ここから暫くはコロナ禍以降で初めてタイ旅行した時の様子を順次綴って行こうと思います。
と言う事で成田空港の第1ターミナルにやって来ました。東京から公共交通機関を利用して行くとなるとバス若しくはJRか京成の電車でのアクセスとなりますが、この時にはバスでやって来ました。首都高が混まないような時間帯なら、バスの方が安くて一度バスに乗車してしまえばターミナルの前まで行くので楽なのかなと思ってます。
久しぶりに来ましたが、羽田から海外へ行くよりも成田からの方がなぜか「海外へ行く」と言う雰囲気を私なりに感じているのですが、昔からの印象なのかも知れません。今は羽田空港から国際線が多く離発着してますが、以前は何となく国内=羽田、海外=成田のような雰囲気があったような記憶があります。
今回はAirJapanを初めて利用します。預け入れ荷物は無いですし、事前にオンラインチェックインしておいたのでカウンターへ寄る必要は無かったのですが、今後の参考に見て見ました。スタッフさんは最小限で乗客の多くは手慣れているのか自動チェックイン機や預け入れ荷物へのタグ付け等も地上スタッフさんに頼る事なく淡々と皆さんされていました。カウンターに並ばず済ませる事が出来るのは嬉しいですよね。やはり無駄な時間であり地上スタッフさんも多く必要になるので、どんどんオンライン&セルフで出来るようにどの航空会社でもして欲しいです。
空港内で軽く食事を済ませてから、保安検査や出国手続きを済ませました。お客さんが多くいましたが流れが良かったのでスムーズに出国手続きまで行きました。カウンターに行く必要もなく、出国手続き等もサクッと済ませる事が出来るのであれば、大手航空会社のステータスのメリットはラウンジだけとなり、ラウンジもPriority Passがあれば利用出来る所もあるので、料金が安いLCCで良いのかなと思ったりもします。勿論FSCの良いところはあるとは思いますが、、。
出国手続きを完了させて搭乗口をチェックすると一番端の58番となってました。LCCなので仕方ないと諦めて空港内を淡々と歩き続けます。途中からはお店等も完全に無くなり人も少なくなりました。FSCが使う搭乗口付近は多くのお店があり多くのお客さんがいましたが、同じ成田空港のターミナル内でも別世界のように思えました。
搭乗口にはまだスタッフさんが不在なくらい早く到着してしまって、LCCなのでもう少し事前に食事しようかなと少し思ったのですが、お店まで戻るのも面倒なのでそのまま搭乗口近くで待つ事にしました。
改めて今回はAirJapanの1便、タイのバンコク・スワンナプーム国際空港へ向かいます。タイへはコロナ禍前に何度か旅行しに行った事があり、その時も全てLCCであった事から同じバンコクでもドンムアン空港に行ってました。従ってAirJapanとスワンナプーム国際空港が初めてとなります。
機内に入りました。座席はとても新しくて綺麗で、シンプルなデザインではありますがとても雰囲気が良いですね。
使用機材はB787型機です。ディスプレイは付いてませんが、FSC利用している際にも余り使わないので私的には全く気になりません。むしろUSBのタイプAとCがあるのが嬉しいですね。スマホ内のコンテンツを思う存分機内で見れそうです。タブレットを持ち込んでいる人もいてこれからの時代は自分自身でコンテンツを事前にダウンロードして楽しむようになって来るのかなと感じます。
今回座席指定は有料となるのでしませんでしたが、有料以外でも窓側にしたとしても景色が時間帯的に見えないのでどこでも良いなと思ってましたが、割り当てられたのは中央3列の通路側で利便性が良い座席に座る事になりました。
足元はFSCのエコノミーと変わらない余裕がありました。これからは安かろう、狭かろうのLCCからAirJapanのような会社が一段階LCCのレベルを引き上げてくれそうな勢いです。名前は出しませんが日本のLCCで足元が窮屈な会社はこれを見て改善してくれないかなと感じます。ディスプレイ等のサービスは不要で足元の快適性が維持されているのは正に私好みです。
機内WiFiサービスの案内がありました。突拍子もない理由が無い限りかなりの割高なので使わないとは思いますが、お金を払えば使えると言う選択肢があるだけでも嬉しい人が多いのではないでしょうか。
ディスプレイがどこにも無いので安全ビデオは無くCAさんが実演して説明していました。
そしてタイ・バンコクに向けて成田空港から離陸しました。ANA系は夜間の離発着でも機内の証明を落としませんが、AirJapanも同じ運用でした。この辺りは決まりが無いようで航空会社各社で対応が違うようですが、目の明るさに慣れる為にはJALのように機内の証明を落としたほうが良いような気がするのですが、どうあるべきなのでしょうかね。
離陸して暫くすると事前予約した機内食の配布や機内サービスが行われていましたが、利用している人はやはり少数派のようでした。私も空港で食事した方が安上がりで美味しいと思うタイプなので、飲料水を機内に持ち込んで水分を確保出来ていれば東南アジアの距離では充分かなと思ってます。
一通りの機内サービスが終了して一段落すると機内の照明が落とされました。ここで寝てしまうと現地で寝れなくなるので私は事前に用意したスマホのコンテンツを見て過ごしていました。そのような時にUSB電源があると機内から出ても、スマホの充電が満タンで出れるので本当に助かります。
バンコクに近くなってくると、機内の照明が付いてもう少しでシートベルト着用サインが点灯すると言うタイミングとなりました。だいたいこのタイミングでトイレに行く人が多く混雑しますねw。私はその前の空いている時に行くか、東南アジアなら行かないで過ごす事も多いです。お腹痛くなっても困るので余り機内では飲食を必要以上にしないようにと思ってまして、今回の場合だとLCCなので食事する事はなく、口の中で水分が欲しくなった時に潤す程度で飲料水を飲む程度にしてます。
シートベルト着用サインが点灯して暫くすると中央列からでも窓側を見ると街の明かりが見えて来ました。スマホに保存したコンテンツを見ていたりしていると思ったより時間を感じませんでしたが、東南アジアに何度も旅行しているので、慣れがあるのかも知れないなとも思いました。
そしてタイのバンコク・スワンナプーム国際空港に着陸となりました。足元の広さが功を奏して疲れや苦痛を余り感じずに来れました。スマホをずっと使っていても海外空港到着時に100%で機内から出れるのは本当に有難いですね。これくらいの距離ならもうLCCで良いのかもと思ってしまいました。因みに着陸の際にもANAと同じで機内照明を暗くする事なくそのまま着陸となりました。
タイの入国は深夜になろうとしている時間帯だった事もありサクッと入国する事が出来ました。タイに来たのはコロナ禍以降では初めてで、スワンナプーム国際空港も初めてです。コロナ禍前なので時間軸が違いますが、昔にドンムアン空港に着陸した際にはスワンナプームのように開放的で明るい印象は無かったので、この空港に初めて来て雰囲気が随分と違うんだなと感じました。後は大きさですね。ドンムアンは国内線・国際線で近い距離で簡単に行き来出来るくらいの大きさですが、圧倒的にこちらの空港の方が大きそうです。
スワンナプーム国際空港に到着した後の様子は次回で。ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。