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雪景色とともに北陸へ|大宮〜敦賀をかがやき505号で旅する記録

今回から暫くは北陸地方を旅行した時の様子をブログしたいと思います。

在来線を乗り継いで大宮駅までやって来ました。最近は家からだと東京駅からより大宮駅から新幹線乗車する方が体力的に楽なので、ここからのスタートになりました。運賃的なところでもメリットがありますし、途中の大宮駅からでも指定席ならどこから乗っても、座席が確保されているので、自由席のような座れないという問題にはなりません。

今回利用するのは、「かがやき505号・敦賀行き」です。停車駅の少ない全車指定の新幹線でして、大宮駅を出発すると、長野駅、富山駅、金沢駅、福井駅に停車して敦賀駅まで行きます。終点以外は県庁所在地の駅ばかりとなります。

北陸新幹線はJR東日本区間の上越妙高駅までは利用経験があるのですが、JR西日本区間である上越妙高以遠は、この時が初めてとなります。

乗車する新幹線がやって来ました。大宮駅では晴れていて、穏やかな冬の日という感じでしたが、日本海側になった時にどうなるのかという感じです。

今回の旅行は数日前に決めたのですが、そこから指定席の予約をすると席が空いていなくて、焦りました。遅い時間帯なら空いていましたが、それだと現地でのアクティビティに影響が出るので、可能なら朝の時間帯に出発して午前中のうちに現地に到着したいのが人情です。

定期的にえきねっとでチェックしていたのですが、二日前くらいに何とか通路側ではありますが座席が確保出来ました。それ以降もギリギリまで窓側が空いていないか、定期的にチェックしていましたが、取れず結局通路側での新幹線旅となりました。

車内は満席なだけあって、実際にも空いている席がない感じでした。北陸新幹線の需要の高さを感じます。

大宮の次の駅は長野駅に停車です。この時は15分遅れでの到着となりましたが、それでも長野に対する距離感がすっかり変わりました。この列車は大宮からノンストップだったので、早いのは勿論ですが、途中駅に停車する新幹線を利用しても、早くそして近く感じます。

かなり昔に夜行バスで東京から長野駅に来た事があります。それはそれで新幹線到着前から、行動出来るのとバスだと時間はかかるものの、費用的には新幹線と比べると格安で行けるので、使い分けて利用して長野観光を楽しみたいものです。今回は勿論このまま乗車し続けます。

長野駅を出発して車内メロディーが変わりました。この先の上越妙高駅がJR東日本と西日本の境になりますが、この列車は通過なので長野駅からJR西日本の乗務員に変わりました。私もこのJR西日本区間が今回で初めてです。

長野駅で多くのお客さんが降りて車内が空くのかと思いきや、同じくらい乗車してきて結局見える範囲では殆ど満席の状態で出発となりました。そして長野駅を過ぎてから写真だと見にくいのですが、雪が舞うようになって来ました。大宮駅出発時には晴れていましたが、碓氷峠を越えて長野県内に入ってから明らかに曇天になって天気が変わって来ているのが分かりました。

長野駅の手前で言うと、碓氷峠付近の所でトンネルはありましたが、それ以外はそんなにトンネル区間があると言う印象ではなかったのですが、長野を経て日本海に抜けようとするに従って、トンネル区間が非常に長くなって来ていました。

山を抜けて日本海側に入ると富山県になりますが、すっかり雪景色となりました。太平洋側と日本海側で天気が違うのをよくニュースで見ますが、それをまざまざと実感しました。

長野駅の次は富山駅に停車です。降りるお客さんはいたのですが、思ったより少ない印象でした。

この駅には20分前後の遅れで到着となりましたが、接続する在来線は待ってくれるようです。この後の金沢駅でも同じでした。この辺りは何分遅れでは接続を待つとか、何分以上ならそのまま出発とか基本線を決めるのは、何ら不思議では無いのですが、在来線は既にJRではなく別会社なので、通常通りの運行も出来そうな気はしますが、やはり新幹線からの乗り換え客をそれなりに見込んでいる為に協力をしているのでしょうね。乗客としては利便性が失われずに乗り換えられるので、有り難いですよね。特に地方だと運行本数も少ないと思いますし。

富山駅の次は金沢駅です。この区間は在来線と高速バスでそれぞれ行き来した事があるのですが、新幹線だと20分前後で到着するので本当に直ぐと言う感じです。富山と金沢が近くなって人の行き来が増えると経済も活性化しそうです。

金沢でかなり降りると思っていたのですが、予想外に降りる人が少なくかなり多くのお客さんがそのまま乗車し続けていました。

金沢駅を過ぎると私の横の3列席が全て空席となりました。通りかかった車掌さんに席の移動をお願いしたら問題ないと言ってくれたので、移動させて頂きました。因みに私の元の席に座っていた窓側の人は私と同じように終点までの乗車でした。

金沢駅から先の区間を見ていると、所々で遠くに日本海を見る事が出来ました。海までは距離があるようですが、高架を走行するので建物がないと海が見えるようになります。この辺りではすっかり雪景色ですが、雪は降ってなさそうなので、なんとかこのままでいってほしいところです。

金沢駅の次は福井駅に停車となりますが、小松駅を通過した辺りから少しずつ天気が怪しくなって来ました。この辺りはトンネル区間もなく、山を抜けると言うような感じではないのですが、エリアによって天気が違うようです。

福井駅に間も無く到着という段階になると、雪が降っていました。晴れていた大宮駅から、まさかまさかの展開です。目的地に近くなるにつれて天気が悪い方向に変わっていて、残念と言う感じですが、天気ばかりは仕方ないですね。

そして福井駅に到着となりました。ノンストップだったので25分前後での到着となりました。金沢駅を起点とすると、若干富山駅の方が時間は短いですが、それも数分です。北陸3県が非常に近いですね。そしてこの福井駅で大半のお客さんが降りて行きました。富山でもなく金沢でもなく福井駅が一番多く降りる人が多いとは、本当に意外な感じでした。

在来線で福井駅に行って、観光もしたことがありますが、その時には小松空港を起点として来ていましたが、楽さで言えばやはり新幹線でしょうね。

福井駅の次は終点・敦賀駅です。ご覧のように大半のお客さんが降りて所々にお客さんがいると言う感じになりました。車内サービスは終点の敦賀駅まで行っているようで、この区間でも実際に車内をまわっているのを見ました。

そして約20分の遅れで終点の敦賀駅に到着です。私が乗車していた車両以外でもお客さんが少なかったようで、ホームに降りたお客さんは混雑する事なく、階段やエレベーターで降りて行きました。ここから在来線特急で名古屋や大阪へ行く事が出来るので、そのお客さんも当然いらっしゃると思います。

私は一旦駅の外に出てみました。新幹線に近い方は東口で駅前は何もないので、タクシーが数台停車している程度でした。そしてご覧のように雪が吹雪いていて、凄く寒かったです。家から大宮駅まで移動した時には予想しなかった天候になってしまいました。

今回遅まきながら北陸新幹線を完乗してみましたが、北陸3県への距離感が全然変わりましたね。小松空港経由で富山県、石川県、福井県に行っていた時には、東京に住んでいる私としては、羽田空港まではそれ程苦では無いのですが、小松空港からバスで福井や金沢まで移動となると、やはり面倒ですし、時間も掛かります。それに比べれば新幹線に乗車してしまえば到着するので、多くの人は新幹線が楽で選ばれるような気がします。そして特に埼玉県やそれ以北に住んでいる人は、北陸新幹線一択でしょうね。

頭では北陸が近くなったのかなと分かっていましたが、実際にも凄く近く感じて、とても良い新幹線旅を経験する事が出来ました。

この後の様子は次回で。ここまでの様子は動画にもしていますので、合わせてご覧下さい。

 

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