ここから暫くは韓国ソウルへ旅行した時の様子を順次ブログしていこうと思います。
成田空港から韓国・仁川国際空港への移動に、新世代の航空会社「エアプレミア(AIR PREMIA)」を初めて利用しました。
エアプレミアは格安航空会社(LCC)ではなく、フルサービスキャリア(FSC)とLCCの中間に位置する「HSC(ハイブリッド・サービス・キャリア)」と呼ばれる航空会社です。日本でいえばスカイマークのような立ち位置で、コストを抑えつつもボーイング787-9(B787-9)といった大型機材を導入しているのが大きな特徴です。
今回は、オンラインチェックインから成田空港での過ごし方、機内設備や実際の乗り心地、そして仁川到着後の自動出入国審査(SeS)登録まで、実際に搭乗して感じた「良かった点」と「率直に気になった点」を含めてレポートします。
成田空港南ウイング:スムーズすぎる出国とプライオリティパスでの腹ごしらえ
出発当日の成田空港第2ターミナル南ウイングは非常に空いていました。今回は預け入れ手荷物がなく、事前にオンラインチェックインを済ませていたため、チェックインカウンターに立ち寄る必要もありません。保安検査場も待ち時間はほぼゼロで、出国審査まで数分レベルであっという間に通過できました。

成田空港第2ターミナル南ウイングの出発便案内板。保安検査場の待ち時間も0-5分と非常にスムーズでした
搭乗まで時間があったため、プライオリティパスを利用して出国エリア内の「ぼてぢゅう」で食事をとることにしました。熱々のお好み焼きとたこ焼きのセットをしっかりいただきました。

プライオリティパスでいただいたぼてぢゅうのセット。ボリューム満点です
【注意点】エアプレミアの短距離路線(日本〜韓国線など)では、フルサービスキャリアのような無料の機内食サービスはありません。機内でお腹が空くのが心配な方は、搭乗前に空港でしっかり腹ごしらえを済ませておくことをおすすめします。
搭乗口へ移動:YP732便 ソウル(仁川)行き
食事を終えた後は搭乗ゲートへ移動し、スマートフォンなどを充電しながら搭乗案内を待ちます。駐機場には韓国系航空会社の飛行機が多く並んでおり、日韓路線の活況ぶりがうかがえます。

駐機場には時間帯的に韓国へ向かう飛行機が並んでいました
今回の搭乗ゲートは98番ゲート。12:30発のYP732便です。

98番ゲートの搭乗案内表示。エアプレミアYP732便で仁川へ向かいます
搭乗開始となり案内を見ていると、搭乗順はビジネスクラス(プレミアムエコノミー相当のプレミア42)、続いてエコノミークラスのゾーンC、ゾーンBという流れでした。エアプレミアにビジネスクラス設定があることをここで初めて知りました。中長距離を見据えた機材構成になっていることがわかります。
B787-9の機内環境:座席の広さと設備、そして気になった点
機内に入ると、座席は中型・大型機のボーイング787-9型機(3-3-3配列)。まだ日本での知名度はそこまで高くない航空会社だと思っていましたが、機内は8割から9割ほど埋まっており、すでに高い需要があることに驚きました。

シートポケットに備え付けられているB787-9の安全のしおり
シートピッチは一般的なLCCに比べて広く、足元に窮屈感はありません。座席下にはユニバーサルタイプの電源コンセントやUSBポートが完備されており、移動中にスマートフォンやPCをしっかり充電できたのは大変助かりました。到着時にバッテリー残量が100%の状態で行動を開始できるのは大きなメリットです。

各座席に備え付けられた個人用モニター。安全ビデオは日本語字幕にも対応していました

機内は8〜9割ほど埋まっており、落ち着いた雰囲気でした
気になったポイント
快適なフライトだった一方で、いくつか気になった点もありました。
- モニターサイズが小さめ: 各座席に個人用モニターが搭載されており、日本語表示に対応している点は親切ですが、画面サイズ自体はやや小さめです。映画などをじっくり観賞するには少し迫力不足を感じるかもしれませんが、短距離路線で見終えるのも難しいので大きな問題にならないとは思いました。
- 機内アナウンスに日本語がない: 客室乗務員による機内放送は「韓国語」と「英語」のみでした。大手日系・韓国系キャリアのような日本語でのアナウンスはないため、外国語のアナウンスに不慣れな方は少し戸惑う可能性があります。
成田離陸から韓国上空へ
誘導路を進み、大韓航空の飛行機が着陸するのを待ってから滑走路へ進入、無事に離陸しました。時間帯の影響が大きいと思いますが、周囲を見渡しても韓国系の機体が非常に多く目立ちました。

成田空港から離陸し旅が始まります
水平飛行に入ると機内照明がブルーの落ち着いたトーンに減光されました。フライトマップ上では福井市上空あたりから日本海へと抜けるルートを飛行していましたが、あいにく一面の雲海が広がり、日本列島や日本海の景色を見下ろすことは叶いませんでした。

巡航中は機内が青基調の照明に減光され、落ち着いて過ごせます
朝鮮半島に入ると雲が切れ、眼下に韓国の街並みや地上の滑走路がくっきりと見えてきました。

韓国上空へ。眼下には地上の滑走路や街並みが広がっていました
仁川国際空港へ着陸
飛行機は徐々に高度を下げ、仁川大橋周辺の海域上空を通過して最終進入へ向かいます。

仁川国際空港へのアプローチ。海上と沿岸の景色が近づいてきます
定刻通り、仁川国際空港の滑走路に無事着陸。B787-9ならではの静かで揺れの少ない安定した着陸でした。

仁川国際空港に着陸。主翼のスポイラーが立ち上がります

仁川国際空港に到着。搭乗橋から見えたエアプレミアの美しいボーイング787-9
到着後の重要手続き:SeS(自動出入国審査)登録をしてから入国
降機後、通常の入国審査(イミグレーション)の列には直接並ばず、まずは外国人向けの自動出入国審査「SeS(Smart Entry Service)」の登録センターへ向かいました。

イミグレーション手前にあるSeS登録センターの案内表示
ここでパスポートと指紋・顔写真を登録しておけば、次回以降も含めて韓国の自動化ゲートを利用してスムーズに入国審査をパスできるようになります。手続きを終えると、パスポートに「SeS」の登録シールを貼ってもらえました。

無事に登録完了。パスポートにSeS登録ステッカーが貼られました
SeSの手続きと入国審査を終えた後は、空港鉄道(A'REX)の乗り場へ移動し、電車でソウル市内のホテルへ向かいますがこの後の様子は次回で。

空港鉄道(A'REX)の案内表示に従い、ソウル市内へ向かいます
まとめ:エアプレミア搭乗の総評
初めて利用したエアプレミアですが、B787-9型機の広めのシートピッチや充電環境など、LCCとは一線を画す快適さがありました。機内食がない点や日本語放送がない点、モニターが小さめといった注意点はありますが、コストと快適性のバランスを重視する旅行者にとって非常に有力な選択肢になると感じます。
【動画で見る】成田〜仁川フライトの全容はこちら!
空港の雰囲気や離着陸の様子、機内のリアルな空気感は動画のほうがより鮮明に伝わります。ぜひあわせて以下のYouTube動画もチェックしてみてください!