日常の喧騒を離れて、どこか遠くへ行きたい――。そんな思いがふと湧いた週末、思い立って新幹線に飛び乗り、日帰りで長野へと向かう弾丸一人旅に出かけてきました。東京や大宮からわずか1時間ちょっとでアクセスできる長野は、日帰りでもグルメや観光、温泉まで存分に楽しめる最高のエリアです。今回は、美味しいものを食べて、参拝して、サウナで癒やされる、大満足の一日をレポートします!
北陸新幹線「かがやき」で出発!青空から一瞬で雪国へ
旅の始まりは大宮駅のホームから。スタイリッシュな北陸新幹線(E7/W7系)に乗り込むと、一気に旅情が掻き立てられます。


かがやき号で大宮駅を出発です。窓際の席を確保する事が出来たので、晴れている様子を見ながら日帰り弾丸旅が始まりました。

車内は混雑していました。殆どの座席が埋まっていたと思います。かがやき号は全車指定席なので途中の大宮駅からでも席が取れれば問題ないですが、週末は新幹線のチケットが取りにくくなっているなと常に感じています。

高崎駅を過ぎて碓氷峠トンネルを通ります。このトンネルを抜けると長野県に入り、天気が変わる事を多々経験しているのですが、この日はどうなのかなと思いながら過ごしていました。それにしても新幹線が無かった時代は機関車を連結して碓氷峠を越えていましたが、新幹線では長いトンネルとはいえ何事も無いように直ぐに抜けて進みます。

上田駅に近くなると千曲川を遠くに見ることが出来ます。この辺りまで来て雪がない状況だったので、この時は良かったと安堵していました。

しかし、篠ノ井付近に差し掛かると、途端に車窓の景色は一変してビックリしました。さっきまでの青空が嘘のように、一面の銀世界へと様変わりしました。上田から長野までの区間はそれ程離れていないと思うのですが、何がどうなるとこうも天気が変わるのかという感じです。

そして長野駅に到着です。やはり東京の自宅を出た時とは数段寒さが違っていました。乗車したかがやき号は大宮の次は長野だったのであっという間です。時間にしてちょうど1時間くらいという感じですが、新幹線でその時間を移動すると全く別世界になりました。
長野駅にはとても多くの外国人がいました。この駅で降りる人が大勢いましたが、同じくらい乗車するお客さんがいたので殆ど満員の状態で富山へ向けて出発した感じとなりました。
長野駅前の大行列店「らぁめん みそ家」で絶品味噌ラーメンランチ
長野駅に到着すると、駅の外はしんしんと雪が舞う寒さ。まずは冷えた体を温めるため、事前にリサーチしていた駅前の大人気店「らぁめん みそ家」へと直行しました。以前に来た事があり、久しぶりに行ってみようかなと思って来た次第です。

お店の前にはすでに多くのお客さんが列を作っていましたが、防寒をしっかりして並びます。少し待ってカウンターの席に座ってメニューを見ながら、今回はお店こだわりの「石臼味噌らぁめん」を注文。

目の前に運ばれてきたのは、器いっぱいに盛られたシャキシャキのネギともやし、そして大ぶりのチャーシューが乗った芸術的な一杯!信州味噌をベースにした濃厚な大吟醸味噌スープが、こだわりの極太ちぢれ麺にしっかりと絡みます。一口すするごとにコク深い味わいが口いっぱいに広がり、旅の疲れが一気に吹き飛ぶような美味しさでした。長野旅のスタートにこのラーメンを選んで大正解です!
定番のパワースポット!雪降る神聖な「善光寺」参拝とおやき食べ歩き

お腹を満たした後は、長野観光の定番である善光寺へ向かいます。雪が強まってきたため、駅前の一番乗り場からバスを利用して移動しました。天気が良ければゆっくり散策しながら善光寺まで歩くつもりでしたが、天候が良く無かったので素直に公共交通機関を利用しました。

バスを降りると、そこには美しい雪化粧をまとった歴史ある街並みが広がっています。滑らないように足元に気をつけながら参道を進むと、堂々とした佇まいの仁王門、そして重要文化財である雄大な三門が見えてきました。

さらに奥へ進むと、国宝に指定されている善光寺の本堂が姿を現します。底冷えのする寒さですが、白い雪の中に佇む厳かな本堂は言葉にできないほどの趣があり、多くの参拝客で賑わっていました。しっかりと手を合わせ、神聖な空気の中で日頃の感謝をお参りした後は、広大な境内をゆっくりと見学しました。

参拝後のお楽しみといえば、やっぱり仲見世通りでのグルメ。戻りながらお店を物色して「安曇野おやき 高橋」に立ち寄りました。ここで人気の具材が詰まった温かいおやきをチョイス。もちもちの皮の中にジューシーな餡がぎっしりと詰まっていて、冷えた身体に染み渡る美味しさでした!

次の目的地へ向かう前に、参道沿いにある和モダンな雰囲気がお洒落なスターバックスコーヒーで一休み。旅の合間に温かいコーヒーを飲む時間は、一人旅ならではの贅沢で心地よいひとときです。いつも思うのはコーヒーが凄く美味しいかと言われると個人的に思うところありますが、お店の雰囲気作りは素晴らしいなと感じます。
至福のひととき!「権堂温泉」でサウナ&温泉を満喫

スタバで休憩した後は、さらに冷えた身体を労るために「権堂温泉」へと歩みを進めます。じゃらんのポイントを利用して負担額が少なく済みました。場所的に露天風呂はありませんが、そこそこのお客さんだったので、ゆっくり温泉で体を癒す事が出来ました。

湯上がりの休憩スペースでは、横になれるソファがあったので、この後はどのように過ごすかを考えながら、クールダウン時間を過ごしました。

温泉を出る頃には、外はすっかり綺麗な夕暮れ時に。昼間の激しい雪も完全に止み、静まり返った道を歩いて長野駅へと戻ります。
旅の締めくくり!「そば亭 油や」でボリューム満点おでんと戸隠おろしそば

旅の最後を締めくくるのは、やっぱり信州名物の蕎麦。長野駅前にある渋い店構えの名店「そば亭 油や」を訪れました。メニューを開き、お店の名物である「戸隠おろしそば」と、温かい「おでん盛合せ」を注文。

まず運ばれてきたのは、お出汁がしっかりと染み込んだ大ボリュームのおでん!玉子や大根、ちくわなどが熱々の状態で提供され、一口食べるごとに幸せな気分になります。

そしてメインの「戸隠おろしそば」は、たっぷりの大根おろし、なめこ、山菜、そして瑞々しいインゲンが添えられた、地元愛を強く感じる美しいビジュアル。コシのある風味豊かなお蕎麦がおろしと絶妙に絡み合い、お腹いっぱいになりながらもペロリと完食してしまいました。最高のディナーで長野のグルメを締めくくることができました。

あっという間に夕方の時間になっていました。楽しく旅行していると時間の経過が早く感じます。

週末夕方の東京行きは簡単に指定席が取れない事を経験済みでしたので、帰りに事前に予約した時間に間に合うように今回旅行しました。温泉での時間の過ごし方、新幹線に間に合うように食事も出来たので、この後は帰るだけです。

帰りは温泉に入って食事した心地よさからなのか、ウトウト車内でしていたらあっという間に大宮駅に到着となった感じでした。帰りも窓際の席を確保して長野の次は大宮駅という事もあり、他の人に起こされたり、気を遣う事が無かったので何も考えずゆっくり過ごす事が出来ました。もし愛車で来たとなるとそうはいかないし、時間もかなり掛かるので、やはり新幹線は楽だなと感じた1日でした。
まとめ
美味しい味噌ラーメンから始まり、雪景色が美しい善光寺参拝、心まで温まる温泉サウナ、そして絶品の信州蕎麦まで、日帰りとは思えないほど贅沢で濃密な時間を過ごした長野弾丸一人旅。新幹線を使えば、週末にふらっとこれだけ充実した旅ができるのは本当に魅力的です。纏まった時間が取れないような場合にみなさんもぜひ、行ってみたい都市へ目的を絞って行ってみてはいかがでしょう。
今回の様子を動画にしているので、合わせてご覧下さい。