中国東方航空で成田空港から上海浦東国際空港にやって来た続きです。
成田空港から上海浦東国際空港まで約3時間のフライトで、とても短く感じました。羽田空港から沖縄の宮古島や石垣島へ行く方が遠いのではと思います。そして国際線のFSCと言う事もあり食事も提供されるので、尚更時間が短く感じ易いのかなと思います。
上海が最終目的地ではないので、トランスファーを目指して移動します。途中では巨大空港によくある自動運転シャトルでターミナル間の移動もありました。この空港では既に何度かトランスファーをしているので、雰囲気が分かっている事もあり冷静に行動する事が出来ました。
この日は午後ですが、早朝や夜にもトランスファーした事がありますが、どの時間帯でもトランスファーする人が少ないのか、いつも閑散としている印象なので、冷静に一つ一つ案内を見て移動すれば、ハードルは高くは無いのかなと思います。
一点だけ注意点は、パソコンやモバイルバッテリーを完全に出して保安検査する事でしょうか。モバイルバッテリーはアンペア数もチェックしていてとても入念な感じです。目の前の人がカバンの中に入れたまま検査しようとしたらそれだけでやり直しさせられます。私は経験していたので大きな問題なく無事にトランスファーする事が出来ました。
制限エリア内に移動した後は、搭乗時間までラウンジで休憩です。次のフライトも国際線なので食事は出るとは思ったのですが、ガッツリ食事して搭乗開始時間まで休憩していました。スマホやイヤホンの充電もこのタイミングで行います。ラウンジであれば日本のコンセントも問題なく使えます。
ラウンジのWiFiにアクセスするとGoogleのサービスはアクセス出来ません。楽天のeSIMを入れていましたがそれは問題なくGoogleサービスにアクセスする事が出来ました。何かYoutubeで動画を見て時間を潰そうとなると、モバイルデーター通信が必要なので、パケット量が気になります。日本にいる間にダウロードしておいて見る方が良いと思います。
ラウンジから搭乗口に向けて移動です。この空港はとても広いので、早め早めの行動が吉となります。巨大過ぎるので人が少ないように見えますが、実際は違うと思います。
搭乗口に到着です。この後は19時20分発のMU283便で今回の旅の目的地であるラオスの首都・ヴィエンチャンに行きます。
搭乗口に到着すると、優先搭乗が始まっていました。私もステータスがあったので、右側のレーンから先に入らさせて頂きました。優先搭乗する人は5人も居なかったと思います。
機内に入りました。使用機材はA320で3列+3列の配列となっていました。
A320は他の航空会社で利用した事がありますが、感覚的には他社と比べて足元が狭いような気がしました。それは成田からのA350でも同じ印象です。
いよいよヴィエンチャンに向けて飛行機が動き出しました。殆ど定刻での出発です。
滑走路に向けて巨大な空港を移動します。ライトアップされた空港の夜景はとても綺麗で幻想的にさえ見えました。
そして上海浦東国際空港を離陸しました。約4時間のフライトが始まりました。成田から上海までは約3時間だったので、それよりも長い行程となります。
離陸後暫くは中国大陸上空を南に進んでいると思われ、ライトアップされた街並みを眺めながらのフライトです。個人ディスプレイがあればどの辺りを飛行しているのか見比べて見たかったのですが、無いのでどこをどう進んでいるのか全く分からない感じでした。
因みにこの飛行機は電源も無かったので、4時間のフライトで機内に入る前にラウンジでスマホやカメラのバッテリーを100%にした状態にしましたが、機内でモバイルバッテリーでの充電は今は基本的に出来ないので、バッテリーの状況を見ながらの撮影やスマホ利用となっていました。
機内は照明が落とされたままでした。寝てしまうとホテルに到着して寝れなくなり困るなと思って起きてましたが、この日は早朝から自宅を出てずっと移動していたので、起きているのが厳しかったです。
安定飛行に入り食事が提供されました。今回も美味しかったと感じました。格安でヴィエンチャンまでの乗り継ぎチケットを中国東方航空で取ったのですが、コスパ踏まえて文句のつけようが無いくらいです。量的にもちょうど良く、機内で食べれたら夜遅くにヴィエンチャン到着後は食事せずそのままホテルに向かう事が出来ます。その点でも有り難かったですね。ラウンジでも食事していましたけど(笑)。
食事をし終えて気がつくと、いつの間にかライトアップされた街中の景色が見えずに真っ暗な状態となっていました。かなり中国の僻地上空を飛行しているように感じました。
食事後も機内は照明が落とされたままで、お腹いっぱいになって眠気が襲いこの後はグッスリ寝てしまいました。朝から移動して体が疲れていたのかなと思います。
着陸時の衝撃で目が覚めました。結構長い時間機内で寝ていて、着陸直前のヴィエンチャンの様子を上空からみたかったのですが、仕方ありません。ヴィエンチャンはラオスの首都と言う事でどんな空港なのかなと思っていましたが、飛行機が少なく空港の建物も大きくは無いような感じでした。
初めてラオスの国営航空会社であるラオス航空の飛行機を見ました。ラオス航空はこの首都の空港をメインに利用しています。
約10分程早く到着となりました。夜遅い時間でしたので少しでも早く到着してくれるのは助かります。到着する飛行機が少ないせいか、イミグレーションで並ぶ人もこの飛行機から降りた人だけの感じで、思ったよりサクッと入国する事が出来ました。
初めてラオスに入国となりました。遅い時間帯もそうですが、そもそもこの空港に到着する飛行機がこの時間帯は少ないので、首都の空港とは思えないくらい閑散としていました。実際に来てみてわかる事が多々あります。空港で少し現金を調達すべく両替所を探したのですが、一軒だけ営業していて無事に現金を入手する事が出来ました。
空港の外に出ると記念碑がありました。どうやら2012年にこの空港が拡張された際に日本が支援をしたようです。日本の税金はどこでどう使われているのか、日本国内で使ってくれと言うのも気持ちとして分かりますが、途上国への支援をする事で友好関係が築けてそこから経済や人の交流が出てくるかもしれません。お金が循環して経済が発展すると思うので、日本だけ良ければと言うのは少し違うような気がします。その意味では程度はあるとは思いますが、このような支援は良いと思いますし、日本人として少し誇らしくも感じます。
空港の外に出ました。建物内と同様に人が少なく閑散としていました。個人的にはウザい呼び込みが無いだけで好感が持てます。
ラオスでは配車アプリとしてLOCAと言うサービスがあります。日本にいる間に事前にセットアップしていました。それでも実際に使えるかどうかは試してみないと不安でしたが、無事にタクシーを呼べて、予約したホテルまで移動します。深夜になろうとする時間帯でありましたが、それでも首都にしては走っている車が少ないなと言うのが第一印象でした。
そして予約したホテルに到着です。チェックインはすんなり行ったのですが、デポジットで現金支払いを求められたのが痛かったです。翌日どこかで現金を入手しないと不安な状態になったので、街中で両替所を探さないとなと思いました。
割り当てられた部屋はベッドが広くて部屋も綺麗に維持管理されていました。寝巻きがあったので有り難く使わせて頂きました。東南アジアのホテルでは珍しいのではと思います。冷蔵庫もパソコン作業に必要な広い机もあり、申し分ない部屋です。
洗面、トイレ、シャワーも清潔そのものでした。洗面の引き出しには外国のホテルにしては珍しく髭剃り、歯ブラシ、櫛等があり遠慮なく使わせて頂きました。
ネット速度は早くはないが及第点と言う感じでしょうか。利用者数のせいなのか、時々アクセス出来なくなったり遅くなっていました。従ってネットは安定した感じではありませんでしたが、調べ物をするのには何とか安定しないながらも使えたと言う感じです。
この日は早朝から自宅を出発して、日本から中国上海を経てラオスのヴィエンチャンまで移動して来ました。夜の時間帯と言う事もあり、疲れていたので極力早めに就寝して翌日からの観光に備えるようにしました。
と言う事で翌日以降の様子は次回で。ここまでの様子を動画にしてますので合わせてご覧下さい。