ここから暫くは台湾旅行の様子を順次ブログしていきたいと思います。

やって来たのは、成田空港第二ターミナルのTの場所にある、タイガーエアーのチェックインカウンターです。預け入れ荷物はなくオンラインチェックインで済ませたかったのですが、何してもエラーでチェックイン出来ず、カウンターに並びました。
チェックイン自体はカウンターでスムーズに済んだのですが、なぜオンラインで出来なかったのかを聞いてみたところ、どうやら帰りのチケットが今回別の航空会社で手配している為に、タイガーエアーとしては、台湾からの帰国が確認出来ないので、オンラインチェックインではエラーになるとの事でした。確かにカウンターで帰りのチケット予約情報を確認されました。色々と複雑で単純では無いんだなと思いました。でも並んだとはいえ、回転が早かったので20分少々で済みました。1時間並ぶようなら、ちょっとゲンナリと言う感じですが、その程度ならLCCであれば私的には許容範囲内です。FSCのように多くを求める所では無いと思っています。

無事に搭乗券を入手して、いよいよ出国です。保安検査は空いていて、サクッと出国する事が出来ました。

今回行きのチケットはTrip.comで予約したのですが、ラウンジ一回分の無料サービスが付与されていました。対象のラウンジへ行くと、初めて見るクレジットカード会社ラウンジでした。Trip.comアプリの指定されたQRコードを登録すると、問題なく入れました。それと同時に時間を示された紙を渡され、2時間制と言うお話もありました。出る時にその紙を返すように言われたので、結構厳密に時間確認しているようでした。
ところでエミレーツのラウンジは4時間営業のようです。それなら同じアライアンスのラウンジで良いじゃんと思いましたが、どんなラウンジか気になります。エミレーツは高いのでマイルで取れればと言う感じだと思いますが、これから先利用する機会があるのかな、、。

食事はホットミールも当然のようにあり、スパゲッティをお願いしてその場で料理して頂きました。早朝から食事しないで電車を乗り継いで成田空港にやって来たので、食事出来て本当に助かりました。ここで食事出来ないと、タイガーエアーはLCCなので、高雄到着まで何も食べれない感じになる所でした。

食事後はインターネット利用しましたが、速度は爆速で実際の利用体験的にもとても良かったです。このラウンジで約1時間程、快適に滞在させて頂きました。場所は凄い広いと言う感じではないですが、程々の広さで混んではいましたが、キツキツと言う感じでもなく許容範囲内の混雑さで良かったです。またチャンスがあれば来てみたいラウンジです。


搭乗開始時間近くになり搭乗口に移動しました。今回はタイガーエアのIT281便で高雄へ行きます。出発時間は少し違っていましたが、調べたらコロナ禍前に全く同じ便を利用していました。タイガーエア自体も台北へ利用したりしていて、何度も利用させて貰っています。高雄は南部の都市ですが、そうは言っても国際線としては、短距離と言って良い区間だと思います。個人的には台湾はLCCでも充分な距離です。飛行機は既に駐機していて遅れ等は無さそうな雰囲気です。


そして搭乗が始まり機内に入ります。使用機材はA320neoとなっていました。LCCなのでディスプレイは無いですが、足元にUSBの口がありました。スマホやカメラを充電出来るのでこれは有り難いですね。飛行機降りて観光となった際に、スマホやカメラのバッテリーが減っているのとそうでは無いのとでは、全然気持ちが違います。しかもこの時は高雄国際空港から少し移動を伴う予定だったので尚更です。

そして飛行機が動き出しました。いよいよ旅の始まりです。期待や不安が入り混じり、一番気分が高揚する時なのかもしれませんね。

ディスプレイは無いので、CAさんが安全のデモンストレーションを行っていました。日本人CAさんは居なかったようですが、日本語を話すCAさんは居ました。海外の航空会社では大抵男性のCAさんを見かけますが、この便にもいました。日本の航空会社ではたまにしか見ないですが、どんなお客さんがいるか分からないので、可能なら男性CAさんはいたほうが良いとは思っています。お客さん的には、3列+3列のシートで、ポツポツと中央の席が空いているといった感じでした。運よく私の横の中央席も来なかったのでラッキーでしたね。

そして大幅に遅れるような事はなく、順調に進んで成田空港を離陸しました。

離陸して暫くは東側に向かっているようで、長閑な田畑が広がる光景が続いていました。

なかなか旋回しないなと思ったら一旦太平洋を出ました。太平洋を出て暫くしたら漸く右に大きく旋回して西に進む形になりました。

房総半島を横切り、暫くすると伊豆半島と大島が見えました。大島には行った事がないので、いつか何らかの形で足を運んでみたいなと思っています。

そのまま西に進んで、天竜川や浜名湖がクッキリとでは無いですが見えました。

どこまで日本列島が見えるのかなと思っていたら、海の方へ行ったのか、高度が上がったのかは分かりませんでしたが、いつの間にか雲しか見えなくなってしまったので、用意していたスマホのコンテンツや少し寝ていたりして機内で過ごしていました。LCCなので機内サービスは無いので良い言い方をすれば、誰にも邪魔をされないので眠くなっても安心して?!眠れます。食事もラウンジで済ませてお腹も空いてない状態で、予定通りといった感じです。

途中では海も見えたので、時間帯的に九州過ぎて沖縄近辺なのかなと思いながら景色を見ていました。

そして陸地が見えるようになり、台湾上空を飛行するようになりました。マップが無いのでどの辺りを飛行しているのか分かりませんでしたが、台湾の東側はここまで家があるエリアが続かないので、西側なのかなと思いながら景色を見ていました。この辺りになるとCAさんからも着陸態勢に備えてトイレ等を済ますよう放送がありました。このまま高雄に向けて南下して行きました。

そのうち海が見えて来たので、西側をやはり飛行していました。私は進行方向左側に座っていたので、台湾の様子を上から見ながらだったので運が良かったです。右側に座っていたら海の景色だけだったと思われます。

そして左に大きく旋回して高雄国際空港を目指します。以前に高雄へ来た際には東側から来て一旦海に出て旋回して南側から高雄国際空港に入っていったと記憶していて、その時とは明らかにルートが違ってました。

途中で高雄国際空港と思われる場所が見えたのでそのまま高度を落として着陸すると思いきや、一旦東へ抜けてしまいました。という事は向きを変えて、反対の北側から着陸するようです。

東側に暫く進みやはり、再び左に大きく旋回して今度こそ高雄国際空港を目指す形になりました。それにしても台湾の西側は家が続いていましたが、東側は明らかに田畑が広がる景色となっていました。

高雄国際空港は、日本で言うと福岡空港のように街中にあります。空港の敷地に入るギリギリまで住宅街となっています。前回も家々に取り囲まれて空港があるんだなと思った事をよく覚えています。

そして高雄国際空港に到着です。現地は晴れているようで一安心といったところです。空港近くのマンションに住んでいる人は飛行機の離発着が見放題だろうなと思いながら、機内から建物を見ていました。

と言う感じで今回もLCCとはいえ、何も問題なく高雄に到着となりました。高雄は南部ですが、とはいえ台湾なので沖縄の石垣島の延長と言うイメージです。ラウンジでも空港内のレストランでも良いですが、食事して機内に入って、時間潰し用のコンテンツを準備するか、寝ているかであっという間に到着となるので、是非タイガーエアを使って行ってみて下さい。今回も色々な景色が見れて良いフライトだったと思います。横にもお客さんが居なかったですしね。

台湾では機内から出ると、このような検疫カードを渡されます。台湾はアフリカ豚熱の侵入防止を非常に厳しく行っており、入国者全員に“豚肉製品を持ち込まないよう注意喚起するカード” を配布しています。到着後に進む流れの途中で 検疫(Quarantine) のレーンがあり、カードを係員に渡すだけです。目的としては、このカードを持つ事で「あなたが低リスク国から来ましたよ」という識別用で、回収が目的です。カードを返せば問題なく進めますが、もし豚肉製品などを持っている場合は、ここで申告が必要なのできちんと行いましょう。

同じ時間に別の飛行機が来ていたのか、イミグレーションは少し混んでいて20分くらい掛かりましたが、何か言われるような事はなく入国する事が出来ました。

と言う事で久しぶりの高雄国際空港でしたが、到着フロアーの雰囲気は全く変わっていなかったので、何だか懐かしささえ少し感じるほどでした。
ここから今回の台湾旅は始まりますが、この後の様子は次回で。ここまでの様子を動画にしていますので、合わせてご覧下さい。