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(東京都青梅市)2023年9月からリニューアルの為に休止された青梅鉄道公園は子供の頃の記憶がオーバーラップして大人が楽しめる公園だった!

東京都青梅市にあるレトロな喫茶店「夏への扉」さんでゆっくりモーニングをした続きです。

モーニングした「喫茶店・夏への扉」さんは青梅駅と青梅鉄道公園の中間地点のような位置でしてモーニングをして残りの道を歩く感じにはなりますが徐々に緩やかではありますが坂道を登って行きます。車も結構通って行きましたが駐車場が少ないはずなので停める所があるのかなと思いながら歩いてました。5月のGW中で酷暑と言う時期でも無いので天気も良く歩くには良い感じの気候です。まだこの時点では午前中だったのもあります。小学校低学年だったと記憶してますが先生に引率されてせっせと坂道を登ったのを何となく思い出してしまいました。社会科見学か何かで理由は忘れましたが引率されて行った事は記憶に残ってます。あの時も歩いて行った記憶があるので恐らく青梅線で来ていたのだと思います。

途中では青梅鉄道公園の近道と言って良い桜見本園地があってそこの中の急な階段を登って行きます。自動車と同じ道だと緩やかな坂道ではありますが遠回りする形になりこの中を通ると急な坂道にはなりますがショートカット出来ます。子供の頃に来た時には何となくですがここを通らず自動車と同じ道で緩やかな方を歩いて行った記憶があります。低学年なので体力的な事を当時の先生は考慮してくれたのかな?!

途中で振り返ると青梅市内を見る事が出来ました。木々が覆っているので見通しが良いと言う感じでは無いのですが少なくてもかなり登って来た事は分かります。これだけ見ると東京では無いような景色ですねw。

そして青梅鉄道公園に到着しました。昔の印象と全く変わってなくここだけ時間が止まっているようにさえ見えました。懐かしい感じがしましたね。今回青梅鉄道公園に来ようと思ったのは2023年9月からリニューアルの為に休止されると言う情報を知って休止される前に久しぶりに行って見たくなって来たのでした。こちらは入園料が何と100円ととても有難い設定になってます。早速100円をお支払いして敷地内へ入ります。

最初に見えたのがSLのD51です。青梅鉄道公園と言えばやはりSLが展示されている印象が強く残ってます。色々な場所でSLは見てますがいつ見ても機関士さんがこれを運転するのは職人芸だなと思います。見てたり乗車する側からするととても楽しいですが、機関士さん側からの立場では多くの操作に加えて石炭も入れないといけませんし進行方向への見通しだって煙の方向次第では一変するかと思います。一人では運転出来ないのでチームワークと言うか阿吽の呼吸も重要になりそうですし、何より暑さへの対応や体力が必要だと思います。

こちらは国の重要文化財に指定されているED16型の電気機関車です。昭和6年製造と言う事で戦前から活躍していたとの事です。最初は電化が進んだ中央線や上越線で活躍していたようで晩年は青梅線でも石灰石を運ぶ貨物列車を牽引していたようです。どんな走りをしていたのかなと想像しながら見るとロマンを感じます。

こちらは昔の通勤電車クモハ40型です。こちらも昭和初期に活躍していた電車だそうでして昭和53年の春までは青梅線でも走っていたようです。この当時の通勤電車内ってどんな感じだったのか気になります。この当時からぎゅうぎゅう詰めで動いてたのかとか、扇風機だと思うのですが夏は今程の気温では無くても暑いとは思うので大変だったのかなとか、色々気になりますねw!各車両の説明を見て行くと青梅線にゆかりのある車両が展示されている事が理解出来ます。今はどんな思いで青梅線を見ているのでしょうか、、。

少し下がったスペースに新幹線が有りましたので行って見る事にします。

お馴染みの0系で車内も入って見学出来ました。座席レイアウトは最初から2列・3列で今と同じです。一つの窓の大きさが大きくて何だか開放的に見えました。

新幹線を見た後は元の場所の高さまで戻ってから奥へ進むとSLが幾つか展示してあるスペースがありました。いずれも明治後期から大正にかけて活躍していたようです。国産のもあれば英国製のものもあり恐らく初期は英国製のSLが動いていてその後に日本製のSLがそれをベースに開発されて鉄路の拡大と共に活躍して行ったと思われます。昔もSLが多くて印象が残ってましたが今もそれは変わらないような印象に思いました。

敷地内の車両を一通り見た後は記念館の二階に来て見ました。敷地全体を見渡すと色々な車両が所狭しと展示してありとても100円の入園料とは思えない充実ぶりです。

記念館では色々な展示がされていましてこちらのコーナーは青梅鉄道公園の50年の歴史が展示してありました。写真を見ると色々と搬入されて拡張されて行く様子はそれを見る人の様子など興味深く見る事が出来ます。今はリニューアル中なのでその様子がこのスペースの一角に追加されて歴史が続いて行くのでしょうね。

こちらは中央線・青梅線の写真が展示されてました。長い間沿線に住んでいたので懐かしくこの辺りも見入ってしまいました。写真や動画もそうですが記録として残すのはとても大事な事なんだなとこう言うのを見て思います。何でもそうですが今の当たり前・通常の景色がいつまでもそうとはならないですからね。

電車や特急、そして新幹線のあゆみが展示してあって見た事のない車両や見覚えがある車両など自分の記憶と重ねて見ると一枚一枚見入ってしまいます。

青梅線は明治の時代から歴史があるようです。今後青梅線がどのように発展して歴史を繋いで行くのか楽しみでもあります。

SLの説明や変遷についても展示してありました。子供は勿論ですが大人でも普通に楽しめます。

ブルートレインのヘッドマークが展示してありました。非常に懐かしくこちらも見入ってしまいました。この中では私は寝台特急紀伊に乗車した事があるのと寝台特急瀬戸ではなく今のサンライズ瀬戸には乗車した経験がありますがそれだけで他は全くありません。今となっては勿体無い事をしてしまいましたが当時の経済状況からすると仕方ないかなと、、。もうこの手のブルートレインは復活しないとは思いますが乗車して見たかったなぁ、、。

記念館の一階中央には模型が走っていて子供達が楽しそうに見てました。記念館は所狭しと色々な展示がしてあって勉強になるものや懐かしく見たものもあり時間を掛けて館内を見学しました。

大人のこの時の方が振り返るとより楽しめたかも知れません。展示内容が豊富で子供の頃の記憶とオーバーラップして多くの事を見れたのがそう思わせたのかなと感じます。それを100円の入園料で見させてくれたのはバーゲンプライスと言うしか無いと思います。リニューアル後はどうなるのか分かりませんがまた是非来て見たいと思いましたね。

久しぶりに青梅市に来たのでこのまま電車で帰るのは勿体無い気がしましたのでこの後は少し市内を散策して見ましたがその様子は次回で。

この時の様子は動画にもしてあるので是非ご覧下さい。

 

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