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(乗船記)太平洋フェリーで仙台から苫小牧へ!・快適な船旅で北海道に上陸!

青春18きっぷで東京から仙台駅を経て中野栄駅から歩いて三井アウトレットパーク仙台港まで行った続きです。

三井アウトレットパーク仙台港から暫く歩きます。人の気配が少なく少し寂しい感じの場所でしたが、この辺りは物流の拠点となる仙台港なので人が歩く事は考慮されてなく仕方ないなと思いながら歩いてました。思ったよりアウトレットパークから歩いたので雨だったらタクシーを使っていたかもと言う感じです。バスの時間が合えば勿論バスを使ってました。

やって来たのは仙台港フェリー埠頭です。ここがこの日の最終目的地です。青春18きっぷで来たのはこの後の旅行を踏まえてそうしたのですがやはり事前の予想通り遠くて時間がかかりましたねw、、。

この後は太平洋フェリーで苫小牧へ向かいます!北海道へは何度も行ったことがありますがフェリーで北海道に上陸するのは初めてです。以前から仙台、若しくは大洗から利用してみたいなと思ってたのですが漸く実現です。

事前にネット予約していたのでカウンターでチケットを受け取りました。初めてで分かりませんでしたが乗船名簿を記載しなくてはいけないようでネットで事前に済ませる事は難しいのかなと思ってしまいました。

無事にチケットを入手した後はターミナル内で乗船時間になるまで待ちます。

乗船時間になり船内に入ります。車のお客さんが先のようで歩きのお客さんは最後に入るようです。並行して船内に入るのはなぜダメなのでしょうかね?!

ChatGPTに聞くと上記の通りなのですが同じ場所から出入りするのであれば分かるのですが完全に車が入るところと人が歩いて船に入るところは違うのでイマイチ腑に落ちませんね、、。スタッフの運用的な観点でそう決めているのかなと思われます。

長いゲートを進んで船内に入ると車のお客さんが既に多く入っていました。チケットに書かれた客室の番号を確認して自分の寝床をまずは確認します。

こちらが私の寝床です。カプセルホテルのような感じでした。幸いにもお隣さんが不在でしたので気兼ねなく出入りして過ごす事が出来ました。運が良かったです。

船内で過ごす際には使い捨てのスリッパを持参するのが良かったかなと思いました。予約したグレードはアメニティは何も無いしパジャマとかタオルも無いので持参しないと風呂にも入れません。カミソリや歯ブラシも同様なので持参する必要があります。

その後はデッキに出てみました。仙台港に限った話ではないと思いますが港の夜景はとても幻想的で綺麗だと感じました。トラックの多さを見ると物流の観点でフェリーはとても重要な役割を果たしているんだなと言うのを容易に想像する事が出来ます。

どこに何があるのか把握する為にその後は船内を一通り散策してみてまわりました。

出港前ですが既にレストランは営業していて多くのお客さんが入って食事していました。私はアウトレットパークで食事を済ませていてお腹が空いて無かったのでここではパスしました。

ラウンジで持ち込んだ食事や飲料を広げている人もいました。車で乗船していれば持ち込むのは楽でしょうね。私は翌日朝に少し食べれるようコンビニでパンを購入して持ち込んだくらいです。飲み物は自販機で必要な時に購入するようにしました。

Wi-Fiの有料サービスがある事は事前に調べて分かってたのですがネットでの評判はスピードが遅く途切れ途切れになると言う事でしたので費用を払ってまでする必要がないかなと思いこのサービスは購入しませんでした。最大で4Mbpsと言う事であれば余程のことでは無い限り必要ないのではと思われます。

売店コーナーもありました。お菓子・パン等の軽食やお土産を売っていました。船内は電子マネーやクレジットカード決済等は全て不可で現金のみとなっています。こればかりは通信出来ないので仕方ないですね。勿論レストランや自販機も同じですのでフェリーに乗船する際には現金を必ず用意しましょう。

大浴場がありました。フェリーで大浴場は初めての経験です。出航した後は時間があるはずなので一旦は確認しただけに留めて後で入る事にします。船旅に慣れている方は出港前から入っている人が多くいました。その他にもゲームセンターがあったりと至れり尽くせりのサービスです。

そしていよいよ仙台港から苫小牧港に向けて出港です。景色を見ているだけで旅気分を感じていました。港から離れる様子を見ていると家族連れがデッキにやって来て見送りの家族とスマホで通話して別れを惜しんでいました。どんな状況下だったのか少し気になりましたが仙台と北海道なら直ぐに会えると思うし、今ならオンラインで会話も出来るので連絡を取り合って末長く仲良く過ごして欲しいなと思いました。

その後も仙台港の景色を見ながら暫く佇んでいました。飛行機でもなく電車でも感じる事が出来ない旅情を感じました。そもそも船旅をそれ程してなかったので独特な感情が景色を見て出たのかもしれません。

仙台港の景色が遠くなったら船内に戻り大浴場でゆっくり寛いでいました。フェリー内でゆっくり足を伸ばしてお風呂に入るのは気持ち良いですね。出港前から入っていた人が出た為なのか思ったより空いていて快適に過ごせました。

その後はコンビニで事前に買い込んだお菓子を空いているラウンジスペースで飲食して寛いでました。カプセルホテルと同様に寝床では飲食禁止の為です。スマホも陸が比較的近いからなのか早くはないですが繋がっていたのでネットを見ていたり事前にダウンロードした動画等を見ながら過ごし夜が過ぎて行きました。

翌朝起床した後はデッキに出てみました。雨混じりの曇天で残念な感じではありましたが進行方向左側を見ると雲で霞んではいましたが陸地が見えました。何か分かるような建物等は見えずでしたが時間的に北海道だと思います。

後部にも行ってみてみました。観光船のように人が餌をあげるような事はないので鳥もいなくてただ単に船のエンジン音や波の音が聞こえるだけでした。暫く眼を覚ます意味合いも兼ねてデッキの色々な場所に行って船からの景色を見ていました。

その後は大浴場に入ってそこからも海の景色を見ていました。お風呂に入りながら海の景色を見るのはとても良かったです。

陸が遠くに見えるからだとは思いますがスマホの電波が届く時間が結構ありました。速度は速くはなかったですがちょこっとネット検索するには何とかなりました。私はKDDIですが他の通信会社も似たり寄ったりだとは思います。むしろ寝床に行くと船内の奥まった場所になり電波が届かないと言う感じでした。

風呂上がってから寝床にいてもと思いましたので共有スペースにいて流れる海の景色を見ながらスマホでニュースやSNS等を見てゆっくり過ごしました。このタイミングで前日コンビニで購入して持ち込んだパンを食べて小腹を満たして過ごしていると、いつの間にか苫小牧までもう直ぐと言う感じになって来ました。

そして苫小牧港に到着です。到着後も先にトラックや車のお客さんを降ろすようで徒歩で下船する人は少し待たされる形になりました。徒歩は徒歩用のゲートを通るので車とは全く違うルートで危険性は無いのですが単に運行会社の下船運用でそのように決めているのかと思われます。

そしていよいよ下船となりました。長いゲートを歩いて苫小牧のフェリーターミナルに向かいます。思ったより歩いて下船する人がいました。仙台港のフェリーターミナルに歩いて行く際に殆ど歩いて向かう人を見なかったので多く人がいたのは意外でした。バスで仙台港のフェリーターミナルに行ったのかもしれません。

苫小牧のフェリーターミナルビル内に入って振り返って利用した太平洋フェリーを見たのですが改めて大きいフェリーだなと感じました。普段は分かりませんが利用した日に限っては船内に滞在中揺れで気持ち悪くなるような事や歩いていて足元がぐらつくようなことは皆無でとても快適に過ごしました。初めてフェリーで北海道上陸しましたがとても良い船旅でした。いつか自分の愛車で北海道に上陸して北海道をドライブしたいなと感じました。

苫小牧のフェリーターミナルを少し散策してみました。物販があるので買い込んで船内に入ったり、レストランもあったので船内に入る前に食事する事も出来そうです。

苫小牧から八戸、仙台、名古屋、大洗にフェリーが出ているようです。名古屋については今回利用した苫小牧・仙台の延長で名古屋まで太平洋フェリーが運行しているようです。名古屋・苫小牧までの利用者はどの程度いるのか気になります。名古屋へは翌々日の到着でかなりの長旅となります。仙台でトラックが降りて高速道路を名古屋まで行くようならフェリーでそのまま名古屋まで行った方が楽そうですね。

ターミナルからは札幌駅行きと苫小牧駅行きのバスが出ていましたが私は苫小牧駅前行きのバスに乗車します。少し早く到着したようでバスまで時間がありターミナルビル内を見学していた次第です。

苫小牧のフェリーターミナルのビルを外から撮影した一枚です。ビルの周りはトラックや車ばかりでやはり「物流の拠点」と言う感じの風景でした。

バスの時間になりバス停に行くと多くのお客さんが並んでいました。こんなに居たのかという感じです。余裕で座れると思ってましたが満員で窮屈な状態での乗車となっていました。Suicaは未対応でしたがPayPayやau Payが対応していたので財布を出さずに運賃を支払う事が出来ました。

苫小牧駅の手前で降りて船内で調査していた食事処まで歩いて来ました。やって来たのは「香るつけ蕎麦 蕎麦花 王子町店」さんです。苫小牧駅から近くて営業しているお店を探して辿り着きました。

店内はお洒落で隠れ家的な雰囲気も感じました。メニューはどれを見ても普通のお蕎麦屋さんとは雰囲気が異なりお店の雰囲気とあったお洒落なメニュー構成です。特にこだわり等は無かったので目についたこちらの「蕎麦花風まぜ肉蕎麦」を注文しました。税込1250円です。

そして出て来たのがこちらです。ご飯はそばを食べた後に残った汁の中に入れて〆で食べるようです。ボリューム感もなかなかです。

蕎麦は少し太め&固めで食感よく風味を味わうことが出来て美味しいですね。蕎麦を食べ終えた後は〆の追い飯を入れてお腹いっぱいになり良い食事が出来ました。苫小牧に折角来たので海鮮物と最初は思ってましたが良いお店に出会えて良かったです。

食事後は苫小牧駅に向けて歩きます。途中では遠くに王子製紙の工場を見る事が出来ました。以前に来た時には時間があったので工場前まで歩いて工場の雰囲気を見ていましたが夜に見る工場の景色はとても良かったのを覚えています。

そして苫小牧駅に到着です。何年振りか覚えてませんが久しぶりに駅前の様子を見ると駅前のビルが閉鎖されているのもあり以前よりかなり寂しい駅前の雰囲気に見えました。苫小牧自体が衰退しているのかJRの駅前だけの話で幹線道路沿いは違うのかは分かりませんがいずれにしても以前の印象よりは少なくても駅前は寂しく感じました。

ここから前日仙台まで利用した青春18きっぷを利用して普通列車の旅をJR北海道内でしますがこの後の様子は次回で。

ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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