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【旅日記】山形鉄道を完乗して赤湯温泉と名物唐揚げ定食を満喫!

山形鉄道フラワー長井線を完乗して、赤湯駅に戻って来た続きです。

「フラワー」長井線と言う事でしたが、時期的に花の景色は見れませんでした。しかし沿線の景色や途中の駅の雰囲気もよく、そして最上川橋梁を見ることも出来て良い列車旅でした。なかなか来れないので荒砥駅まで往復して完乗する事が出来て良かったです。

赤湯駅の東口に再び降り立ちました。この後は東京に戻るだけですが、折角赤湯駅まで来ているので赤湯温泉に入ってから帰京しようと思います。

赤湯温泉の前にまずは昼食です。この日は福島駅を早朝に出発して峠駅で購入した力餅を食べただけで、午後になりお腹が空いていました。地方なのでGoogle Map上では「営業中」となっているのを確認してお店に向かっていますが、実際に閉まっていた経験も多くあるので少々不安を感じながら歩いていました。

お店前に到着して「営業中」の札を見て、とても安心しましたね。やって来たのは「峠の茶屋 あおい」さんです。大きい唐揚げが人気のようでして、どんな定食が食べられるのかとても楽しみです。

メニューは多くは無かったですが、充分な数です。むしろメニューが多過ぎるお店が多いなと思うくらいでして、選ぶのも楽でこれくらいに絞った提供で良いのではと思います。背伸びしてない感じがします。その点で言えばご夫婦がマイペースで調理・接客をされていて、お店の雰囲気がとても良かったです。

注文はこちらの「あおいからあげ定食(950円)」を注文しました。味はしおとしょうゆが選べるとの事でして、からあげが二つという事もあり、しおとしょうゆのミックスで注文しました。先客が数名いて、チラ見してしまいましたが、からあげの大きさに自分は食べ切れるのだろうかと思ってしまいました。

実際に出て来たのがこちらです。お店に来る前はこれ程の大きさとは全く想像していませんでした。小鉢もついて税込950円は凄すぎるコスパです。お腹がぺこぺこでしたが、流石にここまでとなると食べきれるのか心配になってくるレベルです。

大きくて重量があるので、箸で持ちにくく食べにくいのですが、これだけ大きいとうれしい悲鳴という感じでしょうか。これだけ大きいからあげにも関わらず、サクッと揚がっていて中はジューシーでとても美味しいです。それでもこの大きさなので食べ飽きてしまう感じになりますが、しおとしょうゆのミックスにしたのでからあげを交互に味変しながら食べ進めていました。

ご飯や味噌汁は勿論、小鉢も美味しかったのですが、からあげの大きさが暴力的と言う感じで(笑)、なんとか全部食べ終える事が出来たのですが、暫くは「からあげは食べなくていいや」と言う気分になりました(笑)。予想以上に凄い定食に出会いました。赤湯へ行く事があれば是非食べてみて欲しいですね。その際にはお腹ペコペコにしてからお店に行きましょう。

食事後は赤湯温泉まで歩きます。駅から赤湯温泉までは2キロ弱あり、結構な距離を歩きます。この日は早朝に出発した福島駅では雨が降っていたり、峠駅付近では吹雪いていましたが、この時間帯は天気が良かったので、それ程歩くのは苦ではありませんでした。雨だったら厳しかったかもしれません。

赤湯温泉に行く途中に、烏帽子山公園があったので、急な石段を登る必要がありましたが、腹ごなしを兼ねて行ってみる事にしました。

石段を登って振り返ると、南陽市の街並みが綺麗に見えました。高い建物はなく遠くの山まで見通す事が出来ました。

偶然ですが、行った時には紅葉の時期だったようで、敷地内を少し散策してみたのですが、どこも綺麗な紅葉を見ることが出来ました。予想してない光景に出会うことができ、烏帽子山公園に立ち寄って良かったなと思いながら、散策していました。

散策していると、赤湯温泉へ行く階段がありましたので、降りて赤湯温泉に向かいます。赤湯温泉から見ると裏手に烏帽子山公園があるような位置関係となります。

幾つか日帰り温泉を受け付けている中から、こちらの「丹波館」さんに来ました。日帰り温泉は600円でタオルの販売やバスタオルのレンタルもあり、手ぶらでも大丈夫そうです。私は赤湯温泉に入ろうと思って来ていたので、タオル持参で来ました。

建物内はとてもレトロで綺麗に維持管理されています。昔ながらの温泉宿の空間を演出していてとても良い雰囲気です。

日帰り温泉は時間帯的に混雑していなく、程々のお客さんで良かったです。宿泊者と私のように日帰りのお客さんの両方いました。内湯と露天風呂があり、露天風呂はそんなに大きいと言う感じでは無かったのですが、岩で組んであって、とても風情があります。こちらは掛け流し温泉になっていてお湯もとても良かったです。温度もちょうど良かったですし、何より温泉も施設もとても綺麗に維持管理されていて、気持ち良い温泉です。これで600円はコスパ抜群だと感じました。

これはこちらの問題ではないですが、駅から少し赤湯温泉まで遠いのが残念な点です。折角新幹線で来てもその後の二次交通が殆どない感じなので、その点が新幹線で来る人を呼び込む際にどうなのかと言う印象です。雨が上がっていたので私はのんびり烏帽子山公園を散策しつつ来ましたが、雨や雪が降っていたら来れたのかとなると微妙です。

帰りの新幹線に合わせて丹波館から出て赤湯駅まで歩きます。すっかり夕方になり車が多く通っていましたが、歩いている人とすれ違う事は殆どありませんでした。予定ではリサーチしていたラーメン屋さんで食事しようと思ったのですが、お昼過ぎに食べた、からあげの定食がまだお腹に残っていて、殆どお腹が空かなかった事もあり食事せず、途中のコンビニでガリガリ君を食べてアイス休憩して駅に戻りました。

駅に到着する頃には日がかなり落ちていてパラパラと小雨混じりの天気になりましたが、本格的に雨が降る前に赤湯駅に到着しました。案内を見ると駅から1.7キロ赤湯温泉まであるそうですが、振り返ると確かに結構歩いたなと言う感じです。もう少し近ければ体がポカポカのまま新幹線に乗車して爆睡出来そうな感じなのですが、こればっかりは仕方ないですね、、。

新幹線がやって来ました。赤湯駅に停車する新幹線はおおよそ1時間に1本と言う感じなので、帰りの新幹線時刻を意識しないと無駄な時間が発生してしまいます。この段階でもお腹は空いてなかったので、駅ナカのNewDaysで軽く摘める駄菓子と飲み物を購入して乗車しました。

赤湯駅を出発です。この後は寝て帰るだけなのでとても楽ですね(笑)。もし愛車で来たら再び集中して高速道路を走って長い時間運転して東京に帰る必要があります。それを考えるとスマホ見たり、寝たり、軽くお菓子を食べたりとのんびりして過ごせるので、新幹線利用はやはりとても楽ですね。

今回は福島駅を起点に飯坂温泉に行って日帰り温泉。翌日は早朝出発して山形線に乗車し、2024年12月以降に全列車が通過する大沢駅を見て、その後は前から気になっていた峠駅まで見学して力餅も買えて&食べる事が出来ました。そのあとは赤湯駅まで移動してフラワー長井線を完乗も出来て、赤湯温泉にも入る経験が出来たので、短い一泊二日の旅行でしたが、充実した行程でとても印象に残る旅となりました。

また色々と旅に出て新しい発見をしたいですね。この時の様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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