エアーアジアで成田空港から高雄国際空港までやって来た続きです。
台湾・高雄までは成田から5時間は掛かりません。それ以上の距離をLCCで移動した事が何度もあるので、足元は広くはないですがストレスを得るようなことはありませんでした。もう体が慣れたのかな(笑)。
高雄の空港はとてもコンパクトで、事前にオンラインで入国カードを登録していた事もあり、サクッと入国する事が出来ました。
入国してMRT駅へ移動して来ました。空港内に案内があり、空港出て直ぐなので初めて来ても分かると思います。空港は街中にあり、MRTで少し進めば高雄の駅や中心部にアクセス出来ます。空港の規模は違いますが、福岡空港を何となくイメージしてしまいます。
台湾のMRTはクレジットカードのタッチ決済、Google PayやApple Pay等、幅広く利用する事が出来ます。私は以前から持っていたEASY CARDがあるので残金があった事もありそれで改札しましたが、現金で切符購入する必要はないと思います。海外に行って思うのは、Suicaの速さです。日本人だと当たり前のスピードかも知れませんが、海外に行って改札を出入りすると、Suicaの凄さに改めて感心します。
MRTで数駅乗車して美麗島駅で下車しました。この駅はとても綺麗な駅ですが、それもそのはずで「世界で最も美しい地下鉄駅」の第2位にアメリカの旅行サイトで選出されたそうです。記念写真を撮っていたり、私のようにカメラを向けている人が多くいました。日本にもこれに対抗するような駅が出来ないものですかね。
因みにそのサイトで第一位に選べられたのは、スウェーデン・ストックホルムの「T-Centralen(セントラーレン)駅」とのことです。青と白を基調とした美しい壁画や彫刻が特徴で、地下鉄駅とは思えない芸術的な空間が広がっているそうでして、いつか足を運んでみたいものです。
美麗島駅から歩いてやって来たのは「老江紅茶牛奶」と言う24時間営業の軽食屋さんです。美味しいミルクティが飲めるという事でやって来た次第です。夕方前の時間帯でさぞかし人がいなくてゆっくり購入出来るかなと思ってましたが、並んでいる人がいました。それでも回転が早いのでそれ程待たずに済みました。
パンは売り切れのものが多かったので、売っている中から選んでミルクティと一緒にイートインしました。現地の人はテイクアウトしている人が多かったのでイートインスペースで、ここまでのフライトの疲れを癒しながら美味しく頂きました。台湾はこの手の飲み物が手頃な価格帯で美味しく頂けるのが多くていいですね。
美味しく一休みした後は、目的の場所まで少し歩きます。どことなく日本の下町っぽい気がしましたが、そんな事を感じるのは私だけでしょうか。
やって来たのは高雄で一番有名な六号夜市です。以前高雄に来た時にも当たり前のように来ていて、その時と変わらない雰囲気に凄く懐かしく感じましたね。
ここで有名なのはチャーハンだと思います。多くの人が並んでいて私もその列にいて注文しました。美味しさも、作っている人のキャラも印象的で以前食べた時の事も覚えてます。
70TWDだったので日本円で330円と言う感じでしょうか。持ち帰りする人もいましたが、私は直ぐ後ろのイートインスペースで食事です。香ばしさや味付けがバッチリでとても美味しく頂きました。値段に対しての満足感がとても高いので、六号夜市に来て是非食べて欲しいチャーハンです。日本でこの価格でこの内容はあり得ないのではないでしょうか。
その後も夜市を歩いて気になった食べ物を買っては摘みながらブラブラしていました。日本でもあるような串刺しのお肉も美味しかったですし、何より日本人の味覚にとてもあっていると思います。
台湾で飲み物といえば、タピオカミルクティだと思います。滞在中に一度は飲みたいものですが、それも六号夜市では格安で注文して飲むことが出来ます。喉が渇いて歩き疲れたので最後に頂きました。予約したホテルはここから歩いて行ける範囲にあるので、翌日の夜もここへ食べに来る事を想定して下見兼ねて散策していました。
六号夜市を後にして予約したホテルまで歩きます。余程の人の気配がないような場所へ行かない限り、歩いていて不安を感じる事はないと思います。夜の時間帯で過ごし易い事もあり、街の雰囲気を感じながら歩いていました。
予約した「高雄リバーサイドホテル」に到着です。文字通り目の前に川があり、車の通りが多くはない箇所なので周辺はとても静かな感じでした。
ホテルの建物は改築を繰り返した感じでして、歴史を感じる部分がありましたが綺麗に清掃はされていました。部屋に入ると大きめのベッドがありスペースも広かったです。
洗面・風呂・トイレはこんな感じです。日本のようにウォシュレットはありません。それより困ったのはシャワーと洗面の間に仕切りが無いと言う事です。どんなに気をつけてシャワーを浴びていても洗面側に水が出てしまうので、日本人的にはカーテン等の仕切りは欲しいなと言う感じです。そしてシャワーのヘッドがとても高い場所で固定されているのも使いにくかったです。
部屋の広さは申し分ないが、予約ページに「窓が付いている」と記載されてました。確かに日本語的に言っていることは間違いなかったのですが、上部に開かない窓があって殆ど意味をなさない状態でした。
バスタオルはありましたが、小さめのタオルが無いのは海外ではたまにあります。パジャマや髭剃り等のアメニティもありません。電源の場所が良くなく、パソコンの電源は長めのケーブルを持参していたので、ギリギリ届いたと言う感じでしたが、テーブルでパソコンするのに使いにくい位置になりました。冷蔵庫も電源ケーブルを切っていて、電源入れてスイッチ入れても全く冷えずでして、ガッカリという感じです。
海外のホテルに宿泊すると、なんだかんだで日本のホテルは至れり尽くせりで優秀だと贔屓目抜きに思います。辛口になりましたが、正直今回宿泊したホテルは少し勧めにくいなと言う印象です。
ネットの速度をチェックすると、今となっては低い結果となりました。実際に調べ物をする為にインターネットをしてましたが、画面が推移しない事もあり、アプリの結果のみならず、実際の使用感としても厳しい感じでした。
それでも翌日の行程をネットで確認しながら夜が過ぎ、この日が終わりました。翌日以降の様子は次回で。
ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。