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初めての青函フェリー体験!青森から函館への船旅の魅力

盛岡駅から青森駅まで新幹線&在来線を利用して移動し、食事して散策した続きです。

青森駅東口でのアクティビティを終えて西口にやって来ました。西口に来たのは恐らく初めてではないかと思います。何があるのかなと思ってましたが、商業施設は何も無いんですね。県庁所在地の駅前とは思えないくらい住宅街となっていました。東口とこうも違うのかと言う感じです。

お目当てのバスがやって来ました。このバスの出発時刻に間に合うよう、東口で食事したりアスパム近辺をぶらぶらと散策していた次第です。どんなバスが来るのかと思っていたら小型の観光バスでした。

暫く街中を走行していて途中で津軽海峡フェリーターミナルのバス停まで来ました。ここから函館へ行く事が出来ますが、バスのお客さん数人がこのターミナルで下車して行きました。

私はその後に来た、青森港フェリーターミナルで下車しました。こちらは青函フェリーの乗り場です。青森と函館へは青函フェリーと津軽海峡フェリーの2社が運行しているようですが今回は青函フェリーを利用して函館へ向かいます!

函館へは東京から東北&北海道新幹線、若しくは羽田空港から飛行機でと行った事がありますが以前からこの区間の航路を利用して見たいなと思っていました。それが漸く実現となりました。

時刻表がありました。夜行便もあるんですね。私は14時35分発のフェリーで行きますが、津軽海峡フェリーが15分前に出港するようです。同じような時間にしなくても、、、と利用者としては2社でバランスよく間が空かないようにダイヤを組んで欲しいものですが、競争しているわけであり仕方ないのでしょうね。1日1便ですが青森から室蘭まで行くフェリーもあるようです。

ネットで事前予約したチケットをカウンターで受け取って2階の待合室で乗船まで暫く待ちます。北海道へ渡る乗用車もあればトラックも多くありました。乗用車の皆さんは北海道ドライブ旅行なのでしょうかね。私もいつかは愛車で北海道に上陸してドライブして見たいです。レンタカーでは何度もありますがどんな旅になるのか考えるだけでワクワクしそうです。トラックに至ってはお仕事ご苦労様と言う感じです。本州と北海道の物流を担っている訳で、その意味ではトラックのみならずフェリー2社も同じですね。歩いて乗船する人はフェリー会社からすると恐らくおまけでしょうね。

そして乗船した事は無いので分かりませんが、昔は青森駅や函館駅直結だと思うので青森駅から離れたこの場所では無かったと思うのですが合ってますかね?或いは昔からこの場所でも函館へ行くフェリーが有ったのか気になります。

放送で徒歩で利用する人への入船案内があり船に入ります。普通車やトラックと同じ所から入るので気をつけて船内に入ります。やはり圧倒的に徒歩で利用する人は少ないですねw。

船内に入って施設を確認すると座る場所が色々ありました。カーペットの上で雑魚寝するようなタイプもあればリクライニング出来るシートのタイプもありました。私はテーブル付きの椅子に座ってたのですが、理由としては電源が近くにあった為です。電源を優先して座る場所を決めた感じです。その他にも外の景色を見る事が出来るシートもあり、勿論景色を見る為にデッキに出る事も出来ます。

船内を確認してデッキに出ると津軽海峡フェリーが先に函館へ向けて出港しました。向こうはどれくらいのお客さんがいたのか気になったのと、こうも同じような時刻だとどちらを選べば良いのか判断基準も分かりませんでした。色々差があるような要素があるのか無いのか気になります。

デッキの右側に移動すると先程までいたアスパムや青森駅周辺の景色が遠くに見えました。バスでいつの間にか結構移動して来ていたようです。

何の前触れもなく気がつくと函館に向けて青森港から出港していました。電車のように「発車します」等はありません。

先程までいた青森市中心部が徐々に遠くなって行きます。昔の青函連絡船もこんな感じだったのかどうだったのかと考えながら遠くなっていく景色を見ていました。

WiFiサービスがあるようでしたので接続して見たのですが残念ながらインターネットには繋がりませんでした。しかし下北半島、津軽半島の間を通るせいなのか、スマホの電波は強くは無いものの繋がっていてインターネットへアクセスは出来たので、数時間の間なら特に問題は無いかなと言う感じです。

船内を歩いていると中央付近にルートと時間の案内がありました。青森港から出発してしまえば、昔あった青森駅近くからの青函連絡船と航路はそれ程変わらないのではと思われます。函館港まで3時間50分の船旅です。この図を見ると航路中はどこかの陸地は必ず見えてそうです。

レストラン等は無いですが、スナック、カップラーメン、飲料水の自販機がありました。カップ麺は近くの場所でお湯を入れるところもあり船内で食べれるようになっています。電子レンジもあったので何か温めて食べたいと言うような場合でも可能です。

デッキから進行方向左側を見ると津軽半島を見ながらの船旅となります。

右側を見ると下北半島を見ることが出来るので、デッキを左に右にと行ったり来たりして景色を見ていました。

そのうちに左側を見ると津軽半島の先端に差し掛かった頃に右側に松前半島が見えて来ました。半島の先端を繋ぐと意外と距離が短いんだなと思いましたが、いかがでしょう?イメージ的にはこの地下に北陸新幹線が通っているイメージになると思います。

後ろを見ると左側になる下北半島と右側になる津軽半島の最も距離が短い部分を通り過ぎていて、津軽海峡に入って来ました。どちらの半島も人が少ないのでどのくらい、半島間で行き来があるのかは分かりませんが、下北半島の脇の沢と津軽半島の蟹田間で1日に2便程のフェリーが出ているようです。1時間で結んでいるようなので、ハードルは高そうですがいつか利用して見たいなと感じました。

そこから暫くすると進行方向の右側デッキより遠くに函館山が見えるようになってきて、函館に近くなって来ている事を実感します。

函館に近くなると函館山を真横から見るような形で函館港に向けて進みます。海から見る函館山も良いですね。勿論天気が良かったのもあると思います。

函館港に入って来ました。函館市内の様子はもとより、五稜郭タワーも遠くに見る事が出来ました。

到着直前には左側のデッキより津軽海峡フェリーの船を見る事が出来ました。かなり函館から離れた場所にフェリーターミナルがあるようです。大半は車のお客さんだと思うので余り函館市内からの距離に影響を受けそうな徒歩での利用は少なそうで大勢に影響はないのでしょうね。調べてみると函館駅方面へ行くバスはあるのと、少し歩けばJR駅に出れるようです。

そして定刻で函館港に接岸しました。景色を見ながらで終わってみると結構あっという間に時間が過ぎた感じがしました。この区間では初めての乗船だったので新鮮さもあったと思いますし、天気が良くてデッキに出ていて気持ち良い気候だったのも、短い時間に感じた要因だったかも知れません。

到着しても車のお客さんが最初に降りるので徒歩での利用者は船内で待たされます。私はいませんでしたが船内にはこのようなごろ寝スペースが数箇所あり、トラックドライバー等のリピーターの皆さんで直ぐに場所が埋まってしまいました。車のお客さんが最初に乗船するのでそのお客さんから良いところどりをされてしまい、最後に乗船する徒歩での利用者は空いているスペースを利用と言う感じになってしまいます。全てフリースペースなのでこの点は少し徒歩利用だと不利だなと思いますが、前述のように徒歩利用者は船会社にとって「おまけ」のような存在だと思うので仕方ないですかね、、。

最後に徒歩利用者が船から降りて、今回のフェリー旅を終えました。この区間を一度利用して見たいなと思ってましたので実現する事が出来て良かったです。冬の寒い時の方がこのエリアらしい雪景色が見れるのかも知れませんが、やはり寒いので気候の良い時期で私は良かったかなと思いますし、色々な景色を海から見れてとても良い経験になりましたので乗船して良かったです。

青森・函館間は北海道新幹線でサクッと行く事が出来ますが、費用もそれなりにしますので時間はかかりますが格安に行きたいと言うような需要もありそうですし、深夜便もあるのでそれを使って旅を計画するのも出来るかも知れません。トラックや自家用車だけではなく徒歩利用でも使い方がありそうな気がしました。その意味でも一度経験する事が出来たのはプラスになりました。

フェリーから降りて北海道に上陸となりました。引き続き旅は続きますがこの後の様子は次回で。

ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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