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(乗車記)室蘭本線・苫小牧駅 → 東室蘭駅 ・普通電車で全駅見てみた!

JR北海道の日高本線を完乗して苫小牧駅に戻って来た続きです。

日高本線で久しぶりにキハ40系に乗車しました。良い経験になったのと同時に北海道のローカル線の現状が少し分かった気がしたのと、北海道の現実と言うことで言えばエゾシカが多くいたのにはとても驚きました。動物の生態系も変化してきていてこれから抜本的な対策が必要なのではとも感じました。

苫小牧駅からは室蘭本線の普通電車で南に向かいます。接続に少し時間があったので駅近くのドンキホーテを見学したりファーストフード店でコーヒー飲んだりと過ごしていました。JR北海道は普通電車が札幌近郊を除けば本数が少ないので乗り遅れないよう時間を確認しながら行動する必要があります。

苫小牧駅を出発です。キハ40系の気動車から電車となり発進加速の違いを感じました。当たり前ですが技術は進化しているんだなと実感します。

2両編成の車内はとても明るくロングシートの座席でしたが乗り心地も快適です。鉄道好きの旅行者としては昔のキハ40系が良いのですが、地元の方が毎日利用するには電化された区間で電車利用の方が快適でしょうね。

最初の駅は青葉駅です。JR北海道らしからぬ駅間の短さで車内放送が止まる事なく到着した感じです。この辺りは駅間が短いだけあって家々がずっと続く人口の多そうな区間でした。この辺りはお客さんが多そうな雰囲気でした。

2両編成の後方車両にいたので後ろの景色を見て見ました。苫小牧駅のお隣・沼ノ端駅とこれから通る白老駅間の約28kmの区間は日本最長の鉄道直線区間とされているところでして、実際に見てもどこまでも続きそうな真っ直ぐな線路で北海道らしい景色でした。室蘭本線は電化されていて複線となっています。

小腹が空いたので苫小牧駅近くで食事した「香るつけ蕎麦 蕎麦花 王子町店」さんで購入したどら焼きを空いた車内で頂きました。お蕎麦屋さんなのに何故かどら焼きを売っていたのを会計時に気がついて興味本位で購入したのですが、甘さ控えめでとても美味しかったです。

錦岡駅に到着した時にはいつの間にか雨が降っていました。この駅は苫小牧市ですが駅の周りは家が少なくなり逆に海が遠くに見えて来て景色が変わって来ました。

家々が見えなくなり、手付かずの荒廃な土地と国道、その先に海が見える景色となりました。この時は3月で東京では暖かくなり始めている時期でしたが北海道は肌寒さを感じる日でした。

社台駅に到着です。この駅から白老町になりました。この辺りでは乗車してくるお客さんはいませんでしたがポツポツと降りていくお客さんはいました。

続いての停車駅は白老駅です。この駅は特急停車駅で駅員さんもいてお客さんの乗り降りがありました。ウポポイ(民族共生象徴空間)の最寄駅でいつか出向いてどんなところなのか見て見たいですね。

続いての停車駅は萩野駅です。この駅周辺にも家々があり下車するお客さんがいました。

続いて北吉原駅です。簡易的な駅舎と言うか待合室がある駅でした。この辺りから再び遠くに海がチラチラ見えるようになって来ました。

そして海沿いを走行する区間もありました。吹雪の状態とかだと電車や車の運転も過酷そうな感じにさえ見えます。直線区間が長いのでスピードも出易いため、運転には注意力が求められそうです。

竹浦駅、虎杖浜駅と続きます。この辺りでは長い歴史がありそうな駅舎が続いていました。国鉄時代からの駅舎だと思いますが今見ると趣を感じるのは何故なのでしょう。

虎杖浜駅を過ぎて少しずつ家々が見えるようになって来ました。

到着したのは登別駅です。この駅では大きいスーツケースを転がしている観光客の乗り降りがありました。登別温泉には昔にレンタカーで観光したことがありますがJRの駅からは歩いていけません。駅からバスかタクシー等で移動する必要があるので注意が必要です。駅名も「登別温泉駅」ではなく「登別」駅なので距離があるのは仕方ないのですが、駅近に温泉がある訳ではありませんので行かれる方はご注意下さい。この駅から登別市に入りました。

登別駅の時には見えなかった海が再び見えました。北海道の海沿いだと家にいても風が強かったり寒さが厳しかったりするのかなと思ってしまいますが実際はどうなのでしょう。

登別駅の次は富浦駅です。駅舎若しくは待合室は無いのかなと思いましたが反対側ホームの少し外れに簡易的な建物があるようでした。

そして幌別駅に到着です。この駅は駅前に家々があり調べてみるとこの駅周辺に登別市役所や市の中心施設がこの近くにあるようです。外から来ると特急が停車する登別駅近くに町の中心があるのかなと勝手に思ってしまいますが、わからないものですね。

この辺りも引き続き海を見ながらの走行でした。車もかなり良いペースで走っているようですが電車のほうがやはり早く次々と追い抜いて走行してました。直線が多い区間で普通電車ではありますが駅間が長いので走行中は結構良いペースで進んでました。

鷲別駅に到着です。この駅に来た時には海から少し中へ入っていて家々が見えて来ていました。次が東室蘭駅なので室蘭市に入ったのかと思いきや、この駅はまだ登別市内でした。

鷲別駅を出発すると貨物駅の東室蘭駅が見えて来ます。室蘭も物流の拠点なので苫小牧と同様に貨物駅の必要性があるんでしょうね。

そして東室蘭駅で下車しました。乗車した電車は室蘭行きで東室蘭から室蘭間は未乗車で乗車したかったのですがこの後の都合もあり、またの機会とする事にしました。

電化されている室蘭本線は線形的にも直線区間が多いためか、スピードが出ているにも関わらず乗り心地も良く快適でした。少し残念だったのは天気が良くなかったので海の景色がイマイチだった事でしょうか。それは以前に逆方向で特急北斗号に乗車して見ていてその時の動画やブログは既にあるのでよろしければトップページから「特急北斗」で検索してご覧下さい。

苫小牧駅・東室蘭駅間の様子は動画にもしてますので合わせてご覧下さい。

 

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