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(乗車記)日帰りで東京から面倒な方法で喜多方ラーメンを食べに行って見た!・その3 普通列車 会津田島駅 → 会津若松駅

東京から喜多方ラーメンを食べに面倒な方法で会津田島駅までやって来た続きです。

東武線の最北端・新藤原駅から特急リバティで会津田島駅までやって来ました。新藤原駅から乗車券のみで利用する事が出来るのでとても良かったです。電源もありましたし快適性は流石特急車両と言う感じでした。私は新藤原駅から乗車しましたが浅草駅から一本でここまで来れるのはある意味凄いなと思います。ここまで電化されて線路が続いている訳ですしね。

接続する会津鉄道の会津若松行きの1両編成の列車が既にホームに入線していました。この先から非電化区間なのでディーゼル列車での運行となります。私的には会津田島駅まで良く電化して線路が続いているなと思ってましてある意味この先から車両も含めてですがローカル線っぽく感じるかも知れません。

車内に入ると沿線の観光案内がありました。今回初めての利用と言う事で乗り通す事にフォーカスしてここまで旅を続けてますが沿線には色々な観光地・温泉地があり色々と見て回って見たいなと感じました。しかし全ての観光地が駅近かどうかは分からないですしそして何より運行本数が少ないので列車での観光だとかなりポイントを絞る必要がある予感がします。その点は愛車だと楽に現地で移動も出来そうですがここまで来る際に高速道路の混雑が行き帰りで気になるのでどちらも一長一短ですね。

定刻になり会津若松駅に向けて出発です。特急リバティから降りたお客さんの大半が1両のこの列車に流れると座れなくなるかもと思いましたが思ったより会津田島駅で下車して行きましたので余裕で座る事が出来ました。これで会津若松駅まで行ける事が確定したので一安心です。ここで座れないとなるとどこで乗り降りがあるのか想像出来なかったので特急リバティに乗車していた際には座れない事も若干は覚悟していたのでした。

この先はトンネル等はなく平地を走行します。多くは無いですが家が比較的途切れる事なく見えてました。

途中の会津長野駅です。ログハウスのような駅舎で余りこのような感じの駅は無いですよね。この先の駅でもログハウスのような駅舎がありました。この辺りの冬季はとても寒そうなので中は暖がしっかり取れるのか気になりましたが何かしらの対応はされているのでしょうね。

その後も平地部分を淡々と列車は走行して行きます。お客さんが少なく景色も景色でしたので非常にまったりとしたローカル線らしい空間がそこにはありました。東京に住んで電車に乗車している身からすると非日常的な感じを受けます。

途中のふるさと公園駅です。この手前では養鱒公園駅があり公園がこの辺りにあって駅名になってました。さぞかし公園も長閑なのでしょうね。それでもこの辺りの駅では乗り降りはなく淡々と駅に停まっては出発すると言う繰り返しでした。

続いて会津下郷駅です。駅は簡易委託駅のようでしてこの辺りでは主要な駅のようですし、実際に久しぶりに乗車してくるお客さんを見ました。この辺りから乗車するお客さんは会津若松まで行くのかなとかなぜ車で行かないんだろうとか色々と考えてしまいました。

このまま静かな空間で会津若松駅まで行くものと思っていたら湯野上温泉駅で団体客が乗車して状況が一変しました。温泉かなと思ってたのですが後で調べると大内宿の最寄り駅との事でして恐らくその流れで乗車して来たものと思われます。大内宿はいつか行って見たいと思ってましたが公共交通機関ならこの駅が最寄り駅なのかと後で知ったので今後どうやって行こうか改めて考えて見たいなと思いました。

途中では阿賀川を渡りました。福島県の源流から新潟県に入って阿賀野川と名前が変わり日本海に出ます。この小さな川が日本海まで延々と繋がっていると言うのが想像出来ないくらい狭い川幅で穏やかな流れでした。

そして若郷湖に差し掛かる時には速度を落として運転手さんが放送で観光案内をされてました。このような場所があると大内宿とセットで車で観光した方が良いのかなと会津鉄道に乗っているにも関わらず思ってしまいました。すいません、、。それにしてもとても景観の良い場所でしたしこんな場所が有るのかと知りました。とても良い所ですね。

その後は再び何もない所を北に向かいながら進みます。何も無い所を線路がずっと繋がっています。駅がある周辺は集落や町がありますがその間はこのような感じで人の気配がない場所が続きます。

途中の芦ノ牧温泉駅に到着すると予想外に団体客がここで降りて行きました。文字通り芦ノ牧温泉が近くにあるようですがこちらで宿泊なのでしょうかね。一気にお客さんが減りました。実際にどんな温泉なのか気になりますが駅から近くはないようです。やはり車で日帰り温泉で寄り道するのが現実的なのでしょうか。それにしても沿線には色々な観光スポットがあるんだなと言うのを感じます。

そして徐々に開けた景色になり家が見えて来たと思ったら町中に入って来るようになりました。いよいよ会津鉄道の旅が最終盤になりました。これ程の町中は東武線沿線以来かなと思います。

会津鉄道の終点・西若松駅に近くなると左側から線路が合流して来ました。JR只見線です。只見線はいつかは乗車して見たいですが本数が少ないし混雑していると聞きますし、会津若松駅か小出駅までどうやって行ってそこからどうやって帰るのかとかも踏まえると色々と課題が残ります。青春18きっぷシーズンは当然混みそうですしね。

そして西若松駅に到着です。会津鉄道としてはこの駅が終点となります。この駅からこの列車の終点・会津若松駅まではJR只見線に入って進みます。その為か運転手さんも交代したようです。

西若松駅を出発すると七日町駅、会津若松駅のみです。この辺りになると町の中心に近くなるので短い区間でのお客さんの乗車がありました。この区間は前述のようにJR只見線ですがこの区間を走行するのは会津鉄道の方が多そうです。

そして漸く会津若松駅に到着です。この駅には高速バスや磐越西線で来た事が有りますが、今回のように東武線・野岩鉄道・会津鉄道と乗り継いで来たのは初めてです。以前からどんな路線なのかなと気になっていて今回実行して見たのですが一番印象に残ったのは野岩鉄道区間でしょうか。トンネルが多く山深い所を走行していて秘境感を感じました。今回の会津鉄道は山を抜けて福島県内の平地を走行していました。野岩鉄道、会津鉄道共に沿線の観光場所を色々と知る事が出来、乗り通すだけでは持ったない区間だなと思いましたので今度は愛車のアルファロメオ156GTAでドライブ観光をと感じて色々な発見がある有意義な旅でした。

この後はいよいよ喜多方ラーメンを食べに行きますがその様子は次回で。ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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