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(乗車記)室蘭本線・普通列車 東室蘭駅 → 長万部駅 / 内浦湾や小幌駅を見ながらの列車旅を堪能!

JR北海道の室蘭本線・普通電車で苫小牧駅から東室蘭駅にやって来た続きです。

室蘭本線の室蘭行きに乗車して来ましたが、この後は同じ室蘭本線の列車に乗り換えて長万部を目指します。

東室蘭駅から室蘭駅方面と今回乗車する長万部駅方面に線路が分かれていますがどちらも室蘭本線になります。そして室蘭駅までの区間は電化されていますが、東室蘭駅から長万部駅までは非電化区間です。長万部駅までは室蘭本線で長万部から先の函館方面が函館本線となり少しややこしい感じになっています。

乗り換えた列車は充電式のエコな列車で2両編成の車内はとても綺麗で快適でした。

特急北斗号を先に行かせてから東室蘭駅を出発です。青春18きっぷ旅ですと特急を見送ることが多々あります。

苫小牧駅を出た時には雨が降ってなかったのですが雨が強くなって来ました。悪い方向に天気がなってます。

途中の崎守駅に到着。この辺りでは雪混じりの天気になっていました。列車に乗車中は良いのですが降りる時には雪や雨が止んで欲しいなと思いながら外の景色を見ていました。

黄金駅に到着です。室蘭市から伊達市に入って来ました。ホームの反対側を見ると海が近くに見えました。

そのまま暫くは海沿いを走行します。とても寒い日で海沿いは凄くヒッソリとしていました。

途中の北舟岡駅です。この駅のホームは本当に海から直ぐの所にありました。冬の時期は凄く寒いでしょうけど夏の時期は心地よい風が来そうですが実際はどうなのかな、、。晴れていれば遠くに北海道の大地が見えるような気がしますがこの日はあいにくの天気で全くダメでした。

北舟岡駅を出発して暫くは海沿いをそのまま走行しお隣の特急が停車する伊達紋別駅を目指します。

そして特急も停車する伊達紋別駅に到着です。この駅ではお客さんの乗り降りが普通にありました。当たり前かもしれませんが特急が停車する駅は人の動きがあります。相変わらず雨が降っていて止んでくれないかなと思いながら景色を見ていました。この駅で少し停車して貨物列車が札幌方面へ走り去るのを見ました。複線のはずなのになと思って不思議に見てたのですがこの後に分かります。

有珠駅に到着です。この駅も伊達市ですが伊達紋別駅周辺と比較するとかなり寂しくなりました。以前は3線あったようですが真ん中の線路が剥がされていました。恐らくそれと関連すると思いますが有珠駅と伊達駅間は単線のようでした。恐らく伊達紋別駅で貨物列車が通るのを待っていたのはこの為だったのかなと乗車しながら思いました。

洞爺駅に近くなると町中の景色になりました。この辺りは伊達市から洞爺湖町になります。

そして洞爺駅に到着です。文字通り洞爺湖のゲートウェイとなる駅でして悪天候にも関わらず観光客が降りて行きました。私も洞爺湖はまだ一度も行った事がないのでいつかはと漠然と思っています。洞爺湖町の中心でもあるので地元客も降りていくのを見ました。

洞爺駅の次は豊浦駅ですが豊浦駅でここまで2両編成での走行でしたが後ろの一両が切り離しとなります。私はそれを途中から知ったので後方車両に座っていましたが他のお客さんも前の車両に移動して殆ど後方車両にはお客さんが居なくなりました。それでもここまで座ってきたボックスシートには豊浦駅から先は座れませんでしたが、ロングシートには余裕で座れるくらいのお客さんでしたので豊浦駅から先の長万部駅までの区間は需要が少ない区間なのだと思います。実際秘境駅として有名な小幌駅を通るくらい、山を突き抜けてトンネルが多い区間になって行きます。

苫小牧駅から電車とこの列車を乗り継いで乗車しましたが運賃は2100円で、かなりの長い時間乗車してますが目的地まではまだ先です。北海道は本当に広いなと実感します。

そして豊浦駅に到着です。少人数で車両の切り離しをしていました。ホームから景色を見ると遠くに内浦湾の海が見えました。雨が降ってましたがずっと乗車し続けて座っていたので体を伸ばしたり深呼吸したりして気分転換をするようにしていました。立ち続けるのは足が痛いですが座り続けるとお尻や腰が痛くなるので何事もバランスが重要なのでしょうね。

この辺りは豊浦町でして駅周辺より駅から少し先に役場や町の中心があるようでこの一画だけは家や町の施設と思える建物がありました。

豊浦町も人口があるエリアは広くは無さそうで海沿いを走るようになると人の気配がなくなるエリアが続きました。この辺りは内浦湾を走っているので晴れていたら北海道の陸地が見えるのではと思われますがあいにくの天気でしたので海しか見えませんでした。

豊浦駅の次は大岸駅、礼文駅と続きます。この辺りになると1両編成の車両にいるお客さんの動きが全くなくなり淡々と駅に停車しては出発すると言う感じになって来ます。

礼文駅を出発すると秘境駅で有名な小幌駅です。小幌駅に向かって進むにつれて家が完全になくなり山が近くなったと思ったら長いトンネル区間に入りました。

そして秘境駅で有名な小幌駅に到着です。当たり前のように乗り降りがありませんでした。直ぐに列車があれば降りたかったのですがここで降りてしまうと数時間待つ必要があり全く現実的ではなく車内から見るだけにしました。ドアを開けて見たかったのですが乗り降りが無いのに開けてホームを見たりしても運転手さんに迷惑かかるかなと思いましたしね。実際止まって直ぐに出発しました。この駅の前後はトンネル区間なのでホームに入る直前にトンネルを出て、このホームから出発すると直ぐにトンネルに入りました。この駅は鉄道マニア以外の乗り降りはないと思うのですが、この先駅はどうなるのか気になります。

小幌駅を出て長いトンネルに入ります。そしてトンネルを抜けると家々が見えて来ました。小幌駅と完全に山で隔たれている感じです。

そして静狩駅に到着です。この駅から長万部町になりました。駅舎は非常に歴史を感じる建物でした。利用客が少なそうなので、建物が持つ限りこのままなのかなと思います。

静狩駅を出発すると次はこの列車の終点・長万部駅です。乗車した苫小牧駅からの運賃は2860円でした。東京からだと全く同じ運賃では無いのですが、静岡県の清水駅だと少し超える金額と言う感じです。

長万部駅に近くなると右側から函館本線の線路が合流して来ました。

そしてこの列車の終点・長万部駅に到着です。お隣にはキハ40系が停車してましたが行き先表示がなく回送のようでした。そして長万部駅で降りた際には雨が強くなっていてとても肌寒い天気となってしまいました。

今回乗車した東室蘭駅・長万部駅の区間ですが、特に豊浦駅から長万部駅の間が本数が少ないので苫小牧駅から逆算して乗車すべき列車を確認してここまで辿り着きました。この列車を逃すと約3時間後になるので乗り過ごす訳には行きませんし、来た列車に乗車すれば良いと言う単純な話でもありません。JR北海道のローカル線の普通列車は時刻をよく確認して計画して青春18きっぷ旅を楽しむ必要があります。上手く乗り継いで来れた事もあり車内から見ただけですが小幌駅を見る事が出来たのは良い経験で無事に長万部駅に到着して良かったです。

長万部駅に到着した後の様子は次回で。ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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