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(乗車記)特急つがる2号 青森駅 → 秋田駅 昔の記憶を辿る旅。そして雪景色を見ながらの快適な電車旅でもありました!

青森市内で宿泊して青森駅まで早朝に来た続きです。この日はまず「特急つがる2号」で秋田駅まで向かいましたので今回はその時の様子をブログしようと思います。

と言う事で今回はこちらの特急「つがる2号」に乗車して奥羽本線で青森駅から終点の秋田駅まで乗車します。

ホームに行くと既に特急電車が止まってました。この区間は電化されているので電車特急です。この車両に乗車するのは余り記憶にないなと思いながら見てました。

この電車は4両編成で前から1号車と言う順番です。私は2号車の指定席を確保して座席に座りました。始発なので自由席でも座れると予想してましたが、秋田駅までの道中で自由席が混雑して横にお客さんが来るのは嫌かなと思いまして指定席にしました。指定席なら十中八九終点まで横にお客さんが来る事は無いだろうと思った為です。因みに自由席は3号車と4号車で明らかにお客さんの数は自由席の方が多かったです。放送で知りましたが次の新青森駅までは乗車券のみで自由席には乗車出来るようです。若い人は指定席車両と言う事で自由席に律儀に移動して行きましたが、一括りにしては行けないとは思いつつ何人かの年配の方は、、。

青森駅を定刻で出発です。秋田までは勿論日本海側でこの先雪の状況がどうなるのかなと思いながら景色を見てました。

青森駅出発後はゆっくりとポイントを切り替えながら進み暫くすると前日乗車した津軽線ともお別れして新青森駅へ向かいます。

最初の停車駅は新青森駅です。自由席は進行方向後ろなのでホームに待っているお客さんの位置で指定席のお客さんか自由席のお客さんかは想像付きます。指定席側にもお客さんは数名入って来ましたが自由席側の方が明らかに乗車して来ようとするお客さんの数は多かったです。

お客さんの乗り降りを終えて新青森駅を出発です。

新青森駅を出て暫くは住宅街の中を走行します。どんよりとした空を見るとこの先天候がどうなるのかと言う不安は隠しきれないですがなるようにしかなりませんね。本当に自然に対しては油断禁物だと思ってます。

新青森駅から乗車したお客さん含めてこの時点では半分も指定席は埋まってませんでした。この先多く乗車して来そうなのが弘前かなと思いつつ満席になる事は無いだろうなと予想してましたが結果的には正解でした。

新青森駅を出て段々と家が無くなりやがて山間部を走行します。この辺りになると青森駅の状況とは全く異なり雪深い景色が見れます。どんよりとした雲行きではありましたが雪が降るような雰囲気は無さそうに見えました。

山間部に入るとトンネルも増えて来ます。短いトンネルもあれば長めのトンネルもありトンネルを抜けて景色がどう変わるのかと言うのも見所の一つなのかも知れません。急に違った天気になっている事が本当にありますからね。

特急電車なので途中では普通電車を待たせての行き違いもありました。細かくは見てませんが複線の区間もあれば単線の区間もあったりと言う感じです。

電車が通る時に発生する雪煙もこの辺りではかなりありました。人を寄せ付けないような雪景色を見ながら南下します。

新青森駅の次の停車駅は浪岡駅です。駅の周りが新青森駅とは異なり雪の量が多いです。「北国の駅」って言う感じの景色です。

座席はこんな感じでして足元は凄く余裕がある訳では決して有りませんが不満がある程でもありません。フットレストや電源は無いのでもう少し快適性が有ればと言う気がしなくも無いですがそこはグリーン車でと言う事なのでしょうか?

途中の通過駅を見たり雪で覆われたりんご畑を見たりしながら進みます。

弘前駅に近くなって来ると沿線に家が多く見えるようになって来ました。弘前市は青森市、八戸市に次ぐ青森県では3番目の規模の市で日本海側では主要な街なので当然と言えば当然ですね。

そして弘前駅に到着です。以前にこの駅まで秋田駅から五能線を利用して来た事があり駅を見るのは久しぶりです。別の時には弘前城へも行った事があり合計すると何度かここには以前きてます。駅の雰囲気は変わってないなと思いながら見てました。ホームで待っているお客さんも結構いました。

弘前駅を出発です。指定席車両にもお客さんが結構入って来ましたがそれでも半分は行ってないかなと言う印象です。弘前駅を出る頃には日がさして来ました。良い方向で天気が推移していて嬉しい限りです。

暫くは林檎畑と家を見ながら走行します。

そのうちに家が徐々に少なくなりまた荒涼とした景色を電車から見てました。田畑に雪は結構積もっているなと思いながら見てました。同じ青森県内でも青森駅・新青森駅付近の雪の量とこの辺りでは違うように見えます。

大鰐温泉駅近くになると家が見えて来ます。

そして大鰐温泉駅に到着です。この駅は弘南鉄道に乗り換える事が出来ます。昔に弘前中央駅から弘南鉄道を利用してこの横にある弘南鉄道の大鰐駅まで乗車して来た事があり、帰りの普通電車秋田行きの電車が来るまでの少しの間に駅周辺を散策した事があります。時間があれば温泉にも入って見たかったのですが、、。と言うような昔の思い出をホーム見ながら思ってしまいました。雰囲気は全然変わって無いです。

この駅からもお客さんを乗せて出発です。この駅周辺も相変わらず雪がかなり残ってました。

大鰐温泉駅を過ぎて引き続き進んで行くと通過駅を過ぎながら徐々に家が少なくなり綺麗な雪景色を車窓から見ながらの電車旅となりました。雰囲気的には北海道と変わらないような気がしましたが、決定的に違うのは野生動物で減速するような放送が無く、言い換えるとそのような心配が無いのでかなり快調に進んでます。

そして次の停車駅は碇ヶ関駅です。この駅でも雪はかなり残ってましたが晴れ間が出ていました。この様子だと秋田駅まで順調に進みそうだなと思うと一安心です。この辺りで雪が凄く降っていて遅れるなんて言う事も少し頭によぎってましたが杞憂に終わりそうで良かったです。

碇ヶ関駅を出発すると再び山間の地域を走行します。具体的な場所は気が付きませんと言うか分からなかったのですが県境がどこかにあるはずです。碇ヶ関駅までは青森県でこの次に停車する大館駅は秋田県になります。

駅を通過しながら少しずつ家が増えて来ました。大館駅が近くなって来たようです。この辺りまで来て晴れていたのでもう雪の心配は無さそうで一安心です。青森駅から出発して良い方向に天気が向かっていて良かったです。

そして大館駅に到着です。この駅に来たのは初めてですが大館の街には以前にレンタカーで来て宿泊した事はあります。その時は雨が強く降っていて寒い日でしたが駅に到着するとその時の記憶が蘇って来ました。

そして大館駅を出発です。非常に駅構内は広いようですが車両が止まっている訳では無いので閑散としているように見えました。ここから花輪線で盛岡まで抜ける事が出来ますが、今は鹿角花輪駅までバスによる代行です。こちらを見ると2023年5月に復旧するようなので一安心です。もうこのまま普及しない可能性も少し頭によぎりましたがいつか花輪線にも利用して見たい気がします。

大館駅の街の様子を見ながら進みます。閑散としているように見えますが、反対の左側の方に多く家があり宿泊したホテル等もあります。

とは言え暫く走ると家が少なくなり雪の景色を見ながらの電車旅となります。ずっと家が続いている訳ではありません。

家が少し見えて来たなと思ったら駅を通過すると言うようなパターンはここでも同じです。次々と駅を通過して行きます。

鷹ノ巣駅に向けて景色を見ていると少しずつ家が増えて来るのが分かりました。

そして鷹ノ巣駅に到着です。この駅には以前に秋田駅から普通電車で来た事がありましてここから秋田内陸縦貫鉄道で角館まで行った事がありまして懐かしく駅舎を見てました。乗り換えて秋田内陸縦貫鉄道の列車まで駅付近を歩いて見たのですがヒッソリとした駅前の様子だったのを覚えてます。その時の様子は以前にブログしてますので宜しければこちらからご覧下さい。

鷹ノ巣駅を出発して引き続き南下します。この辺りは山が近くにあって人口の少ないエリアなので北国らしい景色をぼんやりと何も考えず見てました。秋田県は南北に広い県なんですよね。

少しずつ家が増えて来て暫く走行すると二ツ井駅に到着です。お客さんがいたのかはホームが反対側でしたので分かりませんでしたが少なくても指定席には入って来ませんでした。

二ツ井駅を出発して行くと徐々にですが田畑が見えて来るようになりました。明らかに残っている雪の量が違って来ました。特にトンネルを通過して来た訳でも無く自然と雪の量が減って来た印象です。同じような雪の量が続くのかなと思ってましたがどんな理屈で雪の量が変化するのかなと考えてしまいました。

そして東能代駅に到着です。ここでは殆ど雪が無くなってました。この駅は五能線の分岐駅でして以前に秋田駅から「リゾートしらかみ」に乗車して弘前駅まで行った時にはこの駅でスイッチバックして五能線に入りました。その際にこの待合室を見学させて頂きました。車両のような椅子の配置になっていて入り口には運転席もあって興味深く見学したのを思い出しました。五能線はとても良い観光路線なのでご興味ある方は是非「リゾートしらかみ」に乗車して欲しいですね。注意点は海側の席はやはり直ぐに売り切れてしまうので座席を確保する事が出来るかどうかでしょうか。

東能代駅を出発して暫くすると五能線の線路とお別れです。五能線は右に折れて進み日本海側を走行します。

東能代駅の次は森岳駅に停車です。自由席側には乗車するお客さんは数人いたかも知れませんがこの辺りでは流石に指定席には乗って来ません。結果的には大館駅以降は指定席のお客さんは変化無かった記憶があります。もうこの辺りに来ると秋田駅まで終盤戦と言う感じです。

森岳駅を出発して暫くすると干拓のエリアを見ながらの走行となります。

そして家が見えて来て暫くすると八郎潟駅に到着です。この駅が最後の停車駅です。

八郎潟駅を出発して暫くすると干拓エリアの先に寒風山を見る事が出来ました。かなり昔に寒風山の頂上までドライブして景色を見た事があり懐かしく見てました。秋田空港からかなりドライブしてとても遠く感じながら到着したのを思い出します。

そして暫くするとJR男鹿線の線路と合流します。以前に青春18きっぷで男鹿駅まで行った事もありまして駅近くの道の駅で食事して戻って来ただけですがその時も寒風山を見た記憶があり良い列車旅を経験させて頂きました。

追分駅を通過です。この駅が男鹿線との分岐駅です。もう秋田駅は直ぐと言う所まで来ました。

秋田駅に近くなると遠くに「サリオン」を見る事が出来ました。以前に行った時には景色を上から見たのもそうですが、あの場所で有名な自販機のうどんを美味しく食べたのを覚えてます。

その後に秋田貨物駅を通過するタイミングで車内放送が流れました。指定席のお客さんは途中から乗車するお客さんはいましたが途中で降りるお客さんは殆ど居なかったのではと思われます。指定するからにはやはり最後まで行くお客さんが殆どです。

そして秋田駅にゆっくり車両がホームに入りました。

電車から降りて今回の電車旅を無事に終えました。青森駅に比べると雪が余り残って無かったのもあって寒さは青森駅と比べて和らいだ印象を受けました。

今回は2時間30分以上の電車旅でしたが余り疲れることはありませんでした。車窓からの雪景色が綺麗で見応えがあったのと、今回通った沿線の色々な駅や街に行った事があってその時の懐かしい記憶が蘇った為だと思われます。とても充実した電車旅になって良かったです。青森駅での雪の状況を考えると雪が無くなって時間通りにも到着出来ましたしね。

と言う事で秋田駅に到着してからこの後の様子はまた次回で。

ここまでの様子は動画にもしてますので乗車した気になってご覧下さい。

 

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