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(観光記)極寒の稚内で観光して来ました!(稚内港北防波堤ドーム、ノシャップ岬、旧瀬戸邸)

日本最北端・宗谷岬に行って稚内駅近くのホテルに宿泊した続きです。

朝起きて部屋から景色を見るとどんよりと曇った朝でした。それでも雪が降ってないだけでも恵まれているのかも知れません。稚内駅は勿論ですが遠くに海を見る事も出来ました。駅前も人口が大ければ再開発されるのかも知れませんが駅前にはスペースがかなりありました。

早朝に稚内駅横のセイコーマートに行く気にはならなかったので前日の夜にセイコーマートで購入していたパンとカップ麺を食べて朝食としました。北海道だとやっぱり「やきそば弁当」は定番でしょう!カレー味は初めて食べましたが美味しく頂きました。

8時過ぎにホテルをチェックアウトしました。お昼に稚内駅から空港へ行くバスに乗車するのでそれまでが観光する事が出来る時間です。色々と見て回る事を考えて逆算すると8時過ぎにはチェックアウトする必要がありました。

ホテルから直ぐの場所に稚内港北防波堤ドームがあるので歩いて向かいました。遠くから見ているだけでもこんな防波堤見た事が無いです。

目の前に到着です。早朝から車が止まっていて観光客、地元客が散策しているようでした。それにしても凄い防波堤で格好良さすら感じました。アートと言っても良い感じです。

防波堤入口に上に行く階段がありましたので見て見ました。この日は寒いのは当然として波が高くは無かったので波が防波堤まで被ってくる事は有りませんでしたがこの角度で見ると防波堤の目的が良く分かります。

折角なので端から端まで歩いて見ました。観光客もいましたし地元の方がここを往復して歩いている様子も見られました。歩いている時も右側から風は入って来るので暖かいと言う事は全く無いです。あくまでもドームは海からの波風を避ける為で他からも風は入って来ます。昔はここを多くの人が行き来して樺太への船に乗ってたのでしょうか。当時はどんな感じだったのかなと想像しながら歩きました。

ドームの端まで行った時の景色です。樺太までの船があった時にはどんな感じだったのでしょうかね?もうこの先樺太への航路が復活する事は無いのかなと思いますが思いを馳せながらしばし景色を見てました。

この後も戻りながらドームや港の景色も見て散策を終えました。冬と言うのもそうですが早朝だったので人も少なくゆっくり見れて良かったです。稚内駅から直ぐの所にあるので是非足を運んで昔の様子を想像しながら歩いて見て頂きたいです。

そこから稚内駅まで歩いて来ました。この日は-8度でした。東京に住んでいると殆どお目に掛かることが出来ない数字ですがこの辺りでは氷点下は当たり前でしょうね。風がまだ強く無いだけマシなのかも知れません。

稚内駅に再び来ました。結局列車はここで見る事が出来ませんでした。いつかは列車で、、、と改めて思いましたが実現する日が来るのかな、、。

前夜に稚内温泉に行った時と同じ路線のバスにこの後は乗車しました。既に多くの地元客が乗車してましたが稚内駅からの乗車は私含めて観光客と思われる人ばかりでした。顔を見ると前日に宗谷岬で見た人もいました。この時間にこのバスに乗車すると言う事は私と同じ目的であるのは明白です。

到着したのはノシャップバス停です。地元客はこの手前で全員降りて行きましたがここまで乗車しているのは観光客ばかりでした。前夜はこの先まで行くバスに乗車して稚内温泉に行きましたが、ノシャップまではバスの本数が多いようでした。

帰りのバスの時間を確認してノシャップ岬までバス停から歩きます。冬の閑散期と言う事もありお店の大半は閉まってました。この辺りは本当にヒッソリとしてましたね。

岬の先端にある公園まで来ました。同じバスで降りた観光客しか来てませんでした。

と言う事でこちらがノシャップ岬です。風があって寒かったですが宗谷岬と同様に達成感を感じました。

見間違いでなければ遠くに礼文島の島影を見る事が出来ました。利尻島や礼文島は勿論行った事が無いのですがこの先行く事があるのかな?日本はなんだかんだで広いなと思いながら景色を見てました。

ノシャップ岬を見た後は近くにある稚内灯台を見て見ました。とても背が高い灯台で案内を見ると日本で2番目に高い灯台のようです。近くで上を見ると少し首が痛くなりましたw。場所が当時とは少し変わったようですが1900年から点灯していると言う事でとても歴史が長い灯台です。

北海道の日の入りは早いです。1月とは言え4時過ぎの日の入りはとても早いです。こうも早いと時間感覚と言うか生活リズムが違って来ますね。

水族館がありましたが整備中と言う事で閉まってました。閑散期にそのようなメンテナンスをするのは理に適ってますね。残念ですが見学は諦めて一通りのこの周辺での散策を終えたのでバス停に戻りました。

帰りのバスでも行きで降りたお客さんと一緒です。とても寒いので外で長居する訳にも行かないので同じような行動になります。

道路だけを見ると1月の最北端の街・稚内とは思えないくらい雪が無かったです。もっとアイスバーン状態にどこでもなっているのかと想像してましたが本当に意外な感じでした。

帰りは稚内駅を過ぎてこちらのバス停で降りました。ここで今回の稚内旅での最後の目的地まで歩いて行きます。

到着したのは「旧瀬戸邸」です。この施設は底引網漁業の親方・瀬戸常蔵氏の住宅で戦後は底引網漁業がこの辺りで盛んだったようです。その当時の様子をここで展示して見せている施設で国の登録有形文化財にもなってます。費用は200円で見学する事が出来ます。稚内駅から数分なのでバスの時間を逆算して駅から近い観光スポットを探してここに辿り着きました。

中ではスタッフの方が説明して頂き色々と興味深く拝見しました。稚内の漁業の歴史や当時の様子を色々と見る事が出来ました。戦後の稚内はかなり活気があって賑わっていたようです。施設はドラマのセットのような感じで昭和の時代は確かにこんな感じだったなぁ、、、と言う感じで見させて頂きました。

見学後は稚内駅に戻りました。バスに乗車する前に前夜に頂いた稚内市のクーポンを利用する為に駅ナカで食事する事にしました。利用用途が食事に限られていた為です。

1000円のクーポンを利用する為にこちらの「宗谷黒牛のハヤシライスセット(1200円)」を注文しました。「宗谷黒牛」と言うブランドを初めてここで知りました。店内はお昼前でしたが結構お客さんがいてその中には私と同じように空港へのバス待ちと思われる人もいました。スーツケースとか持っているのを見ると大抵そうですね。列車の時間はまだまだ先でしたし。

そしてこちらがハヤシライスセットです。どんなのが出て来るのかなと思ってましたが非常に美味しそうなハヤシライスが出て来ました。プレートもデザイン良く洒落ていて雰囲気が良いですね!「宗谷黒牛」と言われても正直牛肉の違いが分かる訳では無いですが煮込まれた牛肉はトロトロでとても美味しくハヤシライスを頂きました。セットでコーヒーが付いていたのでバスの時間を見ながら駅ナカのお店でゆっくり稚内での最後の時間を満喫してました。無事に1000円分のクーポンを利用してお得に食事する事が出来ました。とても美味しかったです&ご馳走様でした!

行きのバスが混雑していたので気になって少し早めにバス停に行くとやはり並んでました。レンタカーが無ければこの路線バスしか交通手段が無いのでそうなりますね。閑散期の時期にこれだと繁忙期はどうなるのか気になりましたが、この後の稚内空港から羽田空港までのフライトの様子は次回で。

午前中の短い時間ですが予定通り見て回れて良かったです。慌ただしい感じではありましたが一泊二日で工程を組むと飛行機も1日に羽田から一本しか出てないので実質こうなると思いますし、今回宗谷岬やノシャップ岬、このバス停でも行きのバスで見かけた人を何人も見ました。皆さん考えて行く所は同じになるのかなと思いましたが私なりに予定通りに見て回れてとても良い稚内観光になりました。なかなか最北の地に来る事は無いと思いますがまた機会を作って来て見たいと思ってます。とても良い所でしたので是非気になった方は稚内へ行って観光して見て頂きたいですね。

ここまでの一連の様子は動画にもしてますので合わせてご覧下さい。

 

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