JR東北本線の小牛田駅から山形駅まで移動して来た続きです。

起床して外を見ると雲が多く道路は濡れていました。スマホの通知を見ると深夜に大雨が降ったようです。この日は天気が重要になってくるので、昨日までの快晴ではないのが非常に気がかりです。

ホテルの朝食は少し高いなと思って、食事なしで予約していました。前夜に調べたお店まで朝食を調達しに散歩兼ねて歩きます。ちょうど通学の時間帯だったようで多くの学生が通学しているのをみました。

前日に調べた「森のたんぼ」さんに到着です。出来立てのおにぎりを提供してくれるテイクアウトのお店です。こちらで季節のおにぎり「わさび味噌」、「きのこみそ」と「さけ」の三つを注文しました。

袋を持ってこなくて、予想外に有料と言われてしまったので部屋までこのまま持って帰る事にしました。出来立てで温かさが手に伝わり、とても美味しそうです。

部屋に戻って温かいうちに早速食べました。お米がとても美味しく、3つは私にとって多いかなと思ったのですが、余裕で食べる事が出来ました。こういうおにぎりでハズレは無いだろうなと思ってお店に行ったのですが、大正解だったと感じました。朝から幸先良いスタートです。

バスの時間に合わせてホテルをチェックアウトしました。バスが出発する山形駅東口まで連絡通路を使って向かいます。途中ではサッカーの広告を見ました。地方にどんどんサッカーが根付いて欲しいですが、寒さが厳しくなる時期はどうなのかだけが気になります。

この日は以前から行ってみたかった蔵王温泉に行く事に決めていました。前夜にバスの時間を調べて来たのですが、ある程度の外国人がいるとは思っていたものの、大半が外国人だとは思いませんでした。まるで私がアウェーのような感じに錯覚してしまいましたね(笑)。

定刻になりバスが出発します。Suicaが使えたのでサクッと乗車する事が出来ます。大半の外国人も無記名式のSuicaでスムーズに乗車していました。それにしてもここまで外国人が多いとはビックリです。中でもこの時は欧米系の人が多かったです。

乗車したバスは観光バスのタイプでしたが、蔵王温泉までの直行バスではなく、実態は路線バスでした。途中から地元の人が乗って降りてというシーンを見ました。

バスは少しずつ中心部から郊外に進みます。バス乗車中もずっと天気が気になっていました。

そのうち坂を登るようになって来ました。山形駅中心部の標高はネットで調べると、133メートル程度で東京に比べると勿論高いですが、更にそこからどんどん上がっていきます。途中では景色の良いポイントも結構ありました。

そのまま山道を進んで蔵王温泉バスターミナルに到着となりました。時間にすると約40分前後といったところです。この辺りの標高は約880メートルで明らかに乗車した、山形駅とは気温が違っていました。それにしてもバスの運転手さんは決して広くはない山道を上手に運転されるなと感心するばかりです。

最初の目的地に向けてバスターミナルから歩きます。温泉には勿論入りたいですが、時間的に早過ぎるのでまずは観光です。

利用してみたかった、蔵王ロープウェイの山麓駅にやって来ました。上を見ても何も見えない状態で大丈夫なのかなという感じです。

ロープウェイを乗り継いで山頂駅まで行きたかったのですが、生憎山頂線は運休となっていました。途中の樹氷高原駅でも雨が降っているようで、山麓駅付近と天候が違うようです。天気予報が悪かったので、予想はしていたのですが、実際に目の当たりにすると残念という感じです。とはいえ折角来たので行けるところまで行ってみようと思い、山麓線を利用して樹氷高原駅まで往復する事にしました。運賃は往復で2200円です。時刻表を見ると15分間隔で来ているので、少し待てば乗車出来るという感じでした。

山麓駅を出発です。ここから約7分のロープウェイ旅の始まりです。こうしてみるとバスで結構な上まで来たんだなと実感しました。

ロープウェイの横はスキー場になっていました。冬になると大勢の人が来るんでしょうね。そして霞んでいますが遠くには街並みが見えるようになりました。どうやらかみのやま温泉周辺のようです。

更に進むとガスがかかってきて視界が悪くなって来ました。蔵王温泉街が少し見えていますが、温泉街自体は山の一角にあるんだなと言うのが分かりました。

ロープウェイ乗車して中盤から後半になると全く景色が見えなくなってしまいました。こうも急に天気が変わるものなんだなと実感しました。自然は侮っては本当にいけませんね。

そして樹氷高原駅に到着したのですが、何も見えずに観光どころではない感じでした。これならこの先の山頂線が運休になってしまうのも仕方がありません。この辺りの標高は1300メートルを超えていて、山麓駅付近とは全然様子が異なっていました。

駅から周辺を散策してみようにも、雨足が強くなって来て何も出来ませんでした。単純にロープウェイで来ただけとなってしまいましたが、これじゃ仕方ないと諦めがつく感じでした。中途半端に行けるかもしれないけど、行けなかったと言うよりは、これだけ天候が悪い方が諦めがつきます。楽しみにして来たのですが、タッチ&ゴーで戻る事にしました。

樹氷高原駅から戻ります。なぜか戻るロープウェイには韓国人グループがいました。韓国からわざわざ来て残念だとは思いますが、天気には勝てません。

行って&戻ってと言う感じだけになりましたが、無事に山麓駅に戻って来ました。山頂へ行くのはまたいつの日かリベンジしたいと思います。

ロープウェイ乗車後は次の目的地まで歩きます。途中からは坂道一辺倒でかなり歩き続けるのが大変でしたが、歩き続けた先には良い思いが出来ると信じて頑張って歩き続けました。

やって来たのが、蔵王温泉大露天風呂です。ここもどんなところなのか来てみたかった所です。
こちらはHPを確認して欲しいのですが、毎年4月後半から11月後半まで営業の源泉掛け流し温泉です。シャワーや石鹸&シャンプーがなく、大自然の中で天然温泉に浸かるのみとなります。
入口から実際の温泉まで時代劇のセットに出て来そうな、凄く趣のある温泉です。川の音を聞きながら、自然の綺麗な空気を吸いながら入る天然温泉はここならではだと感じました。山頂へ行けなかった事もあり、当初の予定より大幅に早く来たので、逆にここで予定よりゆっくり浸かる事が出来ました。当日は平日だった事もあってかお客さんが少なく、時には貸切状態になるくらいでして、いつまでもいたくなる露天風呂でした。日本にもまだこう言う場所があるんだなと思いましたし、いつまでも営業し続けて欲しいです。

温泉から出た後は来た道を戻ります。今度は一方的に下りだったので、とても楽に戻る事が出来ました。途中すれ違う人もいなかったので、私のようにバスで山形駅からバスターミナルを経て歩いてくる人は少ないのかもしれません。

大露天風呂に入って、お昼もかなり過ぎたので、食事しにこちらの「食事処とみたや」さんにやって来ました。蔵王温泉街は大きくはないので食事処が限られています。その中でも貴重なお店と言えます。

ジンギスカン定食を注文して出て来たのがこちらです。なんでも蔵王温泉がジンギスカン発祥の地とされているようでして、この辺りの名物との事です。北海道が有名ですが蔵王温泉で意外な感じでしたが、そのお話をお店の方にお伺いして注文した次第です。

久しぶりにジンギスカンを食べたので、食べ方を忘れかけていましたが、お店の方にお伺いして美味しく食事する事が出来ました。お肉の量がとても多くて非常に食べ応えがあり、とても美味しかったです。お値段は2100円でしたが食べ終えて振り返ると安く感じるくらいのボリュームでした。

食事後は少しロープウェイ方向に歩いて、「新左衛門の湯」にやって来ました。先程行った大露天風呂は浸かるだけだったので、こちらで改めて温泉に入る事にしました。お土産屋さんと併設していて、尚且つ温泉の中には食事処もありました。こちらで全て完結出来そうな感じです。

温泉は食事処を通り過ぎて、施設奥にありました。蔵王温泉は日本屈指の強酸性なので硫黄の香りがとてもしますが、それが「蔵王温泉に来た」感を感じてとても良かったです。露天風呂はスペースも充分で、何よりとても綺麗に維持管理されていて、とても気持ちよかったです。ここでも平日だったためかお客さんも少なかったので、本当に極楽状態でした。素晴らしい施設だったと思います。

温泉後は休憩スペースでバスの出発時間までクールダウンして休憩です。休憩中に山形駅から帰りの新幹線のチケットをえきねっとで予約して帰る準備もしました。美味しい食事をして温泉で寛いで後は帰るだけです。

バスターミナルへ行く途中でローソンがあったので、アイスクリーム休憩をしました。完全に「整った」状態になりバスに乗車出来そうです。

バスターミナルに少し早めに来ました。どの程度混雑するのか分からなかったので早めに来たのですが、余裕で乗車出来るお客さんの数でした。行きに多くの外国人がいましたが、皆さん蔵王で宿泊するのか、帰りは外国人観光客はいませんでした。

蔵王温泉バスターミナルを出発です。天候の為に山頂まで行けなかったのは残念ですが、蔵王温泉を十分堪能出来たのかなと思います。次回はなんとか山頂へ行ってみたいですね。

約880メートルの標高から一気に下っていきます。山形らしい山に囲まれた盆地の景色を見ながらのバス旅です。

山形駅に近くなると急に雨が降って来ました。この日は終日とても変わりやすい天気でした。旅行と天気は本当に一期一会と言うか運ですね。

雨の天気の中、山形駅に到着です。夕方の時間帯と言う事もあり途中から乗車する地元客の人がかなりいましたが、座席が多いバスだったので混雑という感じは全くなかったです。

新幹線の時間まで少し間があるので、「そば処 三津屋 エスパル山形店」で先に食事する事にしました。時間が無ければ駅弁を購入し て車内で食べようと思っていましたが、時間があるのであれば駅弁よりお店で食事したほうがコスパも良いですしね。

注文したのは「山菜そば(税込1430円)」です。少し割高感を食べる前は感じましたが、蕎麦の食感、出汁の美味しさ、山菜の多さも良くて満足感がとても高かったです。食べログの評価がとても高いお店ですが、その理由が分かるような気がしました。

長かった旅もいよいよ終わりです。最後はつばさ156号で東京へ帰ります。

つばさ156号がやって来ました。新庄駅から来た新幹線ですが、山形新幹線は全車指定席なので座れない心配はありません。

山形駅を出発です。思ったより車内にはお客さんがいたので、早めに窓側の座席を確保しておいてよかったと思いました。また山形へ遊びに来たいなと思いながら流れ去るホームを見ていました。

温泉入って食事も済ませたので、東京までの車内ではゆっくり寝て過ごしていました。愛車だと地方で温泉に入って寛いでも改めて気合い入れ直して事故しないよう注意力Maxで運転して帰る必要がありますが、やはり新幹線で帰れると早くて楽だし、寝て帰れるのは有り難いなと思いました。そんな事を思っているから愛車の距離が伸びないのでしょうね(笑)。
今回の旅も無事に完了することが出来ました。また色々な所へ出掛けて新しい発見をしたいなと思います。
今回の様子を動画にしていますので、合わせてご覧下さい。