ベトナム・ハノイでハロン湾クルーズ観光ツアーに参加した翌日です。
この日もホテルの朝食でスタートです。フォーは朝食としてとても食べ易く日本人でも普通に朝から美味しく食べれると思います。寝起きでも身体に優しい感じがします。朝から良い朝食が食べれると一日頑張れそうな気がしますね。
この日は実質的に最終日です。ハノイ市内の観光をしますが二日前に行く事が出来なかった所を中心に終日歩き回ろうと思います。
最初にやって来たのがハノイ駅です。ホテルから歩いて5分前後で到着です。二日前に下見に来た際にはガラガラでしたが列車出発が近いので多くの車と人が居ました。二日前に下見に来た際に本数が少ない中でも朝の列車に一駅なら乗車可能かなと思いましてそれに合わせてハノイ駅にやって来たのでした。
一駅だけの切符をなんとか購入して列車が停車しているホームに向かいます。切符購入時には日本円で100円もしない一駅の乗車でもパスポートの提示が必要です。どれくらいのお客さんが乗車するものなのか全く想像ついて無かったのですが思ったより多くのお客さんがいました。当然日本の通勤電車とは違うのでお隣の駅で降りる人は皆無だとは思いますがw、、。
車内は殆ど満席でした。この列車はハイフォン行きの列車で全て指定席のようでした。長い車両編成を歩いて指定された号車のシートに座りました。皆さん終点までなのか途中の駅で降りるのかは勿論分かりませんがベトナムの列車旅も楽しいのかなと思いました。その意味では一駅だけでも今回経験する事で多少なりの雰囲気が分かるのは良かったのかなと前向きに思いましたね。
ハノイ駅をゆっくり発車しトレインストリートを抜けて次のロンビエン駅に向かいます。列車に乗車していると間近に見えるお店の通過する景色が早く見えた為にスピード感を感じましたが実際はどうだったのか。この辺りは外から見るのと印象が変わるかも知れません。早朝で少ししかお店は開いてませんでしたがそれでも走行する車両の直ぐ横にお店があるのは中々見られない光景です。
スピードが落ちてここでも人が間近にいるなと思ったら既にこの辺りはホームでした。全く予想してなかったので慌てて降りる準備をして列車から降ります。
日本人の感覚で言うとホームと言う感じでは無いですが昔は日本でもこんな感じだったのかなと思いました。ロンビエン駅から乗車する車両を決めているのかドアが開く場所はある程度決まっているようでした。当然のようにこの駅で降りるのは私だけでしたね。駅員さんが切符をチェックして順番に車両にお客さんが入って行ったので多くのお客さんが乗り終えるまでかなり時間が掛かっていました。正直思ったよりこの駅からお客さんが乗車していました。
駅を出て先頭の機関車を柵越しに見て待っているとゆっくり動き出しました。日本のようにチャイムが鳴る訳ではありません。一両の機関車が何両の客車を繋いでいたのか分かりませんが日本では貨物列車かと思うくらい長い客車を牽引していました。運行本数は少ないですが逆に少ない列車にお客さんが多く乗車しているので列車の需要がない訳ではなさそうです。全ての客車が通り過ぎるまでかなり時間が掛かっていました。こうして一駅だけの列車体験でしたが経験出来て良かったですしベトナムでの列車旅をチャレンジして見たいなと去り行く列車を見ながら感じました。
レトロな雰囲気のロンビエン駅です。列車が行った後は閑散としてました。この後の列車は2時間近くあるので仕方ないですね。思ったより駅構内は綺麗でちゃんと整備されていました。トイレに行きたい訳では無かったのですが次にいつどこで行けるか分からないので利用しましたがとても綺麗でした。
ロンビエン駅を列車は出発するとロンビエン橋を渡ります。駅から歩いて100年以上の歴史があるロンビエン橋を見学しました。歩道は簡易的な感じで人が一人歩けるくらいの道でして前から頻繁にバイクが来るので正直積極的に歩いて観光と言う感じでは無かったのですがある程度のところまで歩いて見ました。途中では団体客とすれ違いましたがバイクが来ない時に少し車道を歩いてすれ違う感じでしてもう少し立派な歩道があるのかと思ってたのですが意外でした。ある意味昔のままを極力維持しているとも言えます。歩道は不安定な感じでしたのである程度歩いて橋を見学して元に戻る事にしました。もしこちらの橋を見学する際には十分注意して歩道を歩いて下さい。
暫くロンビエン駅周辺を散策して見ました。ベトナムらしい街並みがそこにはありました。
ドンスアンマーケットに来ましたがお休みでした。どうりで人が少なくやけにここに来るまで閑散としているなと思ってたのですが納得です。
ならばと駅を挟んで反対側にあるロンビエンマーケットに行って見ましたがここも同じようにお休みでした、、。お休みと言う可能性がある事を全く考慮せず「行けば見学出来るだろう」のノリで行ったのが良く無かったです。
ロンビエンマーケット近くにあるロンビエンのバスターミナルに続けて来ました。
ここからイオンモールに行って見ます。前日のハロン湾クルーズ観光でバスに乗車した際にイオンモールを見て行って見ようかなと思った次第です。バス乗り場は分かったのですが時刻表がどこにもありません。
Google Mapで検索するとバスの情報が表示されました。バスの時刻表が無いといつまで待てば良いのか不安です。待っている場所が違っている可能性も考えたりしてしまいますがアプリで時刻表も出てくるといつまで待てば良いのか分かるので安心します。バスの時刻も分からず全く来そうもなければGrabを使おうかと思いましたがその必要は無さそうです。バスが使えればGrabより全然安いですしその土地の雰囲気も分かります。一安心したところで取り敢えずアプリで表示されている出発時間までのんびり待ちます。
海外なので多少遅れて来るかなと思ったら殆ど時間通りにお目当てのバスが来ました。他にも多くの現地人が乗車しましたが皆さんどうやってバスの来る時間を確認しているのでしょうかね。バス車内は若い人を中心にお客さんが多く居ました。ベトナムの若い人もイオンモールへ行くのが好きなのかなと思いながら車内の様子を見ていました。
そしてイオンモールに到着です。外観の雰囲気は同じですが一点だけ大きく違うのはバイクの置き場所が多くあった事です。早速中へ入って散策してみます。
こちらのイオンモールはとても大きかったです。そして日本のイオンモールそのものって言う感じでした。惣菜売り場ではお寿司を売っていたり、ユニクロ、無印、コーナン、牛角、丸亀製麺、ダイソー等のお店を普通に見ました。モールのレイアウトというか雰囲気も日本のそれと同じです。
何かお土産を購入しようかなと思いましてイオンのスーパーでスティックタイプのベトナムコーヒーを購入しました。安く購入する事が出来て小分けして適当に配れそうです。
帰りもGoogle Mapで検索するとバスの時間まで少しありそうなのでイオンモール内にあったスターバックスでバスの時間まで休憩してました。待ち時間の潰し方も日本と全く変わり無かったですw。日本流のイオンモールをそのままハノイで展開している感じでした。日本人的にはお土産の購入を安く済ませる事が出来るので立ち寄って見て良かったと思いました。
帰りも始発なせいか定刻で来ました。帰りのバスはお客さんが少なく座って快適に過ごしました。
ロンビエンのバスターミナルまで行ってしまうと効率が悪いのでホアンキエム湖近くのバス停で下車しました。格安で無事にイオンモールに行って帰って来れてベトナムのバスを経験出来て良かったです。
バスを降りてから市内を散策しながらホアンキエム湖までやって来ました。二日前にも来ましたがその時はもう少し違う場所から湖を見ていました。この日はここから右回りで進んで行きます。
そのままの流れで歩いてやって来たのがドンキンギアトゥック広場です。夜は混雑する場所ですが昼間は比較的空いていました。それでも広場の周りは様々なお店がありとても雰囲気の良い広場です。
そのまま人の多いところを歩いて次の目的地を目指します。この辺りは人が多いのもそうですが歩道にバイクやお店の椅子があったりと色々な意味で歩きにくかったです。車やバイクも多く車道を渡るのも慣れないせいか苦労しました。それでもこの日は急ぐ行程を組んで無かったのでゆっくり歩いてました。
そしてやって来たのがハノイ大教会です。ハノイで一番の大きい教会と言う事で来て見ました。この辺りはお店が密集する中でどれくらいの大きさの教会なのかなと思ってたのですが想像以上の大きさで立派な建物がそこにはありました。ベトナムと言うよりは西洋の雰囲気すら漂わせてました。
中に入ると素晴らしい空間が広がっていてとても厳かな雰囲気になります。ステンドグラスがとても綺麗で少し建物内を見入ってしまいました。
ハノイ大教会の見学を終えて目の前にあるコーヒーショップで少し休憩です。2月の時期に訪問しましたが歩き回ると喉が渇きましたので早め早めに水分補給を心がけてました。ベトナムコーヒーは結構この旅の間に頂きましたが甘党の私にはとても好みで美味しく感じていましたし何よりお値段が手頃なのも良いですね。
休憩した後は次の目的地に向けて歩きます。街中を歩いてましたがとても雰囲気は良かったです。
そして次にやって来たのがホアロー刑務所です。ベトナム戦争中に捕虜収容所として使われていた施設の跡地を博物館として公開している場所でして来て見たいなと思いこのタイミングでの訪問となりました。
施設内では囚人の生活についてやベトナム戦争の様子を見学する事が出来ます。途中ではリアル過ぎる内容になんとも言えないような雰囲気が漂いますがこのような施設を見るたびに戦争はあってはならないなと強く感じますそして若い人が思ったより多くいたのも印象的でした。色々と感じるところが多い施設なのでハノイ観光の際には是非立ち寄って見学して欲しい施設です。刑務所の跡をそのまま利用しているので少し空気の流れが悪くもわっとする場所もあるので水分補給する事が出来るようペットボトル飲料は持参した方が安心かも知れません。
ホアロー刑務所を後にしてハノイの街を散策しながら次の目的地に向かいます。
しかし時間を見ると次の目的地にそのまま行くと早く到着するので途中のコーヒーショップで再び時間調整兼ねて休憩しました。ここでも冷たいベトナムコーヒーを美味しく頂きましたが手頃な価格なので気兼ねなく利用する事が出来ました。値段が高ければコンビニで飲料水を購入して公園等で休もうかと思いましたがその必要は無い感じでした。体を休ませて喉も潤って良かったです。そしてこのようなタイミングでトイレも済ませる事が出来たので色々な意味でコスパが良かったです。
そして先程までいたホアンキエム湖方面へ歩きます。
この日最後の目的地がこちらのタンロン水上人形劇場です。日本で事前にネット予約出来なかったのでダメ元でホテルのフロントに聞いたら予約が可能だったので予約だけして貰っていました。名前を言って予約した旨を伝えると無事にチケットを入手する事が出来ました。
一番高い座席を予約したのですが座席の位置は当日と言う事でどんな場所かなと思ってたら前から2列目の中央席でとても近くで見れて良かったです。演劇中は動画撮影不可で写真だけ少し撮ったのでその様子を載せますが、言葉が分からなくても何となく意味が理解出来るのが良かったです。5分弱のストーリーが順番に演劇される感じでしてクオリティーも高く生演奏も聞き応えがありました。長い歴史を持つ水上人形劇場ですが見る事が出来てとても良かったです。是非ハノイ観光の際には立ち寄って見学して見て欲しいと思いました。とてもお勧めです。
予定したアクティビティが全て終わり後はホテルに戻るだけです。お腹が空いたので帰りながらバインミーとフォーを露店で美味しく頂きました。人が多そうなお店で立ち寄って食べたのですが大正解でした。値段も安く美味しいとあって人が多く集まるのも分かる気がしました。この日が実質的に最後の日になるので改めてベトナムの二大名物を美味しく食べれて良かったです。
ホテルに戻ると心地良い疲れがありました。この日はかなり歩き回りましたが休み休み歩いたせいか歩数程の疲れは無く充実した感じさえありました。一通りの予定していた場所を見て回る事が出来たので無事に終わって一安心と言う感じです。ハノイはとても良い場所だなとこの日行った所を振り返り改めて感じました。
と言う事で次の日は帰国するだけですがその様子は次回で。ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。