ここから暫くは、人生初のインド旅行へ行った時の様子を順次記載していこうと思います。
今回は羽田空港第三ターミナルからの出発です。平日の朝に空港まで移動すると言う事で、やはり通勤ラッシュが凄く気になったので、空港リムジンバスで行きました。バスだと首都高速の渋滞が気になりますが、そこは早めのバスに乗車して、渋滞で少し遅れても良いように早起きしました。旅行中は極力荷物を少なく普段から移動していますが、それでも通勤ラッシュには巻き込まれたくは無いので、バスを利用して楽に来ることが出来て本当に良かったと感じました。電車で行くよりは費用は高いので、適材適所での利用を今後もしようと思っています。
平日朝の羽田空港です。予想よりは人が少なかったです。いつ来ても「これから旅行するんだ」と言う気持ちが高まります。
今回は久しぶりに日本航空を利用します。
事前にオンラインチェックインをしたのですが、空港にてチェックインをして搭乗券を受け取る必要があり、事前のオンラインチェックインは殆ど意味がありませんでした。チェックイン時に横にあったFace Expressの表示を見て、初めてチェックイン後に登録をしてみました。保安検査の入口や搭乗ゲートも顔パスで行くことが出来ます。登録自体は簡単で後はこれを使う事でどの程度楽になるのかは、試してみてのお楽しみという感じです。見た限りの印象では余り顔パスの登録をしている人は少なかったです。
時間に余裕があったのと空いていたので、自動化ゲート利用者登録をしました。パスポートの有効期限がまだ長くあるので、無料で登録する事が出来るので登録しておく事で損はありません。将来いざという時に役にたつかもしれませんしね。
保安検査や出国審査をサクッと終えて、JALのサクララウンジへ行きました。JGCのステータスを持っているのでエコノミー席利用でも入る事は出来ます。この日は早朝に起きて食事しないで空港まで移動してきた事もあり、お腹が空いていたのでラウンジ利用出来るのは助かりました。窓側の席を確保して景色を見ながら、名物のカレーを美味しく頂きました。相変わらずの美味しさでしたね。やはり国際線でサクララウンジに来たからには、カレーは食べておきたいところです。
今回は11時45分発のJL39便でデリーに行きます。搭乗口を確認してラウンジから向かいます。その上のガルーダインドネシア航空のジャカルタ行きにも乗車したなぁ、、、と思いながら見ていました。宜しければその様子もブログしていますので、トップページから検索してご覧下さい。
実際にビジネスクラス利用の人も当然いるとは思いますが、JALと言う事でステータス持ちの人は多かったですね。Group1と2には多くのお客さんが並んでいました。私もGroup2に並ぼうと思っていたのですが、Face Expressのレーンが別にあり、そこにはGroup1となっていました。初めてFace Expressを利用したのですが、早く機内に入りたい人には別のメリットになりますね。実際にGroup1の人と同時に搭乗する事が出来ました。勿論「顔パス」で機内に向かう事が出来ました。
指定した座席は最後部の窓側です。リクライニングを気兼ねなくと思っていましたが、通路側は可能なようですが私の席は殆ど動かせませんでした。深夜便では無いので別に構わないと言えば構わないのですが、、。
使用機材はB787-9となっていました。お馴染みの機材でこの機種には以前に何度も利用させて頂いています。エコノミーですが足元の余裕があるのも良いですね。
国際線でも機内Wi-Fiサービスを行っているのは聞いた事があったのですが、無料で出来るのかと思って裏を見ると無料で出来るのは最初の1時間のみでした。以前にJAL系のLCCである、ZIPAIR(ジップエア)を利用した際には、時間制限なく無料で使えていたので、この点はFSCよりLCCの方が良いという事になります。今回お腹が空いて無かったので、結局機内で食事は全くしなかったくらいの人なので、私的には路線があればZIPAIRの方が良いのかもしれません。
機内は見える範囲で殆ど満席でした。JALと言う事で日本人も多くいましたし、私の横も日本人の方でした。
空港の混雑等で30分以上遅れての離陸となりました。どんなインドの旅になるのかなと思いながら羽田空港から離陸する様子を見ていました。
暫くは日本列島の近くを西に進んでいました。江ノ島や名古屋辺りまでは景色をみる事が出来ました。
雲の上で何も見えませんでしたが、途中でフライトマップを見ると台湾を過ぎた辺りになっていました。インドまではまだまだ先です。事前に準備したスマホ内に入れたコンテンツを見たりして過ごしていました。
更に進むと陸地が見えました。人が住んでそうもなさそうな、自然豊かな大地が広がっていて、フライトマップを見るとベトナム上空を進んでいるようでした。
段々と日が落ちて来ましたが、インドはまだ先でやはり結構遠いなと思いながら景色を見ていました。
途中では機内照明が落とされる時間帯もありました。皆さん思い思いに過ごしていて、まったりとした時間が続きます。大きな声を出すような人はいなくて不快になるような感じは皆無でした。
シートベルト着用サインが点灯して、最終着陸態勢に入るとインドの街並みが見えて来ました。首都のデリー付近はともかく、かなり前から思ったより街が明るく発展しているんだなと思いました。幹線道路と思われるところでは凄い数の車があるように見えて、人口が多い事を実感しました。
そして定刻より約40分遅れで、インディラ・ガンディー国際空港に到着です。インド最大級の空港と言うだけのことはあって、敷地もターミナルも本当に規模感が凄かったです。
空港内は余り撮影してはいけないと言うような事を聞いていたので、飛行機から出て余計な事をせずイミグレーションに向かいましたが、凄い人の数でゲンナリと言う感じです。進みも遅くてもう少しなんとかならないものかなと言う感じでした。
何とか入国して次に空港からホテルにUberで移動しようと思ったのですが、空港内のUberのピックアップ場所では全く捕まらず時間だけ経過する感じでした。そもそも空港内に人がごった返していて、入国してから空港内のカオスぶりにびっくりといった感じです。
結局Uberは諦めて予定変更してメトロでホテルを目指す事にしました。やはりUber以外のタクシーだとインドではぼったくりのイメージが強く、不安があったので利用する気にはなりませんでした。
メトロはメトロで駅に入る時にカバンをセキュリティにかけるのですが、メトロも人が多くて一瞬自分のカバンを見失う程でした。チケットを購入するのも時間がかかったりして、到着して早々に、色々と早くもインドの洗礼を浴びていました。
空港からデリーの駅まで来たのですが、車内は大混雑で非常に疲れました。しかし車内や駅のホームは想像より綺麗でした。正直もっと汚いのかなと思っていました。
改札も中々進まず出るのも一苦労です。入るときも中々進まずでして、日本のSuicaの当たり前さになれている人間が、このような場面に出くわすと、Suicaは非常に優秀なんだなと身をもって実感します。
ニューデリーの駅です。夜のそこそこ遅い時間帯ですが、駅前には人が多くてとてもカオスな状態です。日本人(外国人)と言う事で多くのタクシードライバーに声をかけられました。しつこさと声をかけられた数の多さに、早くもげんなりと言うか嫌になって来ました。今まで色々な国に行きましたが、一番酷いですね。
Google Mapを見ると予約したホテルは、駅から歩いて15分前後のようです。声をかけられても無視して淡々と予約したホテルに向かいます。道路はとても汚く異臭も所々でしていて、色々とびっくりという感じです。車が通りそうもないような道路でも平気で双方向から車も来るので、色々な意味で歩きにくかったです。
Google Mapは本当に助かります。なんとか迷う事なく予約したホテルに到着です。ホテル前の道は狭いので、仮にUberに乗車出来たとしても道路の混雑で大変だったかもしれません。
チェックインを問題なく済ませて、部屋に入りようやく一安心という感じです。空港からここまで来ただけで、色々とインドの洗礼を受けて、この先観光を無事に出来るのかなとかなり不安になりました。こんな気持ちになったのは初めてかもしれません。
部屋自体はとても綺麗ではありますが、アメニティーが無いのは海外ホテルでよくある事ですが、普通のタオルがなく、なぜかバスタオルだけだったり、ティッシュすらも無く、ここまで何も無いのは中々ありません。いちいち比べてしまいますが、日本のホテルは本当に至れり尽くせりなんだなと感じます。
インターネットの速度はこんな感じで、最低限のアクセスは可能だったという感じです。不安定さもありアクセス出来ない時間帯もありましたが、調べ物をしたりするのに何とか使えたかなと言うレベル感でした。
空港からホテルまで来ただけで、人の多さ、道路の汚さ、タクシーの呼び込みの多さ等にこの時点で嫌になっていました。翌日以降ちゃんと観光出来るのかなとか、そもそも観光する気になるのかなと思ってしまいそうですが、ここまで来たからにはそれに負けずに対応するしかありません。取り敢えず最低限の片付けや整理をして、翌日に備えて少しでも早くなるようにしました。
翌日以降の様子は次回で。ここまでの様子は動画にしていますので合わせてご覧下さい。