インド・デリーでの最終日、約半日の観光を終えた続きです。
デリーでの観光を終えて、荷物を預けているホテルに戻り、この後は空港へ向かいます。
最初に来た時には、道路にゴミが多くて汚く、埃っぽいし匂い(空気)も正直良いとは言えない環境で、本当にドン引きしました。牛も普通に通りにいましたしね。しかし数日滞在していざ帰国となった時には、そのような環境に慣れてしまいました(笑)。牛が急に街中を暴れ回って大騒ぎになるような事は、無いんだろうとは思うのですが、相手は動物なので絶対は無いような気がします。現地の方は普通に牛の横を歩いているので、当たり前の環境なのでしょうね。
列車を乗り継いで無事にインディラ・ガンディー国際空港の駅に到着です。
時間に余裕があったのと、Uber(車)で行くのが必ずしも早いのかどうかが分からなかったので列車で来た次第です。楽なのはUberですが、途中の道路で大渋滞にあったら焦ります。しかし列車は列車で、ここまで来る間に色々ありました。
まずは相変わらず切符の支払い時にお釣りを渡してくれない点です。最終日は粘ったのですが知らんぷりで本当に気分悪く腹が立ちました。大半の人は良い人だと思うのですが、駅前のオートリキシャのドライバーのしつこい客引きと、駅員のネコババな対応は本当にあり得ないと思いましたね。
しかしデリーの駅と空港を結ぶ路線は、外国人観光客が多いせいか、ちゃんとお釣りを渡して対応していました。当たり前ですが少し感動です。同じメトロではありますが、地元の人が利用する路線は、観光客だと思って対応しているのでしょうか。
列車自体はやはり非常に混雑していて、車内から車窓をゆっくり見ると言うような雰囲気では全く無かったです。勿論ずっと立っていたので疲れたのですが、それよりも余裕を持って到着出来たのが良かったです。
駅から空港に移動しますが、建物に入る際には予約情報を見せる必要があります。外国人だから空港に入れてくれる訳では無いので、事前に予約したフライト情報を印刷しておくか、スマホで表示できるようにしておく必要がります。勿論日本語は読めないので英語のものを準備しましょう。私はスマホに保存していた予約したフライト情報を見せて無事に空港ビル内に入れました。
空港内は余り撮影してはダメと事前に聞いていたので、撮影はせずチェックインカウンターに寄って、まずはチケットを入手します。帰りも行きと同様に日本航空を利用しますが、私はJGCを持っているので、比較的早くチェックインする事ができました。カウンターには日本人のJALスタッフがいましたし、片言の日本語を話すインド人スタッフもいました。
その後はイミグレーションと保安検査に進みますが、出国して制限エリア内に行くまでが非常に時間がかかりました。時間に余裕があったので焦る事は無かったのですが、早めに空港に来て良かったと感じました。
制限エリア内に入ったらラウンジで休憩です。帰りは深夜便なのでラウンジで食事して機内では寝て過ごそうと思っていましたので、少し多めに食べて食事しないで機内で過ごせるようにしました。指定されたラウンジはとても広くてユッタリしていました。色々な航空会社のステータス持ちの人がいるようで、日本人も多いし、色々な国の人が居ましたが、韓国人や中国人はここでも見ませんでした。海外旅行のいく先々でよく見るのですが、インド滞在中は東アジア系の人を殆ど見なかったのは意外な感じでした。偶然でしょうか?!
搭乗時間近くになり搭乗口に移動します。今回はJL30便の羽田空港行きで帰国します。搭乗口付近には当然のように日本人が大勢いましたが、インド人もそれに負けないくらい居ました。
機内に入る際に、日本人を見るとCAさんは「お帰りなさい」と声をかけてくれます。そして機内では「I Will Be There With You」が聞こえてくると、まだ出発前ですがなんだか既に帰国したような感じさえします。海外旅行中は楽しんでいるつもりでも、異国なので体のどこかで緊張している部分もあると思います。国内線と同じような機内の雰囲気に、自然とホッとするところがあるのかもしれません。
羽田空港に向けて飛行機が動き出しました。殆ど定刻での出発でした。
前日にシートマップを見ると殆ど満席状態でしたが、実際も見える範囲ではほぼ全ての席が埋まっていました。気のせいか女性の割合が多いような気がしました。私の横は欧州系の外国人でした。
普段見る機内説明は日本語とヒンディー語で説明されていました。英語表記は無かったです。久しぶりの日本航空だったので、ビデオをずっと見てしまいました。
そしてインディラ・ガンディー国際空港を離陸しました。インドの街並みを見ながら色々思いましたね。良い思い出や、悪い思い出も含めて様々な経験をしました。人が多く環境も日本とは全く異なる状況の中で、なんとか無事に観光が終えて良かったなと思いました。そして普段とは異なりお腹を壊した際に飲む薬も一応持って来たのですが、お腹以外でも全く体調に異変がなく帰国になったのは良かったです。帰国後も特に体調が変わるような事もなく過ごしました。人に言うと驚く人が大半でしたけどね(笑)。
それでも、実際にインドに再び行きたいかと言われると、時間が経過すれば別かもしれませんが、正直積極的に行きたいとは思わないです。まずビザを取得するのがとても面倒ですし、一部の人の印象が悪過ぎるのがその理由でしょうか。街も汚いところは本当に汚かったですからね。人によってはインドへのリピーターが多いとは聞きますが、私には無理でした。次に行くことがあったとしても、暫くは結構です。
安定飛行に入り、機内サービスが始まりました。予定通り機内食はご遠慮して、スナックとドリンクだけにしました。国際線でもスカイタイムが飲めるのは嬉しいですね。
機内食の片付けが終わり少し暗くなって来ました。この辺りから私もアイマスクして少しでも寝るようにしました。JALのエコノミー席は窮屈さはなく、足元に余裕があるので窓側に頭を固定させるような感じで目を瞑っていました。
グッスリとは行かなくても多少は寝れていたようで、気がつくとシートベルト着用サインが点灯していて、着陸態勢に入っていくようなタイミングでした。
外を見ると日本列島が見えていました。なんだかんだ言って海外からの帰国時に、日本列島を見ると嬉しくもありホッとする部分もあります。仕事とか生活する上での苦労やストレスはありますけどね(笑)。
早朝の東京湾が見えました。羽田空港はもう間も無くです。
朝の6時過ぎ、殆ど定刻で羽田空港に到着となりました。この辺りは流石日本航空だなと言う感じです。やはりなんだかんだで安定しているのは間違いないと思います。路線次第ではありますが、どうしてもLCCや安い海外の航空会社を利用しがちですが、日本語でフルサービスをしてくれる日本航空の良さを改めて感じたフライトでした。空港到着後も問題なく家まで帰れたので、機内で休む事も出来たのではと思います。
初めてのインド旅行で色々な思い出が出来ましたし、色々と経験が出来ました。これからも様々な国に旅行して、リフレッシュしつつ、少しでも見聞を深めていければなと思います。
今回の様子を動画にしていますので、合わせてご覧下さい。