今回は新潟へ日帰り旅行した時の様子をブログしていこうと思います。
この日はJR大宮駅からスタートです。上越新幹線で新潟県に向かいます。この時は「とき309号」に乗車します。指定席を確保していれば、東京でも上野でも大宮でもその時の都合の良い駅から乗車しています。直近では大宮駅からの乗車が私的には便利で多いです。
大宮駅を出発です。この日は家を早めに出たので、新幹線車内で移動中に食事です。乗車する駅や移動中の食事など時間を効率よく使って観光に注力したいものです。勿論移動中も旅行の楽しみの一つではありますが、、。この日は平日という事もあり朝の移動という事でしょうか、ビジネスマンが多くいました。ビジネスマンを見ながら休暇をとって旅行に行くって少し優越感を感じますね(笑)。
この日の天気は晴れ。関東平野から長いトンネルを通過し、新潟県内に入ると田園風景の緑が映えていました。日本海側に入ると天気が変わることがありますが、この日は快晴のまま新潟県に入って一安心です。
この時は新潟駅の一つ手前の燕三条駅で下車しました。以前に来た時には新潟駅からラーメンを食べる為にこの駅に立ち寄っていましたが、東京方面から降りたのは初めてです。どの程度降りるお客さんがいるのかと思ってみていたのですが、ビジネスマンが思ったより多く降りて行きました。東京からも日帰り出張圏内ですよね。
燕三条駅からバスに乗車します。このバスが余り本数がなく逆に言えばこのバスに合う時間で新幹線に乗車したという感じです。地方は公共交通機関の運行本数が多くはないので、事前に調べて効率よく観光したいものです。「来たバスに乗車する」と言うような関東の感覚だと通じません。目的地まで歩けなくはないようですが、30分前後は普通に歩くので回避出来るのであれば回避したいところです。
小さめのバスが来て、乗車しているお客さんは私含めて3人程度でした。収益が出ないからと言って運行しない訳にもいかないと思うので色々難しいですね。勿論この日は平日の午前の時間帯で元々お客さんが少ない時間帯だとは思うのですが、私的には便利に乗車させて貰った反面、少ないお客さんの状況を見ると色々と考えてしまいます。
目的地の最寄りのバス停で降りました。勿論ここで降りたのは私だけです。街中のバス停というよりは川縁のバス停でしたが、寒さを凌ぐ待合室がありビックリという感じです。新潟県内なので冬は確かに寒いと思うのですが、待合室を維持するという事は利用するお客さんがいるんでしょうね。
バス停から少し歩いてやって来たのが、「KYOWAクラシックカー&ライフステーション」です。ネットか何かでこちらの存在を知りまして、かなり以前から来てみたいなとは思っていた場所です。施設を見学出来る日は多くの選択肢があるのですが、クラシックカーを試乗出来る日が限られていて、なかなかチャンスがありませんでした。やはり東京から来るのであれば試乗もセットでしたいですしね。そしてクラシックカーの試乗は当日の天気も影響します。数日前に天気予報を確認して、営業&試乗出来る日を確認して休みをとってチケットをオンラインで買って、新幹線でやって来たという感じでした。実際に当日の天気も含めてこの日がピッタリな日になりました。新幹線を利用すると少し早起きすれば余裕で午前中に来ることが出来ます。
入口にはトヨタS800、ホンダS800に加えていすゞ117クーペの3台がありました。事前の連絡だと雨だと117クーペの試乗一択という事でして、晴れていれば3台の中から試乗する車を選ぶことが出来るようです。
受付で手続きをして試乗する形になるのですが、迷った挙句ホンダのS800を試乗させて貰う事にしました。
運転席に座って横にいる係の人に説明を聞きます。一番違和感を感じたのがペダルレイアウトです。左にオフセットしていてブレーキを踏んでいるつもりが、アクセルを踏んでしまうような感じでした。試乗自体は10分弱ととても短く、川沿いを少し進んで折り返すようなシンプルで車が少ない通りを軽く文字通り「試乗」という感じでした。ノーマルと言っていましたが、音が大きくてビックリしました。僅かな時間でしたが、なかなかホンダS800を運転出来る経験はそう出来ないので、その意味では良かったと思います。
試乗出来る3台は常にメンテナンスをしているそうですが、古い車だけにいつ試乗出来なくなるかは分かりません。その意味ではもし興味ある方は是非早めに試乗しに行って欲しいですね。
試乗後は施設内を見学です。自由に見て回って下さいと言う事でしたのでお言葉に甘えてそのようにさせて頂きました。平日だったせいか貸切状態で見学する事が出来ました。スバル360はとても綺麗でこのまま運転出来るような感じでした。どんな乗り味なんでしょうね。軽自動車が普通車に見えるくらい、とてもコンパクトでユニークなデザインをしています。
こちらは国産初のロータリーエンジン、マツダコスモスポーツです。レトロ感がありつつ、今見ても色褪せないどころかカッコいいデザインで、昔の車は色々な特徴が各メーカー、各車であったなと実感します。ビジネス的に「売れる」車は勿論目指さないといけないのでしょうが、どのメーカーも均一化したデザイン、エンジンで特徴がある車が少なくなりました。昔は良い時代だったんだなと数多くある車を見ながら思いました。
こちらはダットサンスポーツ1600です。右ハンドル車はどこかの展示で見たような気がしますが、アメリカ向けの左ハンドルは初めてです。今は安全装備で車が重く&大きくなってしまっていますが、てんこ盛りの安全装備で実際によく使われて必要なのは、どの程度なのでしょう。値段も高くなっている一方ですしね。ユーザーが使いもしないような機能をつけたり、実用的に不要なものだったりすれば、その分を抜いてシンプルな車作りをして欲しいものです。実態を国土交通省は見て欲しいものですが、まぁ無理でしょうね、、。
こちらの施設は車以外にも様々な展示がされていました。車に興味がない人でも楽しめる展示施設になっています。車と言うよりは「昭和」を見学したい人に来て欲しい展示内容になっています。全てではないですが、懐かしいものが沢山あり、まるでタイムスリップしたような感じにさえ思います。
笑ってはいけませんが、政治家さんの昔の写真がありました。どなたにでも若い時があるんだなと思ったのと、年齢なのか政治家になった為なのか、分かりませんが政治家になると目つきが悪くなるように見えるのは気のせいでしょうか、、。
写真、本などの展示もありカーグラフィックも創刊号から揃っているのを見ました。昔一時期購入していた時期がありましたが、引っ越しか何かで捨ててしまいました。保存しておくべきだったのかなと、適当に本を出して内容を見ていたりもしました。その時々の時代背景が感じられるので、昔の本を読むのも面白いなと感じます。
帰りのバスの時間に合わせて施設を後にしました。試乗も出来たし、殆ど貸切状態でゆっくり見て回る事が出来たので、本当に来て良かったです。「クラシックカー&ライフステーション」とあるように車好き以外の方でも楽しめる施設となっているので、是非ご興味あれば見学に来て欲しいですね。ネットで事前に予約出来るので、ご興味あれば是非試乗も含めて来てみて下さい。
帰りのバスが来ました。乗車しているお客さんがいましたが、余裕で席に座る事が出来ました。帰りも歩くとなるとかなりの時間、炎天下で歩く必要があるので無理しないでバスの時間を事前にチェックしていたのでした。
無事に燕三条駅まで戻って来ました。折角新潟県内まで来てこれで東京に帰るのは勿体無い気がしたので、別の観光スポットを見て回りますが、その様子は次回で。
「KYOWA クラシックカー&ライフステーション」ですが、駐車場があるので勿論自家用車で行くことが出来ます。施設内見学だけでは勿体無いので、試乗も含めて是非対応日程を調べて来てみて下さい。とてもお勧めな場所です。今回のように新幹線を利用すれば東京からでも無理なく来れますしね。試乗車は旧車でマニュアル車ばかりなので、オートマ限定免許はNGですので一応の補足まで。
今回の様子は動画にもしていますので、合わせてご覧下さい。