旅行

(滞在記)北海道・長万部での夜(天ぷら店幹、長万部温泉ホテル)

JR北海道の東室蘭駅から小幌駅を経て長万部駅まで普通列車でやって来た続きです。

長万部駅のホームに降りた時には雨が強く降っていてとても肌寒い気温でした。現地の人からすると雪では無いのでまだマシな方かもしれませんが風もあり苫小牧の時から随分と悪い方向に天気が変わってしまったなと言う感じでした。

この日はこれ以上列車には乗車せず、長万部で宿泊するので改札を出ます。この駅を特急で通った事はありますが降りるのは初めてです。

改札を出ると数人のお客さんが待合室で待っていました。駅員さんも普通にいらっしゃいました。函館本線上りと乗車した室蘭本線の下り列車の時刻表は真っ赤と言う感じで大半は特急列車となっていました。函館本線下りに至っては1日で4本しか出ていない事になります。

長万部駅の駅舎です。横には観光案内がありましたが閉まっていました。この辺りは全く土地勘がなく、案内所の方に聞くとどんな場所を教えて貰えるのかなと思ってしまいました。この日はここで青春18きっぷ旅は終了で予約したホテルへ向かいます。

時間は夕方6時台。予約したホテル周辺は食事出来そうなお店が無さそうでしたので先に食事処に向かいます。歩いている人は殆ど居なくて見るのは車ばかりです。雨が強く降っていて風もありとても寒くて過酷な状況でした。調べていたお店はこの状況で本当に開いているのかなと思ってしまうくらいヒッソリしていました。食事処が開いていなければ近くのスーパーで惣菜を探して惣菜が無ければコンビニで食料を調達して、、、と段階を踏んで考えてましたが長い時間歩きたく無いので食事処で食事が出来れば良いなと思いながら暗い夜道を歩いてました。

お目当てのお店の灯りがついていて営業している事が分かった時には本当にホッとしました。選ぶ程のお店がこのエリアで無かったので良かったです。やって来たのは「天ぷら店幹」さんです。店内に入るとどこから皆さん来たのかと思うくらい多くのお客さんがいました。ざっと見る限り地元の方ばかりで観光で来ている人は私だけぐらいのように見えました。常連さんもその中にはいてお店の人と会話してました。

天ぷらのお店のようですが、ガッツリ食事したくてステーキ定食(1600円)を注文しました。実際に出て来たのを見ると期待以上のステーキが出て来ました。クリームソースで味付けされたステーキはとても美味しく、お腹が空いていた事もあって一心不乱に食事してしまいました。寒かった体もカロリーが入って温まりとても良い食事が出来ました。こちらのお店が開いて無ければ熱々の食事が出来なかったので、個人的にはとても印象に残る食事となりました。

食事後にお店を出ると店の電気が消えていてお店にいる人が食事し終えたら営業終了と言う感じでした。時間的にもギリギリで入れた感じでタイミングも運が良かったです。

お店のすぐ裏側にはスーパーがありました。食事出来なければこちらで惣菜を購入出来るかなと言う感じでしたが、その必要は無くなったものの飲料水やデザートを少し購入する事が出来ました。ホテルの近くにはお店が無さそうでしたので先に購入します。こちらのスーパーが近ければ一旦荷物を下ろして来ようと思うのですが遠いので荷物を持っていましたが先に立ち寄って購入となりました。

その後は予約したホテルへ向かいます。長万部駅から直線距離は近いのですが線路を渡れる箇所がなくかなり駅から歩いて室蘭本線の線路をまずは越える必要がありました。雨や風が強かったのでカバンを背負ってスーパーで買い物した荷物を持って撮影用にカメラを持ってそして傘をさしてと言う感じでかなり大変な状況でした。道はとても暗くて歩いている人が皆無なので淡々と目的地に向けて歩いていました。

室蘭本線の踏切を渡った後は函館本線の踏切を渡りました。とてもヒッソリとしていて本当に宿泊予定のホテルがこの先にあるのかなと言う感じでした。

Google Mapの情報を信じて歩き続けると予約したホテルに到着となりました。「長万部温泉ホテル」さんにこの日はお世話になります。「ホテル」とは言っても雰囲気は民宿のような昔ながらの建物でした。中へ入ろうとしたら車で来た人がいて宿泊の方かと思ったら右側に日帰り温泉があってそのお客さんでした。

民宿のような感じで名前を伝えると直ぐにチェックインが完了と言う感じで鍵を渡して頂きました。2階の部屋へ行く際に通路を歩きましたが外観から想像する通り民宿のような廊下です。

部屋は和室でした。有り難かったのは部屋を暖めてあった事です。とても寒かったので部屋に入ったら部屋が暖まるまで着込んで少し居ようと思ってましたがその必要はなかったです。布団は自分で敷く必要がありましたがそれくらいは問題ありません。

WiFiも準備されていて速度チェックをしましたが低速で接続も途切れがちで必要最低限と言う感じでした。

日帰り温泉は一階にありますが夜の9時までと言う事で直ぐに利用しました。終了間際でしたので貸切での利用でした。建物から想像した通り「昭和の銭湯」と言う感じで時間が止まったような雰囲気の温泉でした。体が暖まり生き返ったような感じになりました。

宿泊者用に2階にも温泉があるのですが男性、女性で入口の扉は別にあるのですが意味は全く無かったです。と言うのも中へ入ると仕切りがなく同じ脱衣所でそのまま温泉に入る感じになってました。脱衣所や温泉のライトをつけて入る感じなので逆に言うと他の宿泊者が使っている=温泉のライトがついている状態なら、男性な女性かが分からないので使ってない事が確認取れれば入れる感じかなと思います。私は1階の日帰り温泉は男女別なので安心して入れるので営業時間なら1階の方を利用した方が良さそうです。

部屋にトイレと洗面所が無いので共有の場所で利用する必要があります。お客さんで混雑する事が無いと思うのでこのようなスペースでも充分なのかも知れません。夜と朝にトイレや洗面所を利用しましたが洗面所で別の男性のお客さんとすれ違った程度でしたので利用に関しては不便はありませんでした。

体が暖まって部屋に戻るとスーパーで購入したおつまみや飲料で翌日のプランを予習しながら過ごしていました。翌朝も早いので早めに就寝するようにしました。

翌朝は予定した時間に起きる事が出来て早朝にチェックアウトしました。予定した時間に起きる事が出来るとある意味では1番のやまを超えたと言う事も言えそうです。

この日の朝も風が強くて傘が飛ばされそうになり関連して雨が横殴りで降っていました。前日に来た道を戻るように進み長万部駅まで歩きます。長万部駅まで直線距離は短いのですが、ホテル側には駅の入口がなく迂回しながら結構歩きます。その間にやはりすれ違う人は全くいませんでした。

早朝6時前に長万部駅に到着です。朝起きて最初の列車に乗るまでは私自身の問題なのでここまで行けば後は時刻表に沿って乗車するだけに基本はなるので大仕事がここで終わったと言えそうですw。

この日は長万部駅から青春18きっぷ旅がスタートですが、この後の様子は順次記載したいと思います。

ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

-旅行

© 2024 695TFのブログ Powered by AFFINGER5