宮古空港から島尻漁港を経て大神島にある大神漁港に到着した続きです。
この後は大神島の散策を時間まで行います!
まずは改めて帰りの時刻を頭に叩き込んで置きます。その時間まで島全体の観光となりますが、地図を見るとイメージ的には山の上に行って見学する道と海沿いの道がある程度なので時間的には余裕を持って見学出来そうです。ざっくり言うと島の左半分が周遊出来るようです。
漁港には入湯料を徴収する箱が有りましたので勿論納めさせて頂きました。他の観光客も全員行っていたと思います。竹富島に行った時にも思いましたがフェリー代金に含めてしまえば良いのにと思うのですが何か都合悪い事が起きるのかな?!
人がいなくなった漁港を見るとこんな感じです。東京から宮古島に行く際には「離島に行く」感が多少なりともあるものですが、ここに来ると宮古島が「離島」とは思えなくなります。ある意味本当の意味で「離島」です。
まずは上から見て見ようと思いまして上に行く道は一本しか無いのですが登って行く入り口に島で唯一の食堂が有りました。民宿とも書いてあったので宿泊も出来るようですね。ここで仮に宿泊となると自分的には夜に何をしようかなと困惑しそうです。当然ですがこちら以外にお店は無いので夜に飲み物飲みたいとなった場合にはペットボトルの飲料水が買えるのかとか色々と気になる事も出て来そうです。こちらで何かお金を落とそうと少し思ったのですが、丸吉食堂でソーキそばを食べてからそれ程の時間が経過してない事もあり、申し訳ないと思いながら素通りさせて頂きました。
食堂を運営するにあたり食材とかはどう調達しているのかと言うのも気になります。もっと言うと住民の皆さんもですよね。ATMも勿論無いのでお金が必要な際にはどうするのかとか生活する上での気になる点が多く出て来ました。
住民の方が住んでいると思われる集落を通過します。すれ違う人はいませんでしたが洗濯物等も有ったのでこのエリアに皆さん住んでいそうですし、結局はこのエリアしか家らしい家はありませんでした。
迷惑にならないよう静かに歩き続けて遠見台の案内が見えて来ました。殆ど一本道なので登って進んで行くだけと言う感じです。
この日は最高気温25度くらいの陽気で良かったのですが、真夏にここを歩くとなると水分補給が気になります。当然のように自販機が無いので宮古島にいる間に調達してから大神島に来る必要があります。先程の食堂にペットボトルの飲料水が売っているのかは不明ですが、何かしらの飲み物は売っているとは思われます、、、多分。
急な坂道となりましたが時間的に余裕はあるので自分のペースで登って行きます。ペットボトルの飲料水もまだ結構残ってたので精神的にも安心です。気候的に真夏では無い為に特に体調に異変を感じる事なく進んで行きました。
そしてこちらが遠見台からの景色です。先程までいた大神漁港も見えましたし勿論遠くには宮古島も見えます。更にこの後に行く池間島と池間大橋も遠くに見る事が出来ました。上から見ると大半は木々で人が入れないような感じになっていて漁港から少し歩いて来た道沿いに人の住む住宅のみと言う感じです。ここで景色見ながら少し休憩してました。
因みにスマホの電波は届いてました。ひょっとしたらと思ってたので意外でした。
来た道を戻って島唯一の食堂の目の前には学校跡が有りました。昔はここに小中学校があったらしいので驚きです。と言う事は以前はもっと人が住んでいたと言う事ですね。子供は勿論島民でしょうけど、先生は宮古島から船で通ってたのか、はたまたこの島に住んでいたのか給食はどうしてたのかとか学校があった思いを馳せながら色々と考えてしまいます。
学校の横には多目的スペースがありました。人もいなくてヒッソリとしてます。学校があった時には色々な目的で使ってたのでしょうね。
多目的スペースの前には色々な形をした岩がありました。この後に島の左側を歩き進めますが島の周りには色々な形をした岩が随所にありました。海水も当然のように綺麗です。
島の左側のメイン歩道?!を歩き進めると遠くに池間大橋も見えました。前回来た時にはあの橋の近くから大神島を見ていていつか行って見たいなと思ってたのですが実際に来て見るとなんだか感慨深いです。
島の左側に沿う形で道が続いているので行ける所まで行って見ます。
途中にはこのような綺麗なビーチもありました。人もいないのでまるでプライベートビーチのようです。聞こえて来るのは波の音だけです。
更に先を進んで行きます。変わった形をした岩が至る所でここでも見る事が出来ます。どうすればこうなるのか自然って神秘的だなと思う瞬間です。
こちらで行き止まりのようです。行ける所まで来たようなので来た道を戻ります。
反対側はどこまで行けるのかなと言う事で漁港を過ぎて多目的スペースも過ぎて暫くすると行き止まりとなりました。最初に地図で見た通り島を周遊する事は出来ません。
ゆっくり散策して見て来たつもりですが船の出発までまだ結構な時間があるので漁港にある堤防の先まで行って見ます。
堤防の先端から見た大神漁港の風景です。なんだか俗世界から切り離されている感じさえしました。
漁港には郵便ポストも有りました。学校があった時には色々な手紙を運んでいたのでしょうか。この年季だと大神島の長い歴史と共にずっとあったのでしょうね。
いよいよ帰りの船の時間になりましたので乗船します。帰りも中に入らず後方の外側の席に座って海風にあたりながら宮古島に戻る事にしました。
出発するまで待っている間にふと今の人口が気になってスマホで調べてしまいました。多い時期には60軒の民家と243名が暮らしていたと言う事ですが今は20人程との事です。住民の方は恐らく高年齢化して人口も減っているのではと思いますが、最終的にはこの島はどうなるのか気になります。
船が出航し大神島から離れて行きます。なんだかまた俗世界に戻って行くような気さえしました。20人程の住民の皆様はどんな事を思いながら日々生活されているのでしょうか。観光で行って大神島を経験出来て良かったのですが、大神島にいる間は色々な事を考えてしまいました。
と言う事で宮古島側の島尻漁港に到着です!
自分的にはいつか一度は行きたいなと思っていた大神島ですが、今回経験出来て良かったと思いました。なかなか行けない場所だと思いますしね。それと同時に島の行く末を考えさせられた旅でも有りました。
一連の様子は動画にもしてますので合わせてご参考下さい。