先日、庶民の味方・日高屋が値上げするというニュースを知り、その前に食べに行った時の様子を今回ブログにまとめます。
公式サイトを見ると、2024年12月20日より値上げが実施されるそうです。全メニューの約7割が対象とのことで、PDFファイルには主要なメニューの価格変更が詳しく記載されています。中でも注目すべきは「中華そば」です。2002年の1号店オープン以来、税込390円を維持してきた中華そばが、ついに値上げとなり、420円になります。それでも20年以上390円を貫いた実績を考えると、たった30円のアップに驚きすら覚えます。
今回は、この「390円時代の中華そば」を食べ納めしようと思い、店舗へ足を運びました。
メニューを見ると、税込390円の中華そばが堂々と掲載されています。何度も食べてきた味ですが、値上げが決まったことで改めてこの価格の特別さに気づきます。他店では390円で食べられるものはほとんどなく、例えば吉野家の牛丼は小盛でさえ税込465円。中華そばが30円値上げしても、それでも吉野家の牛丼には及びません。改めて日高屋の庶民的な価格設定に感謝です。
中華そばを注文する際、私の場合は必ず餃子もセットにします。餃子6個はこれまで税込290円でしたが、今後は300円に値上がりするとのこと。それでもたった10円のアップ。利用者としてはありがたい反面、お店や従業員の方々が報われているのか少し心配になる価格設定です。
そんなことを考えながら、今回はいつものセット「中華そばと餃子(6個)」を注文しました。このセットが税込680円で食べられるのは、本当にありがたいことです。他店では同様のセットが1000円を超えることも珍しくありません。この価格設定は、まさに他社の追随を許さないと言えるでしょう。
そして運ばれてきた中華そばと餃子。見慣れたビジュアルに、値上げ前の最後という特別な感情が加わり、なんだか感慨深いものがありました。
中華そばは、シンプルながら飽きのこない味。スープは飲みやすく、具材はチャーシュー、メンマ、ネギ、海苔と必要十分。これが390円だったとは信じられないクオリティです。餃子も6個で税込290円とは思えないほど具沢山で、大きさも十分。今回で390円時代の中華そばは食べ納めとなりましたが、また改めて食べたいと思える味でした。
2024年12月11日から東京都内ではQRコード決済キャンペーンが実施されており、日高屋も幅広い決済方法に対応しています。ただ、今回レジ近くで食事していたので見ていたところ、現金払いの利用者が非常に多かったのが印象的でした。個人的には、キャッシュレスでお得に支払える環境をもっと活用したいですね。
今回の会計は、中華そばと餃子(6個)のセットで税込680円。セット割引でさらに10円引きとなり、670円を楽天ペイで支払いました。この価格でこれだけの満足感を得られるお店は本当に貴重です。
今回の値上げでは、中華そばが30円アップの税込420円、餃子(6個)が10円アップの税込300円となります。それでも他店と比べて非常に良心的な価格設定と言えるでしょう。むしろ、20年以上にわたって390円(税込!)で維持してきたことに驚きです。
中華そばと餃子のセットは鉄板の組み合わせ。この味と価格は、これからも変わらず多くの人に愛されるはずです。次回は、値上げ後の新価格で中華そばを味わい、さらに新メニューの「チゲ味噌ラーメン」にも挑戦してみたいと思います。