カンタス航空でオーストラリアのシドニーに到着した続きです。

羽田空港から約10時間程のフライトでしたが、時差が1時間なので体の負担は感じずにシドニー空港に到着となりました。現地時間の夕方6時前後です。イミグレーションはサクッと入国する事が出来ました。自動化ゲートだったのでスタンプが無いのは残念ですが、今はこの傾向が強いですね。個人的には自動化ゲートでサクッと抜けられるのは有難いのですが、日本のようにスタンプを押してくれるようになると嬉しいのですが少数派でしょうか、、。
サクッとオーストラリアに入国しました。たまたま出た場所がそうだっただけかもしれませんが、意外と到着ロビーは狭い印象を受けました。待っている人が多くいたからなのかもしれません。
シドニーは初めてで観光したいのは山々ですが、今回の最終目的地では無いので、ここからカンタス航空の国内線に乗り換えます。国際線ターミナルから多くの乗り換え客がいるのかと思いきや、殆ど居なくて意外な感じでした。案内に沿って国内線ターミナルへ向かいます。
羽田空港で既にチケットを入手していたので、直ぐに保安検査に行く事も出来ましたが、カウンターがガラ空きだったので、確認兼ねてカウンターに立ち寄ってみました。結果的にはこれが偶然ですが驚愕の事実がわかりました。
カウンタースタッフによると、予約したフライト19時55分発(QF655)のパース行きがキャンセルになったと言うことで、ひとつ前の18時35分発のQF653便のパース行きの飛行機に急遽振替となりました。まずカウンターに立ち寄るまで気が付かない点に驚愕しました。カンタス航空で羽田・シドニーとシドニーからパースを予約しているので、普通は機内から出る前に知らせるとか、事前に知らせる事が出来るのではと思うのですが、そのような対応が出来ない航空会社にちょっと不満を感じてしまいました。入国して直ぐに国内線ターミナルに移動しましたが、食事してから移動したり、飛行機が遅れていたらどうするのかなと思うと、頂けない対応です。結局のところ、カウンターで最後列の真ん中の席にチケットが変わりました。このフライトはこれで満席らしいです。

国内線ターミナルへのトランスファーのバスに乗車した時は既にボーディング開始の時間になっていたので、気が気でない感じでバスに乗車していました。乗り遅れたらまたスタッフを見つけて交渉しないといけないのでどうなるのかと言う感じです。

バスで国内線ターミナルの制限エリア内に到着して、ターミナル内を速足で移動して搭乗口に到着すると、まだ搭乗開始前で一安心です。

近くにあったインフォメーションを見ると、元々予定していたQF655便は「TBA」になっていました。搭乗時間が19時35分となっていて、ゲートが「TBA」のような感じに見えましたが、カウンタースタッフにQF655便はキャンセルと言われて、QF653便のチケットを渡されているのでそれを利用するしかありません。真相は分かりませんが早くパースへ到着出来ると前向きに考えるようにしていました。
一本前でギリギリ乗れた感じにはなりましたが、ラウンジに立ち寄って食事したり、シドニーまでのフライトでスマホやカメラの充電が出来なかったので、充電しようと思っていただけに、次の約5時間のフライトをどうしようと言う感じでした。
搭乗開始となりました。結果的に国際線の飛行機を出てからイミグレーション、国内線カウンターへ立ち寄ってチケット交換、バスで国内線ターミナルへ移動して搭乗口までという行程を、35分くらいで行う感じになり本当にキツキツの状態でした。兎にも角にも何とかパースへ行けて良かったです。

機内に入りました。B737-800で3列+3列のシートレイアウトで、私は最後列の中央席となりました。

羽田からの10時間の国際線フライトで充電出来なかったので、スマホやカメラの充電が減っていて困っていたのですが、この国内線の機材では足元にUSBの口があって充電出来たのには本当に助かりました。今は機内でモバイルバッテリーで充電が出来なくなって来ているので、どの機材でも充電出来るようにして欲しいと切に思います。

そして満席の飛行機がパースへ向けてシドニー国際空港を離陸しました。オーストラリアの大陸を東から西へ約5時間のフライトです。オーストラリアは本当に広いんだなと数字だけ見ても感じます。

安定飛行に入ってドリンクの提供なのかなと思ったら、ドリンクだけではなく軽食も配られました。これは嬉しい誤算でしたね。ソーセージが二つ、ポテトとグリーンピースという軽い感じではありますが、お腹を満たせたのが本当に有り難かったです。パース空港に到着するのが夜の10時前なので、どこかで食事してからホテルへとなると遅い時間になりそうですが、食事を機内で済ませれば、空港到着後にはホテルへの移動に専念する事が出来ます。味付けが良かったので美味しく頂きました。

食事後は機内が暗くなりました。ここで寝てしまうとホテルで寝れなくなりそうなので、頑張って起きていました。羽田空港内で前夜仮眠してからここまで休まず移動していたので、疲れてはいましたが我慢する時です。

国内線ですが、なんとWiFiサービスがありましたのでインターネット接続をして、パース空港からの行程をAIで確認していました。空港から電車の駅までは直結していて直ぐに分かると言う事と、両替所もターミナルにあると言うことで一旦は安心して、メール処理やネットでニュース見ていたり、ローカルに保存していたコンテンツを見たりして過ごしていました。後で空港関連の情報はハルシネーションが多かったことが判明しましたが、機内ではそんなことを想定してなかったので、ゆっくりしていました。こんなことを出来るのもスマホが充電出来たからでして、スマホ使えて良かったなと感じていました。

機内が明るくなり、間も無く着陸態勢というタイミングになりました。スマホを見れていたので思ったより時間を感じずに過ごす事が出来ました。

そして窓の外を見ると街の様子を見る事が出来ました。羽田から長い移動ですがようやく最終目的地です。

そしてパース空港に着陸となりました。夜の9時35分頃の時間です。オーストラリア国内でもシドニーとパースでは2時間の時差があるので、シドニーだと夜11時35分頃でシドニー出発が18時35分だったので5時間のフライトとなりました。国内線で5時間かかるフライトは世界中見てもそう多くは無いでしょうね。

日本から出発前に頭ではパースは遠いなと思っていましたが、実際にも本当に遠くそして長く感じましたが、アクシデントがあったとはいえ無事にパースに来れて良かったです。

パース空港の国内線ターミナルは夜遅い時間帯だった事もあり閑散としていました。国際線ターミナルだと違っていたのかもしれません。
機内でAIから聞いた通り、電車の駅へ直ぐに行けると思ったのですが、電車の案内が到着ロビーにありません。そして両替所もなく驚きました。後で確認すると、AIが教えてくれた情報は国際線ターミナルでの情報だったようです。国際線ターミナルでは駅へ直結しているようですが、国内線は電車の様子が全く見えずに、そして両替も出来なかったので現金も持ってなく、ちょっと困りました。Uberでホテルまで移動しようかなと思ったのですが、不必要にお金をかけたく無いのもあります。

夜で閑散としていたのですが、空港スタッフと思われる人がいたので、聞いてみると電車の駅へはバスで移動するという事で外に出てバス停を見つけました。無料のシャトルバスなので現金持っていなくてもバスに乗車出来ます。取り敢えず行けるところまで行こうという感じでした。パースまで満席の機内でしたが、既に多くのお客さんがバスで駅まで向かっていたのでしょうか。この時は私しかバス停にはいませんでしたが、定期的にバスが来るようなので、取り敢えずバスが来るまで待つ事にしました。
空港スタッフには両替所、若しくはATMについても聞きました。出発ロビーにはあるようでしたが、その為にはチケットを持った人が建物内へ入る為のセキュリティを済ませて行く必要があるそうで、実質無理という事でした。コンビニのような店が近くにもなさそうで、現金が必要になったらどうしようという感じでした。

最寄駅へ行くバスがやって来ました。数人乗車している人がいましたので、どこから乗車して来たのかなとは思いつつ、バスに乗車して最寄駅に向かいます。

数分の乗車でレッドクリフ駅に到着です。頑張れば歩いても行けそうな距離だったかもしれませんが、取り敢えず夜の10時台だったので電車はまだ動いていそうです。駅に到着した後はどのようにして電車に乗車するかですが、夜遅い時間帯だからなのか、駅員のような方が不在で券売機の前にいてもチケットの購入の仕方が分かりません。誰かが来るまで少し待って、ホームへ入ろうとする人に切符の購入の仕方を聞いてみました。
駅までの切符ではなく、「ゾーン」と言う考え方のようでして、近いところから「ゾーン1」、「ゾーン2」という形で切符購入する必要があるようです。券売機の少し離れたところにゾーンが書いてある案内があって、パース駅がどのゾーンになっているのかを確認した上で、そのゾーンのチケットを購入するとの事でした。切符購入にはクレジットカードが使えたので、パース駅には行けそうです。パース駅まで行けば、駅周辺にコンビニや銀行のATMがどこかにあるだろうなと容易に想像出来るので、何とかなりそうです。

レッドクリフ駅からパース駅へ向かう電車が来ましたので乗車します。3両編成でした。ホームはとても綺麗でしたね。

車内は空いていました。国際線ターミナルから乗車したと思われる人もいれば、現地の方が普通に利用している様子も見れました。

約20分前後でパース駅に到着です。帰りはこの逆だと思うので、空港への帰りのアクセスも時間軸が何となくイメージする事が出来ました。

パース駅からGoogle Map片手に予約したホテルまで歩きます。繁華街とは逆方面だったとはいえ、パース駅周辺にも関わらず歩いている人が少なく、閑散としていました。日本とは逆の季節なので、少し肌寒さを感じていました。

そして予約したホテルに到着です。夜遅い時間帯だった事もあり、チャイムを鳴らして開けてもらってチェックインという感じでした。

パースのホテルはとても高くて、今回ドミトリーにしたのですが、色々と想定外でした。
まずドミトリーのタイプが色々あって4人で共有するドミトリーの部屋にしたのですが、それぞれのベッドでカーテン等の仕切りが全くなく、プライバシーが全くない状態でビックリです。そしてトイレやシャワー等は別の場所で共有するタイプなのかなと思っていたのですが、この部屋に4人で共有するシャワーと洗面がある形なので、今回のように夜遅くに部屋に入ると既に寝ている人がいるので、気兼ねなく使うのは難しい状態です。真っ暗でどこに何があるのかも分からないのですが、明かりをつける訳にもいかずでして、想定とは違うドミトリーのタイプでした。これは知っている人同士で使うドミトリーの部屋という感じです。それでも日本のビジネスホテルを宿泊出来る値段で、この程度ホテルなのでホテル代の高さには驚くばかりでした。と言う事はパースの物価もかなり高いんだろうなと、翌日からの観光前に早くも戦々恐々です。
2段ベットの上段でしたので、スマホのライトでどこに何があるのかを確認しつつ、敷布団や毛布、枕をセットして寝る体制を作ります。枕カバー、シーツ、ブランケットの3点はチェックイン時に渡されるので、それを自分で準備しないといけないのですが、明かりをつけるわけにもいかないので、本当に困りました。チェックイン時に渡された3点はチェックアウト時に返却しないといけないそうです。歯ブラシはもちろん、タオル類も一切準備されていません。荷物も鍵を掛けてセキュリティ的に担保出来る場所がなく、部屋内の空いているところを使う感じでして、何だかなぁ、、、という感じでした。

ネット速度はとても快適で良かったです。外には共有スペースがあり、そこでパソコン等をすることは可能ですが、疲れていたのでこの日は直ぐに寝て体力回復に努めるようにしました。翌朝から観光開始となりますが、その様子は次回で。ここまでの様子を動画にしていますので合わせてご覧下さい。