モンゴルでの観光を終えて、今回は帰国の様子をブログで纏めたいと思います。

モンゴル・ウランバートルの東横インを6時半にチェックアウトです。ディスプレイも日本語で広告していて、もう何から何まで「東横イン」していました。前日にフロントでタクシーを6時半に手配しました。フライトの時間を伝えると、行きにも経験しましたが、朝の7時過ぎるとウランバートル市内の渋滞に巻き込まれる恐れがあり、早い方が良いとアドバイスを貰って、勧められるままに6時半出発となりました。朝食を食べる時間は勿論なく、起きて身支度してチェックアウトしてと言う感じです。

タクシーの運転手さんは既に来ていて、直ぐに50キロ以上離れた空港に向けて出発です。日本と変わらない宿泊体験をさせて頂いて、大変お世話になりました。海外の東横イン利用は初めてでしたが、良い経験となりました。以前のブログでも記載しましたが、現地価格で東横インのメンバーになったので、後日ちゃんと公式アプリでポイントが付与されていました。これから東横インに宿泊する際には、遅まきながらポイントを貯めてみたいと思います。

フロントの方が言うように、7時前と言う事もあってか、順調に市内を走行していました。本当にこれでお別れなんだなと思いながら流れる景色を見ていました。

少しずつ郊外の景色になって来ました。この辺りまで来れば渋滞にハマるような事はこの先無さそうで安心です。市内を抜けるまでがポイントのようです。

行きにも利用した空港までの専用道路のような道に入りました。送迎の車も結構走っていました。因みに今回宿泊した東横インでは送迎サービスをしてないとの事でした。

その後は大草原を見ながらの走行です。これだけ何もない草原が続くと、もっと近くに空港が作れるのではと正直思ってしまいました。それくらい途中からは何も無かったです。

空港から市内へはバスと言う事もありますが、中心部まで渋滞にハマって2時間掛かっていたのですが、帰りはタクシーという事を差し引いても、渋滞にハマらず約40分でチンギス・ハーン国際空港に到着となりました。正直早過ぎる到着ですが、遅れる事なく到着したので良かったと思います。費用は固定で100000MNTの現金支払いでした。ドライバーは私を降ろした後に空港のタクシーカウンターに立ち寄っていましたので、ウランバートル市内のどのホテルに宿泊しても、利用するタクシーと料金は同じようです。
行きは直ぐにバスが出発だったので、空港周りをじっくり見る事が出来なかったのですが、改めて見ると空港の周りは何もないなと、、。空港に勤務する人も通うの大変だなと思ってしまいました。

一階の到着フロアーは飛行機が来なかったので、閑散としていたのですが、2階の出発フロアーに行くと予想以上に多くの人がいてビックリしました。現地の方は自家用車だと思うのですが、空港までの道は車が少なかったのでもっと閑散としているのかなと思っていただけに意外です。インフォメーションを見ると、フランクフルトやイスタンブール、韓国の仁川と言った行き先がありました。

今回はユナイテッド航空のUA6便で成田空港まで行きます。今までの人生でユナイテッド航空を利用した経験がなく、まさかモンゴル・日本間で初めて利用する形になりました。列は空いていてチェックインはサクッと出来ました。

時間的に余裕があるので、MIATモンゴル航空のカウンターも見てみました。現地の方が多くチェックインの列にいました。前述のようにヨーロッパへ行くフライトがあるようなので、それを利用するのだと思います。現地価格だとどの程度のチケット代なんだろうと思ってしまいました。

この空港は日本のODAで作られたようです。知らないところで色々と支援しているんだなと思いました。

端の方へ行くと国内線の保安検査入口がありました。正直モンゴルの国内線ってどこへ行くんだろうと思いながら見ていました。人は少なかったけどポツポツとお客さんはいました。

国際線は中央付近に入口がありました。保安検査、出国審査とスムーズに進みました。早く空港に到着した時に限ってスムーズに進みますね。保安検査で何やら没収された事に対して、日本人が日本語で抗議していたのですが、恥ずかしくて見ていられませんでした。何に対して言っていたのかまでは分かりませんが、少なくても日本語で言ったって分かる訳が無いので、せめて英語で翻訳アプリ使うなり伝える工夫をしないとダメに決まっています。加えてルールは客ではなく検査官なので従うべきです。機内持ち込みが出来ないようなもののようで、結局一旦外に出たので預け入れ荷物にしたのかもしれません。

出国して制限エリア内に来ました。6つの搭乗口があるとてもコンパクトな空港です。この地図に書いてあるのが全てです。端から端まで歩いても直ぐと言う感じです。

私が利用するフライトは搭乗口1番からですが、まだ時間が早過ぎるのでカウンターには人もなく閑散としていました。飛行機は既にありました。

その1番ゲート横にラウンジがあり、事前にネットでスターアライアンスゴールドなら入れると言う情報を見たので、当初はここで出発まで休ませて貰おうと思っていたのですが、モンゴル航空のビジネス客のみと言う事で入る事が出来ませんでした。朝食も取らずに来ていてお腹も空いていたのでこれには困りましたね。

制限エリア内にはお店も限りがあるので、コーヒーショップかラーメン店かの二者択一のような感じでした。電源もあったのでモンゴルでまさかの朝ラーをする事になりました。朝から家系のラーメンでしたが、美味しく頂きました。日本人も店内には多かったですね。ペットボトルの水も注文して、既にここでは出国したからなのかお値段は、10USドルでした。待っている間、食事している間にスマホやカメラの充電もする事が出来たので、機内で万が一充電出来なくても何とかなりそうな感じまで、チャージ出来ました。

搭乗開始の時間になり機内に入ります。優先搭乗するお客さんは思ったよりいました。

使用機材はB737-800です。アメリカ人が利用する飛行機だからさぞかしゆったりしているだろうと思いきや、膝前がついてしまうくらいでして、正直LCCのような足元の狭さでした。ブランケットが各席に用意されていました。

ディスプレイは旧型の余り解像度が良くないものでした。加えて言語がまさかの日本語未対応でこれまたびっくりと言う感じです。そしてまさかのUSBポート無し、コンセント無しでして、ラーメン食べながらスマホやカメラを充電しておいて本当に良かったと思いました。帰国後は家に帰るだけなので、機内にいる間、バッテリーが持ってくれれば良いのですが、逆に行きで利用するとなると結構厳しいなと言う感じです。

機内には日本人CAさんがいました。そしてアナウンスによるとこの便は満席との事でした。この区間どの程度の需要があるのかなと思っていたのですが、需要の高さにビックリです。

安全ビデオは日本語訳もありました。いつ撮影したんだろうと思ってしまうくらい、レトロ感を感じる映像でした。内容を伝えれば良い訳であり、合理性を考えて昔からのものを利用しているのでしょうか。色々な航空会社を利用しましたが、それぞれの特徴があったり綺麗な見せ方をして、常にアップデートをしているのとは対照的な印象です。

成田へ向けて飛行機が動き出しました。4時間50分と約5時間のフライトの始まりです。

滑走路に行く間に大韓航空機の飛行機が着陸して来ました。

暫くするとエアロ・モンゴリアと思われる飛行機が離陸して行きました。この時間帯は一本の滑走路が利用頻度高そうでした。

そしてこの飛行機も滑走路に入りました。首都の国際空港とは思えないくらい、先まで地平線が続いているようにも見えました。

そしてチンギス・ハーン国際空港を離陸しました。

離陸直後から空港までタクシー利用した道以外は大草原が続いていました。市内までかなり離れているので街の様子と言うのも全く見えません。ここまで辺鄙な場所にある空港はある意味凄いなと言う感じです。

出発して1時間半くらいはずっとこのような人を寄せ付けない陸地が広がっていました。国境がどこかにあるはずですが、これだけ何もない場所が広く続くと、国を行き来する事が物理的に出来ないので、警備なんていう概念は必要ないのかもしれません。

中国に入って山と山の間の平地に家らしきものが見える事もありました。どんな生活をしているのか想像もつきませんが、かなりの山岳地帯を見ながらの飛行です。

中国上空で食事が提供となりました。出発して約2時間後だったと思います。チキンを選択しました。お腹が空いていた事もあり美味しく頂きながら景色を見ていました。

中国上空を抜ける時には景色が一変していました。工業地帯の景色を見ながら進んで、遂に海に出ました。

海に出て暫く進むと、陸が見えて来て韓国上空をフライトしました。雲が多くて韓国の様子を見れなかったのは少し残念でしたが、天気ばかりは仕方ないですね。

雲で余り韓国の様子が見えないまま、日本海に抜けました。どの辺りから日本本土に入るのかなと思って見ていました。

そして遂に日本列島に差し掛かりました。北陸地方の富山・金沢の間辺りから国内上空に入りました。韓国の時と同様に雲に覆われて間から景色が見えるという感じでした。

そのまま内陸部を進みます。地図が大雑把過ぎて分からなかったのですが、長野県上空なのかなと思いながら景色を見ていました。

そのまま東へ進み、茨城県北部から太平洋に一旦抜けました。

暫くは太平洋沿岸の景色を見ながら、太平洋上空を南下していきます。

霞ヶ浦付近から内陸部を進んで成田空港を目指します。この辺りになるとかなり高度も下がって景色が良く見えるようになっていました。

定刻より約20分遅れで成田空港に着陸となりました。行きは北京経由で来ていたので、遅れての到着とはいえ、やはり直行便は凄く楽だなと思いましたね。
今回色々な景色を見る事が出来て、約5時間のフライトも飽きる事なく終えました。何より場所によって景色が極端に違っていたので、面白みを感じたフライトだったのかもしれません。西から東へ5時間フライトしていますが、時差は1時間なので身体的にも特に影響なく戻ってこれました。

今回のモンゴル旅でも無事に終えて一安心です。
今回のモンゴルではホテルは日本と同じで、中心部の街並みも日本と似ているような点が少しあるような気がしましたが、何より中心部を離れた景色が異空間過ぎましたね。それも含めてとても良い経験が出来た旅行だったと思います。以前からどんな国なのかなと思っていたのですが、今回行けて本当に良かったと思いました。ご興味がある方は是非行って見て下さい。でも冬の時期は半端ない寒さだと思うので、行く時期は現地の気候を調べてから行く事をお勧めします。
今回の様子を動画に纏めていますので合わせてご覧下さい。