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ジャカルタ観光2日目:異文化と自然を楽しむ!ボゴール植物園とジャカルタ大聖堂訪問記

ジャカルタ観光の続きです。前日はモナスとタマンミニに行ってましたが、この日も1日観光していたのでその様子をブログします。

この日も前日の再現をするかのように快晴でした。前日も暑くて熱中症に気をつけながらでしたがこの日も同じように注意しながら観光する必要があるようです。

この日の朝食もホテルのビュッフェで食事です。メニューは同じような感じでしたが、前日食べてないのを中心に美味しく朝食を頂きました。前日同様に多くのお客さんが食事してましたが、少なくても日本語が聞こえるような事はありませんでした。東アジアの人自体が少なかった印象です。

食事後は身支度してこの日も早めに観光で出発です。郊外に行くのでGrabを極力使わないで行きます。

ホテルから結構歩きましたが、サワブサール駅にやって来ました。目的地までの行程を調べるとこの駅から行くのが一番分かりやすそうだった為です。

もう少し小汚いと言っては失礼ですが、古い駅なのかなと思ってたのですがとても綺麗でビックリです。写真だけ見ると日本の駅と見た目は変わらないのではないかと思います。後で調べると1993年に日本の援助で高架に駅がなったそうです。

そして時刻表を見るとビックリするくらいの運行本数がありました。良くて1時間に3本くらいかなと思ってたのですが、それどころではなく日本の通勤電車と変わらないような本数です。

電車がやって来ました。この電車の終点・ボゴール駅に行きます。乗り換えなしで行けるのでこの駅までホテルから歩いて来ました。

初日と同様に日本の中古電車と思われる車両でした。そして車両編成も長くて10両はあったと記憶しています。更に運行本数が多いだけあって長い車両編成にも関わらず、ロングシートの座席はこの駅時点でかなり埋まっていました。調べると始発駅から4駅目のようです。

調べるとざっと50キロの道のりを1時間半かけてボゴールまで行くようですが、郊外に行くので徐々に空いていくのかと思いきや逆に混雑してきてボゴール駅に近くなる頃には車内は満員に近い状態になっていました。景色は郊外の景色になっていたのに不思議なものです。とても車内で外の景色を撮影する感じではありませんでした。

そして終点のボゴール駅に到着です。運行本数が多いせいかホームが幾つもあり車両が多く停まっていました。人が多く降りたので少し空いてから改札を出ようと思ったのですが、次の電車が来てしまったのでキリがない感じでした。こんなに多くの人が集まる駅だとは思わず本当に予想外の展開です。

大袈裟ではなくやっとの思いで改札を出ました。日本のSuicaが如何に優秀で多くの人がいても素早く改札を行き来出来るのかが良く分かります。日本で生活しているとSuicaの出入りが当たり前で慣れてしまっていますが、海外に行くと如何にそれが優れているのか痛感します。

駅に行く事が最終目的地ではなく、そこから目的地まで移動します。人もそうですが車も渋滞でノロノロ運転となってました。色々な意味でこんなカオスな状態だとは全く思いませんでした。

アプリで目的地まで調べると歩くと30分弱あるようです。暑くて熱中症になっても困るのでバスで行ってみる事にしたのですが、バス停には多くの地元客がいてこれまたカオスな感じでした。来たバスには乗車出来ず次のバスを待つ羽目になりました。

そして次のバスがやって来たので何とか乗車する事が出来ました。これで目的地近くのバス停で降りれば到着すると思っていたのですが、、、

バスは途中からアプリで示されていたルートとは異なる道に進んでしまい、行きたい場所とは離れた方へ進んでしまいました。暫く待てば状況が変わるのかなと思いましたが、やはりどんどん離れた方へバスは進んでしまっています。

このままだとヤバイと感じたので見知らぬバス停で取り敢えず下車しました。しかし既にかなり目的地とは離れていて歩いて行くには30分では済まないくらい歩く必要があるようで、この暑さだと危ないなと思いました。途方に暮れてましたが、冷静になりGrabでタクシーを探すと無事に見つける事が出来ました。

と言う事で何をしているのか、、、と思いながら結局Grabで目的地まで行く形になりました。今もなぜバスの番号があっていたにも関わらずアプリで示されたルートと違う方へ行ってしまったのか良くわかっていません。今まで色々な国でGoogle Mapで検索して違う方へ行った事が無かったので運が悪かったと思うようにしました。

予定よりもかなり遅くなって目的地のボゴール植物園の入口に到着です。結果的にはボゴール駅から歩いて行った方が早かったのですが、こればっかりは結果論なので仕方ありません。気を取り直して入園料を払って中へ入りました。

有料の植物園だけあってとても敷地内は綺麗に整備されていました。圧倒的に地元の方が多く観光客は少なかったです。地元の方は植物園と言うよりは公園に散策するような感じで入園していたようで、歩き回って観察するよりも1箇所で食事や連れと談笑していた感じでした。ほのぼのした時間が流れていました。

こちらはドイツ生まれのラインワルトの碑です。この方が1817年に、当時のオランダ東インド植民地政府の依頼を受け、ボゴール植物園を設立したとの事でとても長い歴史がある植物園となっています。

その後もインドネシアの竹藪やGayamと呼ばれるインドネシアに多く見られる植物を見たりと、敷地内を歩くと様々な植物を見る事が出来ます。

途中では大きな広場に出ました。地元の方が大半で綺麗な芝生の上で思い思いに過ごしているのを見ると、東京で言うと昭和記念公園、若しくは代々木公園と言う感じに見えました。1800年台からの歴史ある植物園ですが昔からこのような形で地元に親しまれていたのでしょうね。

歩き疲れたので途中ではコーヒー休憩です。味は美味しかったのですが、キンキンの冷たいのを飲みたかったのでアツアツの天候時には正直イマイチな感じでしたw。

ボゴール植物園を後にして目の前から伸びている商店街のようなストリートを歩いてみる事にしました。多くの車が通っていて人も多く見えた為です。

こちらの古めかしい建物はマーケットのようでした。よく言えば歴史を感じる建物で、悪く言えばボロボロの建物でちょっと観光客が行って買うようなお店があるようには見えませんでしたが、なかなか来る事も無いので少し立ち寄ってみる事にしました。

外観からの予想通り建物内は綺麗な感じではありませんでしたが、開いているお店は綺麗でした。観光客が買えそうなものはなくフードコートのようなものもないので、あくまでも地元の為のお店と言う感じです。そもそもここまで観光客が来るのかも分かりません。と言うのもボゴール植物園には観光客も多少いましたが、この通り沿いには殆ど現地の人しか歩いて無かった感じです。

それでも暫くは駅と反対方向にはなりますが、人が多く車も渋滞するくらいでしたので何があるのかなと思いながら先に進んで行きました。

途中でコンビニがありましたので、クールダウンする為に飲み物&アイス休憩です。お店を見つけたら仮に余裕がまだあっても早めに入って休憩するように心がけています。イートインスペースで涼し見ながらアイス食べて休憩していると猫が入ってきて猫も涼んでいました。店員さんも猫をそのままにしていて日本だと考えにくい状況ですが、悪さをする訳でもなく微笑ましい感じさえしました。

冷たいものを食べて体がリセットされたのか、お腹が空いて来ました。それまでは暑さで冷たいものが食べたいなと言う感じしかしませんでしたが、体が冷えて来て通常の状態に近い形になると食欲が少し出て来ました。お店を探しながらストリートを歩きます。相変わらず車が全く動かない状況で、この先に何があってどうなっているのか気になりましたが結局よく分かりませんでした。

途中でオシャレで入り易そうなお店を見つけたので、こちらのお店で食事休憩する事にしました。とても雰囲気が良さそうなお店です。

外国人が来るのが珍しいのか少し驚かれましたが、席に案内されると現地語のメニューを渡されました。Google翻訳で大まかに内容を確認して、こちらのソトミーと呼ばれるインドネシア料理を注文して見ました。海外では水を飲むのはトラブルの元なのでアイスカフェラテを一緒に注文しました。

そして出て来たのがこちらです。麺の中に骨付きの肉と内臓の肉か何かが大根と一緒に入っていました。スパイシーな味付けなのかなと思ってたら全然そのような事はなく、体に優しい味付けとなっていました。とても食べ易くて難なく最後まで美味しく食事する事が出来ました。これは日本でも受けるような料理だと感じました。たまたまですが良い店に入って良かったです。帰りのボゴール駅までのルートを確認しながらカフェラテを飲んでゆっくりしていました。

食事後はボゴール駅に歩いて戻りました。30分以上掛かるようですが、Grabを呼ぶにしても駅とは反対方向の一方通行ですし、何より車が渋滞していて明らかに得策では無さそうでした。

駅までの途中ではバス停もありましたが、行きにハマって全く別の場所に行ってしまったので自分の足を信じる事にしました。歩いて行けば疲れるし時間は掛かりますが、確実に駅に辿り着く事が出来ます。

かなり歩き続けましたが漸くボゴール駅に到着です。行きに来た時と同様に相変わらず駅周辺には多くの人がいて混雑してました。

改札に入ろうとすると更にカオスな感じになっていました。繰り返しますが、日本のSuicaは優秀過ぎます。海外に行くと当たり前だと思っていたSuicaでサクッと改札を出入り出来る事が大袈裟に言えば神に感じます。

漸くホームに入る事が出来ました。直ぐに出発する電車は混雑していて座れなかったのでその後の電車で座って戻る事にしました。日本の中古車両だと思うのですが、こちらは東急でしょうか?!車内のロングシートも日本で座るようなシートで乗り心地は全く日本と変わる事は無かったです。

乗車した電車も出発直前になると多くの人が立つくらいの混雑になり最初から最後までボゴールの混雑ぶりには驚くばかりです。こんな人の多い場所とは全く思ってなかったので最初から最後までずっと予想外の連続でした。

1時間半近く電車に揺られ続けて電車から降りた時にはすっかり夜になっていました。

降りたのは行きに利用したサワブサール駅の一つ手前のジュアンダ駅で降りました。この駅も1993年に日本の援助で高架になったようでとても綺麗な駅となっていました。

ジュアンダ駅から目的地まで少し歩きます。相変わらず信号が欲しい所になくて道路を渡るのに苦労しました。足が弱い人やハンディキャップの人は大丈夫なのかなと心配になるくらいです。

やって来たのはジャカルタ大聖堂です。大きくて立派な建物はライトアップされていてとても雰囲気がありました。簡単な荷物チェックのセキュリティを通過して中に入るとミサが行われていました。カトリック信者では無いですが居ることには問題ないとの事で暫くはミサを聞いていました。周りを見ると真剣に信者が聞いていてとても良いものを見ました。日本にいると海外のニュースで戦争や政争の理由で宗教が持ち出される度に何だかなぁ、、、と思っていましたが、真剣に祈りを捧げている姿を見ると、とても美しく本来の宗教はこう言うものだよなと感じました。信者では無いですが色々と見て思うところがありました。

ミサが終わって大聖堂内を撮影しました。とても美しい建築物でミサの間はとても厳かな気持ちになりました。人様に迷惑をかけず信じるものに祈りを捧げるのが本来の宗教だと思うのですが、その様子を見る事が出来て気持ちが洗われました。偶然ですがミサの時間に遭遇して良い体験をする事が出来ました。

ジャカルタ大聖堂と道路を挟んで反対にあるのが、イスティクラル大モスクです。大きいと言うより巨大なモスクでして、調べると東南アジア最大のモスクのようです。こちらは観光客が入れる時間が決まっていてこの時は入れなかったので、翌日出直す事にしました。

カトリック教とイスラム教が道路を隔てて隣り合わせに大きい施設があるのは世界でも珍しいそうです。しかしインドネシアは多民族国家であり様々な宗教や考えが尊重されています。そのような思想があるからこそ、隣り合わせに異宗教の施設があっても上手く共存して行くことが出来るようです。

モスクから宿泊先のホテルまで歩いて25分前後と言った感じでした。Grabで行っても直ぐで利用するまでも無い距離でしたし、駅に戻って一駅移動しても歩く距離は15分以上あり時間効率は悪そうです。

と言う事でモスクから歩いてホテルに行ったのですが、途中にスターバックスがありここでフラペチーノを飲んで最後の休憩をしました。夜になって暑さは和らいで来てましたが、それでもまだ蒸し暑かったので冷たいものを飲んでリセット出来て良かったです。

この後はホテルまでゆっくり歩いて無事にこの日の観光を終えました。暑き疲れたなと思ってましたがアプリを見ると3万歩以上歩いていてどうりで疲れたはずです。翌日の必要な準備だけをして早めに就寝するようにしました。

と言う事で上手く観光出来たのか出来なかったのかよく分からない日でしたが、海外に行けば予定通りに行かない事の方が多いので、色々な経験が出来て良かったと考えるようにしています。

この日の様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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