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(旅行記)南木曽駅から普通電車で長野駅へ!名物に出会い銭湯で癒された旅

馬籠宿から妻籠宿へ中山道を歩いて移動し妻籠宿からバスで南木曽駅に到着した続きです。

初めてやって来た南木曽駅の駅舎です。背景の山と雰囲気がマッチしていてとても厳かな雰囲気すら感じました。雨が降っていて曇ってたのもそのように見えた要因かも知れません。駅の周りは予想してましたが何もなく観光客がいるだけの様子でした。

妻籠宿からのバスには大勢の外国人が乗車していたのでJRの切符は大丈夫なのかなと思ってましたが駅には切符を販売する駅員さんがいてそつなく対応をされてました。無人駅だったら大変だろうなと思ってましたがそこはしっかり観光客向けに体制を整えているようです。横には観光案内所もあり担当者もいました。

駅前には何も無いだろうなと予想していたので名古屋駅から出発する際にパンを購入してカバンに入れてました。小腹を満たす為に買っておいて良かったと思いながら待合室のベンチに座って食事して電車を待ってました。

電車の出発時間に近くなりホームに移動しました。ホームにはバスに乗車していた観光客ばかりでして名古屋方面へ行くホームと松本方面へ行くホームに分かれていて圧倒的に松本方面へ行くホームに多くの観光客が電車を待ってました。

2両編成の松本行き普通電車がやって来ました。思ったよりお客さんが乗車してましたが大半が観光客でこの南木曽駅で多くのお客さんが下車しました。私が乗車したバスで妻籠宿へ行くのだと思われます。

2両編成で来たので座れないかなと覚悟しましたが降りるお客さんが多くいて運よく座る事が出来ました。南木曽駅を出発して暫くは木曽川沿いに電車が進みます。山が川の直ぐ向こうにあり道路も線路も僅かな平地に通しているような感じです。車窓からの景色はとても良かったと思いました。南木曽駅から塩尻駅までの区間はこの時が初めてですが特急だとスピードも速いので時間は掛かりますが景色を見ると言う意味では初めての乗車区間で普通列車に乗るのは悪く無いと思いました。

南木曽駅からボックスシートに座りましたが目の前がデンマーク人観光客でした。目の前に座っていて目があったので声を掛けたら馬籠宿や妻籠宿に来たのは2度目と言う事で日本人の私が初回と言う事で未経験者でしたw。ネットで多くの情報があるそうでその観光客は石畳の道路が好きで歩いていたとの事でした。円安とは言えこの辺りまで来るのは色々と大変だと思いますが彼らの行動力には見習う点が多々あると感じました。

途中の須原駅に近くなると中山道の須原宿の町並みが見えて来ました。駅に停まる為にスピードが落ちて行くので景色をゆっくり見れました。特急だとアッと言う間に通過すると思うので時間は掛かりますが乗車する目的によってはデメリットばかりでは無いなと思います。

そして途中の木曽福島駅に到着です。特急に乗り換えるお客さんが居るのかなと思ってましたが普通電車に乗車するお客さんは居たものの降りるお客さんは殆ど居ませんでした。木曽福島駅を出るとこの後の主要駅は塩尻駅なので南木曽駅から座れて運が良かったです。

木曽福島駅を過ぎても木曽川に近いところを電車は北上して行きます。思ったより長い区間で木曽川と並走若しくは近い所を走行していて常に近くに山が見えてました。

そして塩尻駅近くになると山が遠くに見えるようになり家が出て来ました。景色の雰囲気がガラッと変わりました。

乗車した電車は松本行きですが私は塩尻駅で下車しました。ここまで来ると南木曽駅からの本数よりも電車が増えるので朝から食事して無かった事もあり食事目的で降りました。この塩尻駅はここから松本方面と新宿方面へ行く交通の要衝と言っても良い駅でここまでがJR東海区間でこの先がJR東日本区間となります。

塩尻駅の駅舎です。塩尻駅を通った事は今まで何度も有りますが降りたのは初めてです。新宿方面から来た場合にどうしてもこの駅を通過して松本駅で下車するパターンになってしまいます。駅から店を探して歩こうかと思いましたが雨が降っていたので駅前を歩く事は断念しました。

駅の階段を降りて直ぐにある「ほっとして ざわ 塩尻駅店」が有りましたのでこちらで食事する事にしました。お蕎麦屋さんのようですが入口には「山賊焼定食」の文字もあり美味しい食事が出来そうです。

メニューを見ると色々あって迷いましたね。長野県なので蕎麦も魅力的に感じましたがこの辺りでは山賊焼が有名なのも知ってたので考えた末に「山賊焼定食」を注文しました。

とても大きい山賊焼が出て来ました。鶏のもも肉は味付けも肉の柔らかさも良くてとても美味しかったです。塩もあったので味変しながらそして小鉢も途中途中で頂きながら美味しく定食を頂きました。階段降りて直ぐなので乗車したい電車の時刻をアプリで確認してその時間に間に合うように食事と休憩をさせて頂きました。

塩尻駅から東京へ帰る事が勿論出来ますが普通電車の長野行きに乗車して旅を続けます。この電車は乗車したJR東海区間からではなくJR東日本区間からの普通電車で編成も長かったです。

塩尻駅を出発します。車両編成が長かったせいか余裕で座る事が出来ました。この日はウィークエンドの夕方だった為なのか空いてました。平日だと通勤・通学の人で混む時間帯なのかな?!塩尻駅から座れなくても松本駅で降りる人が多くいると思ってたので最悪そこから座れるかなと思ってましたが塩尻駅から座れるとは嬉しい誤算です。

松本駅までに乗車したお客さんが松本駅で一気に降りて行きました。長野駅までとなると山を越えるので旅行者では無い限り松本駅で下車するでしょうね。

松本駅から乗車するお客さんは少なかったので空いているままこの電車の終点・長野駅まで行きそうです。この後は反射してしまって上手くカメラでは収められませんでしたが肉眼では姨捨駅近辺で綺麗な夜景を見る事が出来ました。夜の時間帯に姨捨駅を通った事が無かったので良い景色を肉眼で見れて良かったです。姨捨駅で降りて一本後の普通電車で長野駅を目指しても良かったのかな?!

姨捨駅でのスイッチバックとは別の箇所でスイッチバックの区間があり、そこで待避線に入って暫く停車しました。周りはホームが無いので暗闇の中で停車してましたがそのうちに行き違いの特急しなの号が少し離れた本線を松本駅方面へ高速で走って行きました。昼間ならもっとカメラにハッキリ映せていたと思いますが少々残念w。

そしてこの電車の終点でもありこの日の最終目的地でもある長野駅に到着です。結果的にこの日は名古屋駅から中津川駅に普通電車で行って中津川駅からバスで馬籠宿に移動。中山道を歩いて妻籠宿に移動してバスで南木曽駅まで来てそこから普通電車で長野駅と言う行程でした。1日で朝から随分移動し疲れましたが充実した日でもありました。

長野駅の駅舎です。来たのはこの直近でもありましたが宿泊するのは久しぶりです。

駅から数分歩いて予約した「Hotel New Nagano NeXT」さんに到着です。改札からでも5分弱と言う距離感でアクセス抜群なホテルです。

チェックインして部屋に入ります。ベッドは幅や長さが十分で申し分ありません。バックパックで来ていたので私は問題無かったですが大きめのスーツケースで来てしまうと広げるのには厳しい広さなのでその点は注意です。

少々個人的に残念だったのがテーブルの狭さです。テレビは全く見ないのですがその代わりパソコンをするので広げるスペースが非常に狭く作業がしにくかったのが気になりました。椅子も背もたれが短いので寄りかかる訳にも行かないのでその点も少し困りました。

風呂・トイレはご覧の通りとても綺麗です。スペース的にも狭くはなく標準的な大きさで気になる点は無かったです。シャワーの水圧も良かったです。

テレビを全く見ない私が気になるのはネット速度。いつものアプリで確認すると爆速では無いですが不満ない結果を示していました。実用的にも不満はなくインターネットが出来ていたので尚更机の狭さと椅子の背もたれの無さが気になりました。

部屋で少し休憩した後は夜な夜な歩いて長野駅から歩ける範囲にある「アルプス温泉」と言う銭湯に来て見ました。馬籠宿から妻籠宿まで歩いていた体を少しでも癒したいなと言う事で温泉を探して見つけました。銭湯は広くは無かったですが殆ど貸切状態でしたので全く問題なくゆっくり寛ぎました。440円の入浴料でゆっくり寛げるのは今となっては安いですね。昭和な雰囲気がする銭湯はいつまでも残って欲しいです。

銭湯でゆっくりした後は「らぁめん みそ家」さんにラーメンを食べに来ました。本当は先にこちらに来たのですが大行列でしたので先に銭湯へ行ってゆっくりしてから戻って来たのでした。戻って来た時には時間帯が遅くなっていたせいか最初に来た時よりも並んでいる人が減ってましたがそれでも店内で並んでいる人も含めてかなりいました。別のお店に行こうかなとも思いましたが回転が悪い感じでは無かったのでゆっくり待つ事にしました。

かなり待ってテーブルに着席し注文したのが「石臼味噌(820円)」です。麺は長野県産の小麦粉を石臼で挽いて作った麺とのでして実際に見ると麺は独特な中太麺でした。実際に食べて見ると非常に美味しかったですね。多くのお客さんが並ぶのも分かるような気がしました。信州味噌を使っているとされるスープはコクがあってスイスイと行けてしまいます。シャキシャキした野菜と麺がスープにあっていて最後まで美味しく頂く事が出来ました。長野と言えば蕎麦を思い浮かべて食べてしまいますがこちらのラーメンを是非食べて見て欲しいですね。とても美味しかったです&ご馳走様でした。

食事後はコンビニで飲み物やデザートを購入して部屋に戻り翌日の行程を考えながら長野での夜が過ぎました。翌日の様子は次回で。

ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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