
はじめに:財布から出てきた有効期限切れのSuica付きクレカ
メインの決済はスマホ(モバイルSuicaや各種キャッシュレス)に移行しているものの、ポイント還元用として維持している「ビックカメラSuicaカード」。
ふと有効期限を見ると、すでに期限切れ。新しいカードは手元に届いていたのですが、同封されていた案内チラシを見てギョッとしました。
「新しくお届けしたカードには、Suicaチャージ残高は引き継がれておりません」 「旧カードの有効期限内にSuicaチャージ残高を使い切ってください」

「え、残高引き継がれないの……?」 、ビューカードアプリで確認してみると、なぜか旧カードの中に2,000円ほどの残高が残っていました。
普段はモバイルSuicaしか使っていないはずなのに、昔にオートチャージ設定をしたのかもしれませんが、いずれにせよ放置すると2,000円が宙に浮いてしまいます。
ATMに行くのが面倒…でも放置はもったいない!
街での利用はクレジットカードの有効期限に関係なく使えるような気もしたのですが、会計時に面倒なことになっても困るので返金をすることにしました。案内チラシの裏面を見ると、残高を回収する方法は以下の2択でした。
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駅ナカATM「VIEW ALTTE(ビューアルッテ)」で払い戻す(その場で現金返金)
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カードを切って郵送する(約1ヶ月後に口座返金)

郵送も封筒を用意したりするのが地味に面倒、切手代もかかります。 ということで、先日JRを利用した移動の合間に、駅構内で空いているVIEW ALTTEを見つけてサクッと払い戻しをしてきました。最寄駅にVIEW ALTTEが無いのも地味に不便で大きめの駅で後ろに並ばれてもと言うのもあったので、タイミングを見計らっていました。
VIEW ALTTEで払い戻し完了!レシートのレトロ感に思わず苦笑
操作自体は「旧カードを挿入して暗証番号を入力するだけ」なので数分で完了し、無事に2,000円が現金で戻ってきました。
ただ、出てきた利用明細票を見て思わずクスッとしてしまいました。

「SUICAハライモト゛シカ゛ク:¥ 2,000」 「SUICAトシテ、コ゛リヨウテ゛キナクナリマス」 「コウシンノカタハ、カート゛ヲハキシテクタ゛サイ」
濁点と半濁点が律儀に1文字分離した、昔懐かしい半角カタカナ表記。 銀行やJRの基幹システムを支えるレガシーな堅牢さを感じつつも、「令和の時代、もう少しスマートなフォントにならないものか……」と心の中でツッコミを入れてしまいました。
そもそも、なぜSuica付きクレカには「タッチ決済」がつかないのか?
無事に払い戻しを終えて古いカードを眺めていて、ふと思ったことがあります。

「今の時代、カード側のSuica機能よりも、Visaなどのクレカタッチ決済をつけてくれた方が圧倒的に便利では?」
最近のクレジットカードはサインや暗証番号不要の「タッチ決済(EMVコンタクトレス)」が標準になりつつあります。しかし、Suica一体型カードには基本的に国際ブランドのタッチ決済が搭載されていません。
調べてみると、主に以下の理由があるようです。
1. チップとアンテナの干渉問題(技術的要因)
Suica(FeliCa規格)と、Visaなどのタッチ決済(Type-A/B規格)は、通信規格や周波数の仕様が異なります。1枚の薄いカードの中に両方のアンテナを同居させると、レジにかざした際に電波干渉や読み取りエラーが起きやすくなるという技術的なハードルがあります。
2. JR東日本のビジネス戦略
JR東日本としては、駅ナカや街の少額決済で他社のクレカタッチを使われるより、自社の「Suica決済」を使ってもらう方が手数料や経済圏の囲い込みの面でメリットがあります。
(※ちなみに、Suicaが付いていない純粋なビューカードには、すでにVisa/JCBのタッチ決済が搭載されています)
結論:新しいカードではSuica機能を使わず「モバイルSuica一本化」が正解
今回の教訓を踏まえ、新しいカードでは「物理カードのSuica機能は一切使わない」運用にすることにしました。
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ビックカメラSuicaカードの役割: モバイルSuicaへのチャージ専用クレカ(1.5%還元を受けるため)として割り切る。
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日々の決済: スマホの「モバイルSuica」や、他カードのタッチ決済・QRコード決済に統一。
この体制にしておけば、5年後・6年後に再びカードの有効期限が切れても、アプリ上のカード情報を更新するだけで完結します。駅のATMに並んだり、半角カタカナのレシートと向き合う必要もありません。
おわりに
カード更新のタイミングで「Suica機能あり」か「タッチ決済あり(Suicaなし)」をユーザー側で選択できるようになれば一番ありがたいのですが、提携カードの仕様上なかなか難しそうです。
新しいカードが届くと、古いカードはすぐにハサミを入れて捨ててしまいがちです。
もし手元に更新を迎えたSuica付きクレジットカードがある方は、「ハサミを入れて破棄する前」にSuicaチャージ残高が残っていないか、ぜひ一度チェックしてみてください!