マレーシア航空でクアラルンプールにやって来た続きです。
約7時間のフライトを終えましたが、横にお客さんがいなかった事もあり、エコノミーとはいえ結構体力的には余裕を持って、ここまで来る事が出来ました。足元の余裕もそうですが、横に人がいるのといないのとでも結構疲れ具合が違うんだなと感じました。
クアラルンプール国際空港に来たのは2度目ですが、その時は入国してマレーシア観光でした。今回は最終目的地では無いので国際線の乗り継ぎとなります。トランスファーを探したのですが、見つからず次の搭乗口へ行けるようになっていました。マレーシア航空のカウンターが中央付近にあったので、聞いてみたところ、そのまま次の搭乗口へ行って良いとの事でして一安心です。合わせて次の便の座席を成田空港で指定する事がなぜか出来ないと言われたので、この時に座席を指定して、新たな搭乗券を発券して貰いました。
出発まで時間がかなりあるので、搭乗口となるゲートを確認しつつ、空港内を散策して、その後はマレーシア航空のラウンジにやって来ました。
本拠地のラウンジという事で、とても広かったです。多くのお客さんがいましたが、スペースに余裕があり電源がある場所を確保する事が出来ました。マレーシアといえばラクサかなと思い、ラウンジで提供していた事もあり美味しく頂きました。その他にも食事は充実していましたね。
食事後はパソコン広げてネットしたり、ブログ記載したりと待ち時間が長いようで結構あっという間に時間が過ぎてしまいました。
クアラルンプールからマレーシア航空MH160便でカタール・ドーハに行きます。トランスファーがなく楽に次の搭乗口に行く事が出来ますが、逆に搭乗口前に保安検査があるので、少し早めにやって来ました。この方式の個人的な欠点は飲み物を持ち込めないという事でしょうか?保安検査終了後に搭乗口前に行く事が出来ますが、自販機も、給水場所もない(場所によってはある)のでなんとかならないかなといつも思います。唯一の救いはマレーシア航空はFSCキャリアなので飲み物の提供も機内である事でしょうか。
機内に入りました。成田からと同じA350-900となっていますが、足元には電源がありませんでした。しかしディスプレイの下にUSBがありスマホ充電は出来ました。ディスプレイ表示が英語、マレーシア語だったり、足元の余裕等は、成田からのA350と全く同じです。
この飛行機は見える範囲では殆ど満席でした。私の横にもお客さんがいました。前のフライトでは居なかったので、同じ座席でも窮屈感を凄く感じました。ディスプレイはありますが、なぜか安全ビデオではなくCAさんがデモンストレーションをしながら安全の説明をしていました。
クアラルンプール国際空港を離陸しました。今回はトランスファーしただけですが、また入国してマレーシア観光したいなと思いながら景色を見ていました。
安定飛行に入ると機内サービスが始まり、まずはスナックとドリンクが提供されました。飲み物が持ち込めなかったので、とても有り難かったです。
その後は食事が配られました。チキンでした。米が日本とは異なり日本人からすると独特な感じはしましたが、これも良い経験と思いながら食事しました。成田からのフライトもですが、マレーシア航空の食事はとても良かったです。ベットボトルで水が配られたのも有り難かったです。好きなタイミングで喉を潤す事が出来るのは、とても大きいです。
食事後は機内の照明が落とされました。ここで寝てしまうとホテル到着後に寝れなくなると思い必死に起きていようとしましたが、少しうとうとしてしまいました。
機内放送が聞こえて目を完全に覚まして外を見ると煌びやかな街並みが見えていました。カタールなのかその周辺国なのかは分かりませんでしたが、予想外の明るさでびっくりしました。
その流れはドーハ到着間際になっても同じです。オイルマネーという事でしょうか。もっと街の明るさが限られる景色なのかなと思ったのですが、ある意味東京以上の明るさに感じました。
そしてドーハのハマド国際空港に到着となりました。世界的に見ても大きなハブ空港の一つと事前に聞いていましたが、着陸して暫くは空港の建物がどこにあるのか全くわからないくらい広い空港でした。
空港の途中で止まったと思ったらまさかの沖留めでした。前方後方の二箇所から外に出ますが、後方に座っていた為に初めてA350の後方部から外に出ました。
空港の建物まではバスで移動します。建物に入って殆どのお客さんがトランスファーを目指していました。私は最終目的地なのでイミグレーションに向かいますが、明らかに少数派でした。イミグレーションでは指紋を求められる人とそうでは無い人がいて、何が違うのかよく分かりませんでしたが、私は求められる事なく、サクッとイミグレーションを通過する事が出来ました。
到着フロアーに来ました。人生初の中東です。中東の民族衣装を着た人で大半なのかなと勝手に思っていましたが、全く普通な感じでした。
スマホは事前に購入したeSIMを有効にしてデータ通信が既に出来るようになっていました。現金は余り必要では無さそうでしたが、全く持たないのも不安なので日本円で3000円程換金しておきました。結果的に今回の滞在中全く現金を使う事はありませんでしたが、、。
空港到着は深夜でしたので、公共交通機関が既になくタクシー一択です。事前にUberが使えるという事でアプリを立ち上げて呼ぼうと思ったのですが、空港へは立ち入りが制限されていて、呼ぶ事は出来ないとインフォメーションで言われました。聞くところによると、空港に乗り入れているのは「Karwa(カルワ)」という国営のタクシー会社一択だそうでして、空港内に専用の乗り場があり、その列に並んで乗車しました。国営という事でカタールでは信頼性の最も高いタクシー会社との事です。宿泊するホテル名を告げて空港から出発です。
そして予約した「キングスゲート ホテル ドーハ」に到着です。成田を出発してから長い時間移動してきて、漸く目的地に来てホッとした瞬間でもありました。
深夜の時間帯ですが、それでもむわっとした暑さを感じました。タクシーはメーター制ではありますが、全く不安な感じはなく日本円で2000円弱の料金をクレジットカードで支払いました。
深夜でもフロントに人がいてサクッとチェックイン完了です。
部屋はとても広かったです。滞在中料理をする訳では無いのですが、キッチンが大きいだけではなく、引き出しや棚とかもあってちょっと今回の目的では不釣り合いな感じでした。逆にパソコンをするのに適当な机がなく少しその点は困りました。小さいテーブルはあったのでそこでパソコンするしか無さそうです。
洗面、風呂、トイレはスペースもあり使い易い感じです。海外ホテルあるあるで、歯ブラシ、櫛、髭剃り等のアメニティーは一切ありません。
気になるインターネットスピードですが、海外のホテルで経験した中では数値も良くて滞在中は安定してインターネットが使えていました。これだけで私は満足度が高いです。
部屋からの景色は良かったです。この先どんな旅行になるのかなと思いつつ、既に深夜2時前後で疲れたいたのもあり、直ぐに寝てしまいました。
という事で日が明けてからは実際の観光が始まりますが、その様子は次回で。ここまでの様子を動画に纏めていますので合わせてご覧下さい。