今回は茨城県の水戸駅から福島県の郡山駅までを結ぶ水郡線に乗車した際のブログを記載したいと思います。
青春18きっぷで常磐線の普通電車を乗り継いで東京から水戸駅までやって来ました。東北本線と北海道を青春18きっぷで旅をしたブログを記載しましたが、その残りが一回分あったのでそれを今回利用する形でとなります。水戸駅まではもう何度も青春18きっぷで来ているので昔は遠いなと思いましたが、何だか慣れてきてしまった感すらしますw。
水郡線の列車まで時間があるので、水戸駅ビル内にある「らー麺街道」に行ってこちらの家系のラーメンに入って食事です。列車の時間に乗り遅れる訳には行かないので、並んでいないお店の中から選びました。最初は水戸駅まで来て横浜家系のラーメンを食事するのもなと少し最初は思いましたが、今回のメインでは無いので気にしていられません。
魚介つけ麺を選びました。時間が気になっていたので、熱々のラーメンよりはサクッと食べやすいかなと思った為です。
予想通り、とても食べ易く結果的には出発時間に余裕を持って食べ終える事が出来ました。この後は郡山駅までの長旅なので事前に食事してチャージ出来て良かったです。仮にギリギリで食事出来ないとこの後数時間食べれないので一安心です。
そして予定していた郡山行きの列車に乗車する事が出来ました。これを逃すとこの日に帰れないので寝坊したらどうしようかなと思いながら、水戸駅まで来ていたので殆どこれで本日の仕事が終わった感じすらしましたねw。予想外に4両編成で随分長いなと思ってましたが、後ろの3両は途中の常陸大子駅までと言う事で先頭車両で無事に座席を確保する事が出来ました。
定刻になり水戸駅を出発です。途中の常陸大子駅までは乗車経験があるので雰囲気は分かっていましたが、この日も結構車内にお客さんはいました。
水戸駅出発して直ぐに左に進み常磐線と別れた後は、那珂川を渡ります。ここで水戸市から、ひたちなか市に入ります。
最初の駅は常陸青柳駅です。車内放送が流れている間にホームへ入線するような感じになりました。
下菅谷駅に到着です。この辺りではポツポツと水戸駅からのお客さんが降りて行くようなシーンが見られました。
上菅谷駅に到着です。ここから支線があり常陸太田駅まで行く事が出来ます。いつか支線へも乗車して水郡線を完乗したいなと思っています。色々行きたいところが出て来ますねw、、。
上菅谷駅を出発して暫くすると支線が右に分岐しました。どれくらいの利用者がいるのか、沿線はどんな感じなのか、色々と興味津々です。
以前にも思いましたが思ったより家々を見ながらの沿線風景です。やはり常陸大子から先は1両になるので逆に言えばそれまでは需要が一定数ある路線と言う事なのかなと思われます。
途中の瓜連駅です。ふりがなが無いと読めませんねw。別名で「奥久慈清流ライン」と名付けられているようですが、どの程度認知度があるのでしょうかね?!この先に久慈川を見ながらの列車旅となるので、名付けられた意味合いが後でわかるようになります。
途中の常陸大宮駅です。少しずつ途中駅でお客さんが下車して行きます。当然のようにここから逆に乗車して常陸大子や郡山まで行く人は考えにくいのでお客さんが減る一方です。
私が乗車した先頭車両も水戸駅から出発した直後に比べて凄く減りました。こうなると郡山駅近くになるまではこんな感じなのかなと思われます。
玉川村駅です。長閑でとてもほのぼのするような景色でした。
少しずつ家が少なくなり田畑が広がるような景色になって行きます。
そこから先は久慈川を見ながらの列車旅となります。左側は崖でしたのでかなり川沿いの狭いところに線路を通して進んでいきます。この辺りをイメージして「奥久慈清流ライン」なのかなと思います。暫くは川を左に右にと見ながら進んで行きます。「清流」と名付けられているように川も恐らく綺麗なのでしょうね。
途中の下小川駅では行き違いがありました。お客さんもそこそこ乗車していたように見受けられました。
その後も川を渡って左に右にと久慈川を見ながらの列車旅となります。水量も豊富で手付かずの自然が残っているように見えました。
そして袋田駅に到着です。奥にバスが見えますがあのバスで袋田の滝へ行く事が出来ます。この時も数人降りてバスへ向かう人がいました。列車で行くのはバスの時間も考慮する必要があるので面倒ですが、帰りの渋滞の心配が列車だと気にしなくて良いのが良いですね。どちらの方法でも行った事がありますが、列車だと帰りのバスと列車が上手く合えば良いのですが、そこさえクリア出来ると車内でゆっくり出来るので楽だと思います。逆に車だと近隣の観光地に立ち寄れる反面、東京へ戻る際には交通渋滞をどう避けるかと言う事を考える必要があり、一長一短でしょうか。
その後も左側は山という所を久慈川を見ながら走行します。この辺りの景色も良かったと思いました。かなりギリギリの所を走行しているので自然災害が大丈夫なのか気になりましたが、地方路線はこのような場所ばかりだと思います。
そして常陸大子駅に到着です。この駅はSuicaが使えるので常磐線から水郡線にそのままSuicaで乗車となるとこの駅だとそのままタッチして出れますが、他はSuicaが無いので駅員さんに言って降りる前に事前に車内で精算する必要があります。この駅までは来たことがありましてこの駅から郡山駅まではこの日が初めての乗車となる区間です。
因みに以前に来た時には袋田の滝へ行った時でして帰りのバスで袋田駅に到着後に水戸行きの列車が少し先までなく、この駅まで行く列車が直ぐに来たのでここまで乗車して、この駅から少し歩いて「奥久慈しゃも親子丼」を食べて、この駅始発の列車で水戸駅を経て東京へ青春18きっぷで帰ったのでした。かなり前の事なのですが懐かしく、変わり映えがないなと思いながらホームを見ていました。
後ろ3両が切り離されるので気分転換兼ねてホームに出て見ました。席に座り続けるとお尻や腰が痛くなるので、このようなタイミングで体を伸ばして深呼吸してこれから先の郡山駅まで少しの間リフレッシュです。ホームの横に車両基地があるので水戸駅からこの駅まではそこそこの本数がありますが、この先が極端に本数が少なくなる区間となります。
常陸大子駅から数駅進んで東館駅に到着です。この駅から福島県に入りました。本数が少ない区間と言う事もありこの辺りでは人の動きはなく淡々と停車しては進んでの状態が続きます。
磐城塙駅では反対の列車と行き違いとなりました。駅の雰囲気は変わりないような印象ですが福島県らしく「磐城」と名前が付く駅が多かったです。
途中の中豊駅です。水郡線は片面のホームになっている駅も結構ありました。運行本数も少ないので全然運用出来るんでしょうね。
久慈川沿いを走行していた時を除けば、福島県内に入っても全く家々が無いような区間は少なかったと思います。本数が少ないのでもっと山々の区間を走行するようなイメージでしたが、意外と山から離れて平地を走行していました。
途中の里白石駅です。この駅は扉を閉めることが出来る待合室が設置されていたので他の駅と比べると良い方かもしれません。駅前には家々があるのですが、お客さんが乗車してくるような雰囲気は残念ながらありませんでした。
この辺りは町なので長閑な景色が随所に見れました。冬だと雪に閉ざされるような感じになるのでしょうか。
磐城石川駅、磐城守山駅と郡山駅に近くなるに従ってお客さんが乗車してくる様子を見ることが出来ました。常陸大子方面から乗車し続けているお客さんがこの辺りでは降りるとは思えないので、1両編成の車両は混雑して行く一方となっていました。
そして安積永盛駅に到着です。水郡線としてはこの駅まででしてこの駅からお隣の終点・郡山駅間は東北本線となります。東京にこの後は戻るのでここで乗り換える事も考えましたが、郡山駅まで行っても行かなくても乗車出来る電車は同じようでしたので、このまま終点の郡山駅まで乗車する事にしました。
ポイントを切り替えながら東北本線に入り、郡山駅に近くなってくると貨物駅を見る事が出来、その後には車両基地も出て来ると車内放送が流れて郡山駅の放送案内が入ります。
そして無事に郡山駅に到着です。水戸駅から3時間以上の列車旅となりましたが、思ったより長くは感じませんでした。列車としては繋がっていますが、水戸駅から常陸大子駅までと郡山駅から磐城棚倉駅までが、利用するお客さんで分かれていてその間を久慈川沿いに走行して茨城県と福島県を繋いでいるような印象です。県内を跨いで行くような人は私のような観光客のみでした。1両編成で賄えてしまうので、将来はどのようになるのか分かりませんが、鍵は福島県内と言う感じでしょうか。水戸駅から暫くはお客さんがそこそこ居たように見えたので、末長く水郡線を維持して地元客と共に繁栄して欲しいなと感じました。
個人的には支線区間さえ乗車すれば水郡線の完乗となるのでいつかはと思います。
郡山駅に到着後は、東北本線を利用して東京まで戻り、最後の青春18きっぷ利用を終えました。意外と1日で常磐線・水郡線・東北本線と普通列車で回るのは大変なので、もし実行される場合には十分時刻を確認してからにしましょう。
乗車した時の様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。