中国の北京首都国際空港のエアチャイナのラウンジにて一夜を過ごした続きです。

ラウンジで食事して体調的にも回復した状態で、エアチャイナのラウンジを出発です。ラウンジが24時間で無ければ、制限エリア内とはいえどこかで休む場所を確保しないといけなかったので、ラウンジで休めたのは本当に助かりました。お陰様で体調バッチリな状態での移動となります。

この日の北京は晴れでして、最終目的地の天気はどうなるのかなと思いながら搭乗口を目指します。頭では空港はとても大きいと分かっていても、実際に歩くと更に遠く感じました。しかも搭乗口は端の方だったので歩きましたが、体調的に問題がなく体を「起こす」と言う意味では、いい意味でウォーキングをしたような感じです。

今回はエアチャイナCA901便でモンゴルのチンギス・ハーン国際空港に行きます。海外あるあるですが、搭乗開始時間よりも早く搭乗手続きを開始していて、搭乗口に到着した際には、既に改札が始まっていました。余りこの区間でステータスを持っている人はいないようでして、直ぐに改札をさせて頂く事が出来ました。

改札後はなぜこんなに長いのかなと思ってしまうくらい、長いボーディングブリッジを通って機内へ向かいます。なぜか道路を超えて設置されていました。設計ミスなのか予定通りなのか、拡張されてこうなったのかは分かりませんが珍しいですね。

機内に入りました。B737-800で日本でもお馴染みの機種です。3列+3列で個人用ディスプレイはありませんが、足元にUSB電源があるのは助かりました。現地到着して、スマホやカメラのバッテリーがどれだけ残っているのかは重要です。膝前は余裕がありませんが、拳半分という感じでした。

最終目的地・モンゴルに向けて飛行機が動き出しました。搭乗開始が早かった為か出発も定刻か少し早いくらいでした。日本のように地上係員さんが手を振ってお見送りをしてくれていました。そのような事をするのは、日本だけかなと勝手に思っていましたが、中国でもしてくれるんだなと思いましたね。

この時の搭乗率はざっと8割前後という感じの印象でした。私の横の中央席も空いていたように所々で中央席が空いている箇所が見受けられました。中国人なのかモンゴル人なのか私には見分けがつかないので、何とも言えませんがいずれにしても欧米の人もいない感じでしたので、大半はそのどちらなのかなと思います。

そしてモンゴルに向けて離陸となりました。前日の夜に到着した際には何となくしか分かりませんでしたが、明るい時に見るとやはり北京首都国際空港は巨大だなと感じました。場所によっては搭乗口までの移動もかなり歩くと思います。

ディスプレイが無いので想像でしか無いのですが、北京からモンゴルだと北西の方向へ進むのかなと思います。最初は街並みがずっと続いていましたが、徐々に緑が多く見えるようになって来ました。

そしていつの間にか人が入り込めないような大自然の景色を見ながらのフライトになりました。北海道は広いと感じますが、その比では無いくらいの大きさで、いつまでもこのような手付かずの景色が続いているような感じさえしました。

2時間少々のフライトとはいえ、スターアライアンスに所属しているエアチャイナの国際線です。早朝の便という事で軽食が配られました。ハンバーガー、栗、ヨーグルトといった感じでして、ラウンジで食事して来たのもあり、特筆すべきものがある訳では決してありませんが、私的にはこれで充分という感じでした。

どこで国境を越えたのかさっぱり分かりませんが、恐らくモンゴル上空に入ると急に雲が出てきて地上の景色が見えにくくなって来ました。人の手を寄せ付けないような大自然が続いているのは、モンゴルに入ってからも同様です。

着陸寸前といったところでも、周りには何もない大草原が広がる景色で、本当にこの近くに空港があるのかなという印象です。

そしてチンギス・ハーン国際空港に着陸となりました。減速した際に空港が見えたのですが、北京から出発したせいか特に小さく感じました。まるで国内で言えば地方航空のような感じです。空港の周りには大草原が広がっていて、空港ビルを除けば何も建物がないような感じすらする少し寂しいような気がしたのも事実です。

モンゴル到着時は雨が少し降っていました。北京と飛行機で2時間以上離れているので、天気が変わる可能性があるのは重々承知していたのですが、全く違う天候とは少し予想とは違っていました。このあと観光になるので雨が止んで欲しい所ですがどうなることやら、、。
今回エアチャイナで羽田空港からラウンジで夜を越して、北京から早朝のフライトでやって来たのですが、モンゴル到着時でも体調バッチリな感じで来ることが出来まして、到着時は午前中ですが、午後も十分観光出来そうだなと思いました。安く来れたのにも関わらず、大きな不満がなく来れたので、その意味ではエアチャイナ様様だと思います。何度も中国系のフライトをコロナ禍以降に利用しましたが、今回も大きな不満がなく過ごす事が出来ました。
今回の様子は動画にもしていますので、合わせてご覧下さい。