今回は特急あずさ号で松本まで行った時の様子をブログで纏めたいと思います。
この日の旅の始まりはJR立川駅。あずさ9号で松本駅まで行きます。この列車は全車指定席なので指定席さえ確保出来れば、座れない心配はありません。昔は立川駅は通過していたと記憶していますが、今はすっかり全列車停車するようになりました。
立川駅を過ぎて暫くすると多摩川を渡ります。東京も西側になると緑が多く良い眺めとなります。天気も良さそうで良い電車旅となりそうです。
豊田駅を過ぎると車両センターがあります。この日はウィークエンドという事で、多くの中央線快速電車がお休みしていました。
立川の次の停車駅は八王子駅です。この駅は昔から全特急電車が停車している大きなターミナル駅です。見えているのはJR横浜線の車両です。
八王子駅を過ぎると西八王子、高尾駅と進み、小仏トンネルに入ります。トンネルを抜けると相模湖駅があり、特急あずさは勿論この駅を通過します。東京から西に向かっているので山梨県と思いきや、相模湖駅は神奈川県相模原市になります。相模原市はとても広くて、この駅も相模原市と言うのはイメージが湧きにくく、なんだか不思議な感じです。
上野原駅に到着する前に県境があり山梨県に入ります。その辺りで遠くに川がチラチラと見えるようになりますが、神奈川県内では相模川となっていたところから、山梨県に入って桂川と名前を変えて川は続きます。
鳥沢駅を過ぎて新桂川橋梁に進みます。中央本線最長の橋梁でとても景色が良い所として有名です。この日の景色もとても良かったです。
暫くすると大月駅を通過します。富士急行線がここから出ていて河口湖方面に行く事が出来ます。特急あずさ号は甲府より西に行くお客さんを運ぶのを主な役割としていると思うので、特急あずさ号は基本的に通過します。大月に来たい人は特急かいじ号を利用する事になります。その辺りは特急かいじ号とちゃんと役割分担が出来ています。
勝沼ぶどう郷駅を過ぎると少し高いところを走行し、甲府盆地の景色がよく見える区間となります。いかにもと言った山梨県らしい景色です。天気が良かったので先々まで景色を見る事が出来ました。
そして葡萄畑を見ながら進むと笛吹川を渡り次第に家が増えて街中の景色になります。甲府駅が近くなっているんだなと言うのを実感してきます。
そして一本の線路が合流して来ました。JR東海管轄の身延線です。この辺りまで来ると甲府駅はもう直ぐです。
そしてJR身延線の車両を見ながら甲府駅に到着です。コロナ禍前に青春18きっぷで身延線を完乗した事はあります。またいつか乗車してみたいなと思いますが、昔の青春18きっぷとは違い使いにくくなっているので、実現出来るかどうかは不明です。その意味では何でもそうですが、出来る時にしておかないといけないのかなと思います。当たり前と思っているようなことも、時代と共に変わっていくので、歳をとった事もありますが、最近は特にそう思います。まさか今のように青春18きっぷが変わるとは夢にも思っていなかったので、、。
甲府駅で降りるお客さんは勿論いましたが、思ったより多くは無かったです。車内は松本駅までとても混雑していました。
甲府駅を過ぎると家が少しずつ少なくなり、山が近くなって来るような景色になります。
途中の韮崎駅を通過する付近では、韮崎大観音を見ることが出来ました。以前に行きましたが、あの場所からの眺めが良いので、是非足を運んでみて下さい。
韮崎を過ぎると一段と山の景色になり、立場川橋梁を通ったあたりではとても眺めの良い景色を見る事が出来ます。この橋梁からの眺めも中央本線の見どころの一つと言えます。この辺りは既に長野県内になります。
すずらんの里駅付近では小高い場所を電車は通るので、とても眺めの良い景色を見る事が出来ます。山に囲まれた平地に町がある事がよく分かります。
そして茅野駅に到着です。昔から全ての特急あずさが止まるこの辺りの主要駅となっています。降りるお客さんも多くいました。
茅野駅の次はお隣の上諏訪駅に停車です。この辺りは大きい街が続いていて、上諏訪駅もほぼ全ての特急が停車する主要駅となっています。以前に青春18きっぷを利用して、何度かこの駅で降りて諏訪湖へ行ったり、日帰り温泉に行ったりしていましたが、青春18きっぷの方式が変わってから全く買わなくなり来なくなってしまいました。逆に愛車で来た事がないので、ドライブ兼ねて来るのも良いのかもしれません。諏訪湖以外にも行動範囲を広げる事が出来ますしね。ここでも茅野駅ほどでは無いですが多くのお客さんが降りて行きました。
上諏訪駅を過ぎるとチラチラと諏訪湖を見る事が出来ます。何度も特急あずさ号に乗車していますが、都内から松本へ向かう際には、基本的に左側の席を確保した方が景色の見どころが多いと思うのでオススメです。
塩尻駅を通過すると、有名なブドウの木柵を見る事が出来ました。以前に行った事がありますが、良い匂いがしてブドウが出来ているのをみた事があります。是非注目してみて下さい。この特急あずさ9号はとても停車駅の少ない特急です。大抵のあずさ号はこの駅に停車しますが、この電車は通過してそのまま松本駅を目指します。
塩尻駅を過ぎて松本へ向かう時にはアルプスの山々を見る事が出来ます。松本に近くなって来たんだなと実感する景色です。
そして松本駅に到着です。この電車は立川を出発して、八王子、甲府、茅野、上諏訪のみの停車で速達性があり余り時間を感じずに来る事が出来ました。本来の特急は遠くの目的地へ早く行く為の電車なので、ある意味特急らしい特急と言えます。この区間は高速バスも競合しており、バスでも松本まで行った事がありますが、やはり快適性ではあずさ号に軍配が上がると思います。バスだと時間帯によって高速道路の渋滞も影響を受けますしね。
特急あずさ号の車内は電源があるのでスマホを気にせず使うことが出来ます。電源がないと、松本駅到着時にスマホのバッテリー残量が不足すると、その後の行動にも影響してきます。高速バスもUSB端子が用意されているのも増えていますが、乗車するバスによると思います。他にも社内で駅弁をゆっくり食べれたり、寝ていたりする事も出来るので、松本まではあずさ号で行けたら行きたいものです。唯一のネックは価格という人もいるかと思いますが、これだけの快適性があればバスより価格が高いのは仕方ないと思うし、えきねっとを利用して少しでもお得に切符を購入する事も時期や列車によって出来ます。是非快適な特急あずさ号を利用して景色を堪能してほしいですね。
この様子は動画にもしていますので合わせてご覧下さい。