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キャセイパシフィック航空「THE PIER」ビジネスクラスラウンジ体験記|香港国際空港ゲート65付近の極上空間

先日、羽田空港のキャセイパシフィック航空ラウンジについて紹介しましたが、今回はその本拠地・香港のラウンジを利用する機会がありました。備忘録も兼ねて、その様子をまとめたいと思います。

香港はキャセイパシフィック航空の本拠地です。
第1ターミナル内には複数のキャセイラウンジがあり、利用するフライトの搭乗口に近い場所を選ぶのが鉄則。香港の空港はとにかく広く、下手をすると15分以上歩くこともあるので、時間には余裕を持って行動したいところです。

今回搭乗したフライトは66番ゲート発。すぐ近くのTHE PIER(ビジネスクラスラウンジ)を利用しました。場所は第1ターミナル西側のゲート65付近の下階。コンコースからエスカレーターで降りた先にあり、奥まった静かなエリアにあります。実は以前にも利用したことがあり、その落ち着いた雰囲気がとても印象的だったので、出発ゲートが近いと分かった瞬間「ラッキー!」と思わず心の中でガッツポーズしました。

このラウンジを利用できるのは、キャセイパシフィック/ワンワールド加盟航空会社のビジネスクラス以上の搭乗客、またはoneworldサファイア以上の上級会員。同伴者利用は会員ステータスによって条件が異なるため、カウンターでの確認が確実です。なお、JALのJGC会員(oneworldサファイア)であれば、JAL便利用時でも入室できます。

ウォールナットの木調と落ち着いた照明が織りなす上質な空間。広々としたフロアには多くの座席があり、窓側からは駐機場を眺められます。ふかふかのソファやリラクゼーション・ルーム(デイベッド)も備えられており、思わず寝過ごしてしまいそうな心地よさです。(今回は念のため普通の椅子に座りました(笑))また、ワークスペース(The Bureau)や高速Wi-Fiも完備。通信速度も申し分ありません。

少し補足すると、Wi-Fi経由ではChatGPTにアクセスできませんでした。キャセイのラウンジWi-Fiだけでなく、空港提供のフリーWi-Fiでも同様です。モバイルデータ(SIM回線)に切り替えると利用できましたが、検索よりChatGPTを活用するようになった今、やはり少々不便に感じます。このような情報統制はそろそろ緩和してほしいものですね……。

中でも外せないのがヌードルバー。担々麺や雲吞麺などを注文ごとに作ってくれます。羽田では雲吞麺をいただいたので、今回は迷わず担々麺をチョイス。

スープの旨味がしっかりしていて、辛さは控えめ。量はやや少なめですが、その分お代わりや別メニューも楽しめます。担々麺のあとに雲吞麺を追加、なんて贅沢な食べ方もおすすめです。

食後は隣接するTeahouseへ。静かにお茶を楽しめる空間で、豊富な種類の茶葉が揃っています。特にこだわりがなければスタッフにおすすめを聞くのも良いでしょう。
このときは期間限定の特別なお茶をいただきました。本格的な麺料理と上質なお茶の両方を楽しめるのは、このラウンジならではの魅力です。

このラウンジにはシャワールームが13室あるようです(13と言う番号を見ただけで実際は数えていません)。トランジットの合間に香港を少し観光して汗をかいていたので、本当に助かりました。手ぶらでも利用でき、シャワーの水圧も十分。備品は櫛やカミソリ以外ほぼ完備されており、ドライヤーもあり快適でした。出発前にリフレッシュし、歯を磨いてそのまま深夜便へ。完璧な準備が整いました。

「THE PIER」ビジネスクラスラウンジは、上質な空間、食事、シャワー、そして穏やかな時間がすべて揃った最高の場所です。フライト前に利用できる方は、ぜひ立ち寄ってみてください。きっと“空の旅の始まり”を特別なものにしてくれるはずです。

最後に、今回の様子を軽く動画にもまとめていますので、ぜひご覧ください。

 

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