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(旅行記)JR高山本線・高山駅周辺を弾丸で観光しました!(飛騨の里、高山陣屋、古い町並、飛騨牛バーガー)

JR高山本線で美濃太田駅から高山駅まで普通列車でやって来た続きです。

高山駅まで青春18きっぷで来ましたが強がりでもなく意外と時間を感じずにここまで来る事が出来ました。晴れていて飛騨川の景色が良かった事、ボックスシートの座席が快適だった事等が挙げられそうです。初めてこの路線を乗車したので見るものが全て新しくその点もプラスに働いたのかなと思います。

高山駅の駅舎です。こんなに立派な駅舎なのかと見て驚きました。日本を代表する観光地の玄関口だなと思いました。折角高山駅まで来たので駅周辺を少し観光する事にしました。この後の予定を決めているのでその時間までが観光時間となります。

後の予定が決まっているので先に駅から遠い所を観光しようと思いまして最初にバスで目的地まで向かいます。バス車内は勿論日本人も居ましたが外国人が多かったですね。セントレアなのか関空なのかはたまた羽田や成田から来たのか分かりませんがどこの空港からでも高山まで時間が掛かるので外国人の行動力には素直に感心するばかりです。東京からやって来た私でもそんなに簡単には来れないですからね。

バスに揺られて約20分で目的地に到着です。日本人はともかく外国人は同じ所で降りるだろうなと思ってましたが予想通りでしたw。

バス停から少し歩いてやって来たのが「飛騨の里」です。貴重な民家が保存されていて民家の見学は勿論、このエリアの産業等の民俗を知る事が出来る博物館です。

中に入ると大きな池の周りに茅葺き屋根の家が7つ程並んでいてそれぞれを見学する事が出来ます。入って直ぐに見た景色は何だかタイムスリップして江戸時代に来たかのような大袈裟に言えばそんな感じさえする光景です。このような光景が見れる場所はなかなか無いのかなと感じます。

どこから行こうか特に考えていなかったので帰りのバスに間に合うように時計回りに敷地内を思うがままに歩いて見ます。

7つの家を順番に見学しましたが中は当時の様子をそのまま残しており民俗学的に貴重な展示を見る事が出来ます。ドラマ等で見るような世界がここには広がっています。飛騨地方は冬になるととても寒いと思います。そして物資がどれ位潤沢に届くのかと言うのもこれだけの内陸だと感じます。その中で昔の生活はかなり過酷だったと思いますがその中で生活していた様子を色々と見学して垣間見る事が出来ます。

7つある家は色々なタイプがあり大きな家があり大きい居間や屋根裏のある家があったり、そうかと言えば平屋のシンプルな家があったりと様々な様子を見る事が出来るので飽きる事が無くそれぞれの家を見る事が出来ます。これだけの家があって同じような感じだとどれか見れば良いかなと思いますが多種多様な家と中の様子を観れるので可能な限り全ての家を見て回って欲しいなと思いました。

途中ではこのような田園風景もあり昔の人が家から出て直ぐ近くの田畑で仕事をしていたのかなと容易に想像する事が出来ます。昔の人はどんな思いで生活されていたのかなと考えながら見ていました。施設は広くて家が小高い場所にあるのもありアップダウンもあります。ご自身のペースで是非見て回って当時の様子を感じて下さい。

帰りのバスに予定通り乗車します。欧米・アジア系共に外国人が多くいましたね。それもツアー等ではなく明らかに個人で調べて来ているようで凄いなと感じます。日本人の方が下手したら少なかったくらいです。私も海外旅行はたまにしますが大都市で終わってしまう事が多いのでもっとそこから地方に観光するような勇気を持たないと行けませんねw。彼らの行動力を見習わないとw。

まるで外国のバスに乗車しているような雰囲気の中で約20分後に高山駅横のバスセンターに戻って来ました。この後は次の予定まで駅から歩ける範囲で時間を見ながら散策します。

と言う事で今度は高山駅から目的の場所まで歩いて向かいます。観光地までの道は思ったより人は居ませんでした。皆さんバスで短距離でも移動しているのかな?!

高山駅から約10分前後歩いてやって来たのが高山陣屋です。日本で現存している陣屋は恐らくここだけではないでしょうか。勿論国指定の史跡です。

入館料をお支払いして中に入ります。人の流れに沿って歩いて行くと江戸時代のお役人さんがどんな場所で執務をしていたのかを垣間見る事が出来ます。時代劇で見たような光景で良くここまで残って再現されているなと言う印象です。歴史が好きな人には特に興味を持つような施設です。

昔はここで将棋の名人戦が行われたようです。こんな景色を見ながら対局するのは貴重な経験ではと思います。歴史的な史跡の中で歴史ある将棋のタイトル戦が行われるのは文化を後世に残すと言う意味では良い組み合わせだなと思いました。

陣屋を順番に見学して後半は資料館がありました。

資料館では当時の資料や展示が飾ってあり陣屋でどんな生活をしていたのか垣間見る事が出来る展示がされています。展示の内容・ボリューム共にとても見応えがあり、高山観光の定番中の定番スポットですがそれだけの事はあるなと思いました。高山駅から歩いて行ける範囲にあるので是非高山へ行った際には見学して見て下さい。

次の出発までもう少し時間があるので高山市内を流れる宮川を渡って古い町並を散策して見る事にします。

江戸時代から続く古い建物が並ぶエリアでお土産屋さんや飲食店が並ぶ場所です。予定ではどこかに入って軽く食事でもしたいなと思ってましたが人が多過ぎて落ち着いて居れそうな所が無くて町並を歩いて見るだけにしました。この日はお盆の時期だったと言う事もあるかと思いますのでゆっくり見学するには良くない時期でした。

高山からお別れする前に何か食べたいなと思って駅近くのお店で飛騨牛バーガーを美味しく頂きました。飛騨牛が多く入っていて味や食感が良くて2000円超えるハンバーガーはいつ食べたかなと言うくらい久しぶりでしたが折角高山に来て奮発して食べてとても良かったです。旅行中は必要以上にケチってはダメだと常に思ってます。

と言う事で弾丸で観光して予定通りの時間に高山駅に戻って来ました。高山には周辺も含めて観光スポットがあるのでまたゆっくり宿泊もしながら来て見たいと思いましたね。この後は高山を離れて引き続き青春18きっぷ旅を続けますがその様子は次回で。

ここまでの様子は動画にもしてますので合わせてご覧下さい。

 

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