は結構混雑して来ました。事前の予想と全く違う状況に少し戸惑うばかりです。

複線が続いているので普通に上り電車と行き違います。見える範囲では上り列車も結構お客さんが乗車していました。取手駅まで出て常磐線で東京方面へ行くお客さんが多いのでしょうね。

戸頭駅に到着です。稲戸井駅と雰囲気が似ていました。どの駅でもホームが長くて長い編成の列車が走るのか昔の名残なのかは分かりませんが2両編成では持て余し気味のホームの長さです。

そして主要駅である守谷駅に近くなって来ると高い建物が見えて来ました。今までは住宅街でしたが商業施設もありそうな雰囲気で町の規模も恐らく大きいのだと思います。

そして守谷駅に到着です。つくばエクスプレスの乗り換え駅と言う事もありローカル線の駅とは思えないくらい立派な駅舎です。

守谷駅で大半のお客さんが降りて行きました。取手駅で空いていてそこからなぜ乗車して来るお客さんが多いのかと思ってたらつくばエクスプレスに乗り換える為のようです。余りの激変ぶりに驚いたのと同時に元々は失礼ながら昼間はこれくらいの雰囲気を予想していたのでようやくイメージに近い雰囲気にはなりました。東京方面へ出るのであれば取手駅まで出て常磐線よりは守谷駅で乗り換えてつくばエクスプレスの方が早いのでしょうね。

お客さんは激減しましたが複線のまま変わらずに北上します。

小絹駅に到着です。流石に守谷駅までとは異なり乗車して来るお客さんが居ないか数人と少なくなりました。

そしてこの列車の終点・水海道駅に行く途中では車両基地がありました。ここでも事前の予想以上に沢山の車両が停車していて予想外の状況でした。車両基地も広かったです。

そしてこの列車の終点・水海道駅に到着です。守谷駅からここまでは数人の乗車となっていました。この列車は折り返しの取手駅行きになるのではなく車両基地に回送となりました。

取手方面のホームで多くのお客さんが待っていたので下館駅方面から列車が来るのかと思ってたら車両基地から列車が来て水海道発で運行する形でした。関東鉄道は初めての乗車で土地勘も無く水海道駅も勿論初めてですが思ったより多くのお客さんがいてびっくりです。

フリー切符なので改札を出て見ました。駅員さんがいる駅でSuicaも簡易型ではないのがあって予想外の連続です。

次の列車まで時間があるので駅の案内を見ていたところ、キハ310形と言う車両の記念乗車券が販売されていまして見た事も無ければ案内で初めて知ったのですがそれも何かの縁かなと思いまして記念に購入しました。

水海道駅舎と駅前ロータリーです。どんな町なのか分かりませんが何故か外国の方向けのお店があって外国人の方をそこで結構見ました。実際に行って見ると色々と発見があるものです。

下館駅へは取手駅からの列車ではなく水海道駅始発の一両でした。この駅始発と言うのは意外でしたが一両と言う事はこの先は需要が少なくなると言う事なのでしょうね。車両基地がある水海道駅の前後で色々と異なる事があります。

私が乗車した後の列車に乗車して来たお客さんも拾ってから水海道駅を出発です。一両編成で少し座席が空いている程度の乗車率となり確かに一両で良さそうな感じに見えました。

北水海道駅に到着です。水海道駅までの駅の雰囲気と比べてすっかりローカルな感じになって来ました。事前のイメージはこんな感じを想定していたのですが水海道駅からこの路線のキャラクターが異なる感じのようです。当然のように乗車して来るお客さんは居ない雰囲気になり今までとは一変しました。

駅間の景色も水海道駅までの住宅街の中を走行する感じから緑が多い景色になって来ました。私が事前にイメージしていた雰囲気と一致して来ました。

続いての駅は中妻駅。この駅で行き違いの列車待ちとなりました。水海道駅以北は単線になってまして一両での運行の理由が車窓からの景色含めて納得な感じです。

中妻駅を出発すると田園風景を見ながらの景色となりました。お客さんも乗車して来るお客さんが殆ど居なくなり逆に少しずつ降りて行くので少しずつ空いて来ていました。

そして三妻駅に到着です。すっかりローカルな感じになりました。取手駅から水海道駅までと同じ路線とは思えないくらいの変化です。

田園地帯を暫く一直線に進むような区間もありました。関東地方もこの辺りに来ると長閑な雰囲気になります。

南石下駅、石下駅、玉村駅と進みます。石下駅は快速が停車する駅で多くの人が降りて行きました。石下駅は駅員さんがいるようでしたが無人駅ばかりにこの辺りではなっています。

気が付くと多くのお客さんが降りて行き車内が空いて来ていました。それだけ降りるお客さんばかりで乗車して来るお客さんが居ないと言う事になります。やはりこの辺りから下館駅に出るような需要は少なくあってもこの辺りだと車社会なのでしょうね。

宗道駅でも行き違いの列車とすれ違いました。本数がこの区間は少ないようですがそれでも一部の時間帯を除き1時間に2本以上はあるので行き違いのシーンを何度か見る事が出来ます。

田園地帯が続くなと思っていると遠くに筑波山を見る事が出来ました。この辺りのシンボル的な山で大人になってからは観光しに行った記憶が無いのでいつか行って見たいなと思うのですが車で行くと走り屋がいそうですし公共交通機関だと面倒なので歯痒い感じがします。

下妻駅に到着です。このまま下館駅に最初は行こうかと思いましたがこの辺りの主要駅でもある下妻駅で降りて次の下館駅行きの列車までの間、この駅周辺で過ごして見る事にしました。

下館駅の改札です。水海道駅とは異なり簡易的なSuicaが設置されていました。水海道駅もこんな感じをイメージしていたのですがお客さんの数が水海道駅が多いようです。この駅は駅員さんがいらっしゃいました。

下妻駅の駅舎と駅前ロータリーの様子です。予想はしてましたが駅から見える範囲でコンビニ等のお店は皆無でした。バスの車庫があってどこまで行くバスがあるのか気になりました。

駅前に無料でしかも登録無しで借りれる自転車がありました。これで検索して見つけた喫茶店まで行く事にしました。歩けなくは無いですが自転車で時間短縮する事で楽に移動かつお店でゆっくりする事が出来ます。

車は走行してましたが歩いている人は殆ど居ませんでした。この辺りはすっかり車社会のエリアです。

そして検索して見つけた「8代葵カフェ」に到着です。

お店の前は公園になっていました。カフェの目の前が綺麗な池のある公園って良いですね。池の周りを散策している人もいました。家の近くにあれば朝夕の散策コースにぴったりな場所ですね。

店内は想像以上に多くの人がいました。自転車でここまで来た時には殆ど人を見なかったので皆さん車で来ているようです。美味しそうな飲み物が多くメニューにあり迷いましたがこの時はフルーツティーを選択しました。店内は一人客も多く思い思いにそれぞれ過ごされていました。店内は明るい雰囲気で過ごし易い感じです。

目の前が公園なので景色を見ながら次の列車の時間までゆっくり休憩していました。自転車でここまで来たのでギリギリまでお店で休めたのは良かったです。歩いて駅まで戻るのであればそれを考慮して早めに撤収しないといけないですしね。

自転車で下妻駅まで戻って後続の下館駅行きの列車に予定通り乗車します。この駅からの乗車はもう一名いらっしゃいました。

下妻駅を出発すると更に緑が多い景色となりました。人口が少なそうで一両で充分なんだろうなと言うのを実感します。

下妻駅の次は大宝駅です。待合室があるだけの駅でした。ローカル駅ですがちゃんとスロープがありました。

後方の車窓を見て見ましたがご覧のように田畑の中をずっと走行するようになりました。

続いて騰波ノ江に到着です。乗車するお客さんは居ませんでしたが降りるお客さんがポツリポツリとこの辺りの駅でもありました。

ポツリポツリと降りて行くので気が付くと車内はかなり空いて来ました。

そして黒子駅に到着です。緑が多くて前半に走行した駅とは全く違う景色となっています。

黒子駅でも列車の行き違いがありました。一両の車両がすれ違うローカル線の景色を関東でも見る事が出来ます。チラッと見る限りではこの列車よりはお客さんは居そうでしたがそれでも全体的にはかなり空いていました。

最後の途中駅は大田郷駅です。この駅からは数人の乗車がありました。次の下館駅でJR水戸線に乗り換えが出来るので乗車のお客さんがいても不思議ではありません。

大田郷駅過ぎると田園地帯が更に広くなりました。北関東のイメージらしい景色です。

下館駅に近くなるとJR水戸線、真岡鐵道と合流して来ました。以前にどちらも乗車した事があってその際に関東鉄道に乗車して見たいとこの辺りでは思っていたので漸く実現する事が出来て良かったとこの辺りでは思っていました。

そして下館駅に到着です。これで関東鉄道常総線を完乗する事が出来ました。他には短い竜ヶ崎線があるようですがいつか乗車して見たいですね。

こちらの路線ですが水海道駅を境に同じ路線とは思えない程、性格が異なる路線でした。水海道駅までは通勤・通学でも需要が多そうな住宅街を走行する複線、水海道以北はローカル線の景色で単線でして色々な異なる景色を見る事が出来る路線でした。そして完乗して思うのは取手駅から下館駅まで思ったより時間が掛かる路線だったと言う事です。同じ茨城県内ですが広いんだなと感じました。関東エリアではなかなか経験出来ない私鉄のローカル線です。是非一度乗車して見て性格の異なる路線を体験してみて下さい。

下館駅です。「ときわ路パス」でここまで来ているので引き続き茨城県内を観光しますがこの後は様子は次回で。

ここまで乗車した様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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