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(旅行記)両毛線沿線の旅(栗田美術館、足利学校、鑁阿寺、渡良瀬橋、丸金餃子)

青春18きっぷで栃木県の佐野駅へ来た続きです。

久しぶりに佐野ラーメンを食べれたし佐野厄除け大師にも行けて短時間でしたが良い時間を過ごせました。ここから両毛線で更に移動して次の目的地へ移動します。

1時間に一本程度のダイヤなのでもう少し本数があると嬉しいですが両毛線の需要としては朝夕を除けば妥当な所なのでしょうかね。実際に電車に乗っても空いてました。

お隣の無人駅で今度は下車しました。お隣なので待ち時間の方が乗車していた時間より長かったですが仕方ありません。

降りたのは富田駅です。駅の周りは民家だけでお店は全くなくひっそりとしてました。降りたのも私だけで乗車したお客さんも居なかったです。駅舎の雰囲気から分かるように無人駅となってます。

ここから10分強と言う感じだったかと思いますがGoogle先生を頼りに目的地まで歩きます。車は多く走ってましたが歩いてすれ違う人は居ませんでした。

そして到着したのは栗田美術館です。広大な敷地内に世界最大級と言われるくらい多くの陶磁器が展示してある美術館です。陶磁器は正直凄い興味があると言う訳では決して無いのですが近くへ来たら一度は見て見たいなと以前から思ってました。青春18きっぷで追加の運賃掛からず来れるのでこのタイミングで立ち寄って見ました。

こちらが入口のようです。目の前には広大な駐車場がありましたが停車している車は少なく空いてそうです。入館料1250円を支払って中へ入ります。

中へ入ると敷地が広いのでどこからどう行こうか困惑しそうになります。

そのようなお客さんが多いのか入口で係の人にお勧めの見るべき施設を教えて貰いました。それぞれの施設へは時計回りで順番に行くようですので最初の建物まで敷地内を歩きます。

小高い山に施設が点在しているので緩やかな坂を登る必要があります。雨が降っている時に来ると歩きにくくなる印象があるので天候を選んで来た方が良さそうな印象です。

最初に来たのが本館です。入口から坂を登ってここまで来ました。中は撮影禁止なので映像は無いですがここには約400点もの陶磁器が展示してあってとても見応えがあります。世界最大級の陶磁器がある美術館と聞いてましたが確かにこれだけの陶磁器を一度に見たのは初めてです。お客さんが少なかったので自分のペースでゆっくり見学しました。

次に資料館まで来て見学しました。

その流れで次に来たのが歴史館です。塔のような建物内にも様々な展示がされていて見る所が多くあり予定より多くの時間を使いながら見てました。

歴史館の最上階が展望室になっていてそこからはあしかがフラワーパークと駅が見えました。ここからの帰りはあしかがフラワーパーク駅に出て見ようとこの時に思いました。

歴史館が一番高い場所にあってそこまではずっと坂道を登ってましたがこの後は入口に向けて下りの道になります。敷地内は広いので施設の移動にもかなり歩きます。

栗田嵐嶽記念館に来ました。栗田嵐嶽さんは美術館の創立者の実弟さんでして芸術家です。その方の絵画の作品が展示されてます。ここもしっかり拝見しました。

そしてようやく入口に戻って来ました。私は陶磁器にそれ程の興味は無いのですがそれでもかなりの時間を見学に費やしました。陶磁ファンであれば2時間以上は普通に見学に使ってしまうのではと思いましたので時間に余裕を持って是非見に来て下さい。私のようにJRで歩いて行く事が出来ますし駐車場は広大なスペースがあるので車でも勿論可能です。

栗田美術館を後にしてあしかがフラワーパーク前に来ました。今回はここを見学する予定はなくその横を通り過ぎて駅に向かいます。

そしてあしかがフラワーパーク駅に到着です。駅員さんはいなかったので無人駅だとは思いますがあしかがフラワーパークの繁忙期には駅員さんが配置されるようです。駅前には広いスペースがあったので繁忙期には混雑するんでしょうね。有名な施設が目の前にありますが駅前にコンビニ等のお店はありません。

この駅はホーム一つのシンプルな駅となってました。大半の人は車で来ているようでホームで待っている人は数人でした。車で来るのがこの辺りだと基本だとは思いますが駅から直ぐの場所にありますし行き帰りで渋滞に悩まず何より電車内でゆっくり出来ます。ホームで休んでいると電車が来ましたので乗り込みます。

続いてお隣の足利駅で降りました。この駅で降りるのは初めてです。そしてこの日は足利駅周辺を観光して東京へ戻る事にします。

駅舎はレトロ感があって町の雰囲気にあっているような印象を受けました。

駅前の様子です。コンビニ等は無く飲食店が数軒ありました。

目的地まで歩いている時に今回行く場所までの距離も案内がありました。足利駅へ降りた観光客が行く場所は決まっているようですw。

途中で気が付いたのですがこの辺りでは電柱が無くてとてもスッキリした印象です。電柱を無くして地下化するのはお金が掛かるのでしょうかね?!地震対策にもなりそうな印象がありますし何より景観が良いです。場所によっては鳩の溜まり場にもなってたりするので糞の公害も防止する効果があります。

そして史跡足利学校跡に到着です。ここまで殆ど歩いている人を見なかったのですが人が結構いたので皆さん車で来ていたようです。駐車場はどこにあったのかな、、。

参観料を支払うと入学証と学生証を頂きましたw。これは良いですね!今でも家に置いて大事に持ってますしこれからも持ってようと思いますw!

こちらが門のようです。勿論復元されているものとは思いますがそれでも右から「校学」と書かれていて門と共にとても雰囲気があるなと思いました。

学校の奥にある孔子廟です。奥に孔子の像が収められてました。

こちらが足利学校 方丈です。ここがメインで一番の大きな建物です。この中で講義が行われてました。中に入れるので入ってみます。

こちらも復元された建物ではありますがとても見応えがある施設でした。ここから外の眺めも良かったです。この後は敷地内にある他の施設を見ながら散策して時間を過ごしました。

とても良い史跡でしたので足利へ行った際には是非日本最古の学校を見学して見て下さい。

その後は足利学校の裏にある国宝の鑁阿寺にやって来ました。足利学校とセットで来たい場所です。

1197年に足利義兼によって設立されたそうですが元々は足利氏の邸宅だった場所のようです。とても歴史があるお寺です。

そして本堂がこちらです。HP見ると2013年に国宝に指定されたとの事です。とても重厚な建物から歴史を感じます。しっかりお参りをして敷地内を散策してこちらを後にしました。

鑁阿寺の見学後はこの日最後の目的地に向けて市内を少し歩きます。途中では両毛線の踏切も渡りました。歩いている人は少なかったですが地方だと大抵はこんな感じですね。幹線道路沿いに商業施設も集まるので車で来て駐車しにくい駅周辺はどうしても人が来にくくなってしまってます。人の行動が電車から車にと地方は当たり前のようにシフトしているので時代の変化と言ってしまえばそれまでですが、、。

そしてこの日最後に選んだのがこちらの「渡良瀬川と渡良瀬橋」です。夕方の時間帯にくれば良い景色が見れるかもと思って来たのですが残念ながらこの時は曇ってました。日頃の行いかなw、、。

歌碑はどこにあるのかなと少し探してしまいましたが思ったより橋から遠くの場所にありました。歌碑にあるボタンを押すと森高千里さんの名曲・渡良瀬橋が流れるので歌を聞きながら景色を見つつ歩き疲れた体を少し休めてました。

一通りの見学を終えたので駅へ戻りますが折角なので駅周辺で食事する場所があるのかなと検索して探して見ました。営業している飲食店は駅近くのチェーン店・はなまるうどんがありましたがここまで来てそこで食べてもと思うので、極力この辺りでしか食べれないのがあればと思ってました。

そして見つけたのがこちらの「丸金餃子」さんです。ホワイト餃子のお店でして足利市でしか食べられないと言う事では無いのですがホワイト餃子を食べた事が無かったのでどんなものかと言う思いもありこちらで食事してから東京へ帰る事にしました。

メニューはシンプルに餃子(単品、定食含む)とソフトドリンク、アルコールといったシンプルな構成です。一人前がどのくらいの量か分からなかったのでそれより多く注文して食べれなくなると迷惑なので無難に一人前を注文しました。驚くのはイートインのお客さんは少なかったのですがテイクアウトするお客さんが多かったです。パターンとして電話で予約して時間になったらお店の前に車を停車してお金を払ってサクッと車で帰ると言うパターンでして待っている時から食事中まで電話やその受け取りのお客さんがかなりありました。とても人気店のようです。

そして実際に出て来たのがこちらです。正直見た瞬間に一人前で良かったと思いましたねw。お櫃にご飯が多く入ってましたw。そしてホワイト餃子って初めて見ましたが丸くて食べ易い形になっているんですね。

実際に食べて見るとパリッとした皮に中は野菜や肉がぎっしりと詰まっていて旨みを感じとても美味しいです。見た目の印象通り食べ易いのも良いですね。ご飯が多いなと思い最初は食べ切れるのか自信がなかったのですがとてもご飯が進んで最終的には美味しく全て食べ切る事が出来ました。初めてホワイト餃子を食べましたが失礼ながら事前の予想以上に美味しくてこちらに来て食事出来て良かったです。HP見ると関東を中心に他のエリアにも店舗があるので是非行ける方は行って食べて見て下さい。これはお勧めです。

食事後に足利駅に戻って来た時には日がかなり落ちてました。普通電車で東京へ戻るのでこの辺りで観光を終えて戻っても東京へ到着する時には結構良い時間になってしまいます。

両毛線を完乗すべく高崎経由で東京へ戻ろうかと思ったのですが時間が掛かるのに加えて先に小山行きが来たので来た方向を戻る形で東京に帰りました。

2023年春の青春18きっぷで3回目の小旅行でしたがそれぞれの観光場所も良かったし沿線で美味しいものも食べれたので良い1日が過ごせました。青春18きっぷは普段なかなか降りないような駅に気軽に来る事が出来るきっかけになるのでとても良い切符ですね。新幹線が出来て今まで青春18きっぷで行けてたところが第三セクターになったりと年々使い難くはなってますがそれでもまだまだ魅力ある切符です。いつまでも販売し続けて欲しいなと思います。

一連の様子は動画にもしてますので合わせてご覧下さい。

 

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