エアチャイナで羽田空港から北京首都国際空港に深夜到着した続きです。

空港に到着したのは間も無く日が変わろうかと言う深夜の時間帯でした。今回の旅ではこの時が一番読めず、事前にネットで調べてもスッキリ分からなかった部分でして、飛行機から出て歩きながらどうなるのか、内心ヒヤヒヤしながら進んでいました。

北京が今回の最終目的地では無いので、トランシファーをしました。モバイルバッテリーをはじめ、細かくセキュリティのチェックをしていましたが、深夜で人も少なく、私自身も何度か中国国内でトランスファーをしていたので、心の余裕も少しあり無事に出発エリアに出る事が出来ました。

時間的にかなり余裕があるので、巨大な空港を少し散策してみました。やはり閉まっているお店が多いですが、カフェを中心に開いているお店もあり、そこには深夜過ごす旅行者が多くいました。本当は端から端まで歩いて見学しようかと思ったのですが、大き過ぎて迷子になりそうなのと、深夜で端の方へ行ったところで閉まっている場所が大半だろうなと思い、ある程度見学したところで、目的の場所を探す事にしました。

目的の場所であるエアチャイナのラウンジに到着です。HP見ても見つけられなかっただけかもしれませんが、営業時間が書いてなく、その他のネットの情報だと、深夜2時までとか、First Class Loungeが深夜開いているとか、バラバラな情報しか確認出来ませんでした。到着したところオープンしていたので、取り敢えずは過ごせそうですが、いつまで過ごせるのかが心配の種でした。

ラウンジは夜を過ごす旅行者で賑わっていましたが、何とか場所を確保出来ました。肝心の営業時間ですが、受付で聞いたら24時間と言う事で、次のチケットを見て、それまで過ごす事が出来ると言われました。とても安堵しましたね。Priority Passで入るラウンジだと3時間とかの時間制限があるのが大半な印象ですが、スターアライアンスのステータスを持っていて良かったと思いました。
他の人と同じように椅子を二つ重ねて寝れる場所を確保し、近くに電源もあったのでスマホやカメラを充電することが出来ました。バッグパックは体の近くに置いておきました。一通りの体勢が整ったらアイマスクをして寝るようにしました。途中でラウンジがクローズという心配がなく寝れたのでとても助かりましたね。ラウンジが無ければ寝れそうなベンチを探す必要もあり、競争相手も多いでしょうし、何より制限エリア内とはいえラウンジに比べればセキュリティ的にも心配です。
日本から出発する前は、トランジットホテルも考えましたが、チケットの取得方法的に無料では利用出来ないのと、自分で費用を払ったとしても、一旦入国してからとなると、また出国もあり、ホテルで休む時間がかなり少なくなります。
ラウンジでずっといることが出来なければ、制限エリア内のどこかで適当に過ごすしか無いなと思っていたので、そのような事を回避出来たのはとても大きいです。


ぐっすり寝てしまっていたようで、全く気が付かず朝を迎える事が出来ました。寝る前にあれほどいた旅行者は殆どいなくなり、ポツポツとラウンジ内には人がいるだけで、巨大空港のラウンジとは思えないくらい、ひっそりとした状態でした。荷物は一応確認しましたが、そのままであり当たり前とはいえ、一安心です。

ラウンジなので食事の提供も行っています。朝で人が少ない時間帯だったので、メニューが多くある訳では無かったのですが、それでも軽く朝食を食べることが出来て良かったです。思ったより寝ることが出来た上に食事もしたので、この日も体調が良いまま旅行出来そうだと確信しましたね。

他の人を参考に寝床はこんな感じで椅子を二つ利用して横になり、ちょうど腰の付近になる、椅子と椅子の合間にバックパックを置いて守るようにしていました。近くに電源もあったのでスマホを充電しながら過ごせたのも、非常に助かりました。

そして次のフライトに向けてラウンジを出ました。
今まで色々なラウンジを利用して、助かった経験が何度もありますが、今回程ラウンジを有り難く思ったのは無いと思います。無事にかつ体調バッチリで夜を過ごせましたからね。
という事でこの後は最終目的地に向けてフライトしますが、その様子は次回で。
ここまでの様子を動画にしていますので、合わせてご覧下さい。