先日、すき家から新たに販売開始された鍋メニュー「鶏カレー坦々鍋」を食べてきました。今回はその時の様子をブログでご紹介します。
今回注文した「鶏カレー坦々鍋」ですが、個人的には今冬に吉野家が販売開始した「牛カレー鍋膳」が頭をよぎりました。すき家の本音は分かりませんが、競合する吉野家を意識したメニューなのかな…と思ってしまいます。
ちなみに、吉野家の「牛カレー鍋膳」は既に何度かリピートしていてお気に入りでブログも記載しました。今回のすき家の新メニューがどんな味わいなのか気になり、早速試してみることにしました。
お昼時を避けて店舗に到着すると、目当ての「鶏カレー坦々鍋」が大きく広告されていました。吉野家の鍋は牛肉でしたが、すき家では鶏肉が主役。しかも「標準の鍋定食」と「鶏肉2倍の鍋定食」の2種類から選べる仕様です。
広告の写真を見ても、それが標準の鍋なのか、鶏肉2倍の鍋なのかはっきりせず、「せめて記載してほしいなぁ」と少しモヤモヤ…。タブレットで注文する際も、鶏肉の量がイメージできるかと淡い期待を抱きましたが、やはり分かりませんでした。
結局、今回は冒険をせずに「標準の鶏カレー坦々鍋定食(税込890円)」を注文することにしました。
注文した鍋がテーブルに運ばれてきました。最初はまだ煮えていない状態で提供され、店員さんから「グツグツ煮えてからお召し上がりください」と案内がありました。少し待ちながら中を観察すると、鶏肉は隠れるように鍋の中に潜んでいました。
鶏肉の量は広告写真と比べると少なく感じたので、おそらく広告は鶏肉2倍の鍋の写真なのだろうな、という印象です。ただし、鍋全体としては野菜やうどんがたっぷり入っており、ボリューム感には満足しました。
煮立ってから食べ始めると、「カレー坦々」の名の通り、吉野家の鍋と比べてスパイシーさが際立つ印象でした。辛さは最初は強く感じますが、食べ進めるうちに慣れてきて、ご飯が進む味わいです。
鍋の横には「すき家特製辛口ソース」が用意されていて、辛さを調整できるようになっています。ただ、甘党の私にはソースなしでも十分な辛さでした。
鶏肉は一口サイズで食べやすく、野菜とうどんの量も満足感がありました。後半になると具材にスープが煮込まれてしまったため、スープの量がもう少し多いとさらに良かったかな、と思います。それでも、体が温まり汗が出るほど美味しい鍋でした。
どうしても吉野家の「牛カレー鍋膳」と比較してしまいますが、スパイシーさを求めるならすき家、マイルドでクリーミーな甘さを楽しみたいなら吉野家、といったところでしょうか。万人受けするのは吉野家の方かもしれませんが、辛い料理が好きな方にはすき家の鍋がピッタリだと思います。
本格的な冬にぴったりの体を温める鍋メニュー。気になった方はぜひ、すき家の店舗で試してみてください。食べ終わる頃には体がポカポカ、汗だくになること間違いなしです(笑)。