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チンギス・ハーン国際空港からウランバートル市内へ!路線バスで行くモンゴル初旅記

エアチャイナでモンゴルのチンギス・ハーン国際空港にやって来た続きです。

初めてモンゴルに来ました。強い力士が多く輩出される国って言うイメージで、そこからモンゴルのイメージがまず日本人的には湧いて来ると思います。次に遊牧生活や大草原というイメージが私にはありましたが、実際はどんな国なのか興味津々と言った感じです。入国時のイミグレーションは何も聞かれず、スムーズに進んだのでサクッと入国する事が出来ました。どの程度現金が必要なのかが全くイメージ出来なかったので、数千円程度まずは両替して現金を持つようにしました。

空港から市内中心部へ出るにはタクシーか、バスのどちらかになるのではと思います。宿泊するホテルによっては送迎サービスとかがあるのかも知れませんが、少なくても今回私が宿泊するホテルはなかったので、どちらかです。

中心部と空港は50キロ以上離れているそうです。早朝や深夜等のバスがない時間帯や、急ぎの場合にはタクシー利用するしかありませんが、距離があるので高額になりそうです。11時前に到着した私は迷う事なく路線バスで中心部を目指す事にしました。道路渋滞にもよるそうですが、1時間から1時間半はかからないくらいとの事でした。

空港内にカウンターがあり、運良くカタコトの日本語を喋ってくれる女性が受け付けをしてくれました。費用は15000MNTで日本円でざっと640円前後といったところです。

バスは空港でて右側に停車していました。丁度11時出発のバスで中心部へ行きます。時間帯にもよるとは思いますが、30分間隔で動いているようです。

バスはどの程度お客さんがいるのかなと思ってましたが、10人も居ないくらいでした。皆さん地元の人で自家用車なのか、タクシーで移動しているのかは不明ですが、予想よりはるかにお客さんが少なかったです。バス車内にはトイレは無かったので、事前に空港内で済ませてからの乗車がオススメです。

車内はとても綺麗で快適な空間でした。路線バスという情報だったので、日本の「路線バス」のようなものを想定していましたが、日本でいう羽田空港リムジンバスのような観光バスで、快適に目的地まで過ごせそうです。

バス車内にはUSBの口がありスマホやカメラを充電する事が出来ました。結果的に乗車時間が想定以上に長かったので、これは本当に助かりましたね。モンゴルに限りませんが、まだまだUSB-Aは必要だなと実感しているので、旅行中はType-CだけではなくType-Aも必ず持って行くようにしています。

11時に空港を出発です。市内中心部までどんな景色が見れるのか興味津々といった所です。

空港を出て歩いて行けるようなところはなく、直ぐに自動車専用道路に入って淡々と進みます。空港でて直ぐに大草原の景色となり、このまま暫く同じような景色が続きます。着陸する時にも見ましたが、イメージ的には大草原の中に空港がポツンとあるようなイメージです。水とか電気とかインフラを中心部から50キロ以上離れた場所にある空港まで、インフラを準備するのは大変だと思います。暫く広がる大草原の景色を見ながら、もっと市内に近い場所に作れなかったのかなと、余計なお世話だと思いますが考えてしまいました。

所々に遊牧民と思われる集落を見る事が出来ます。冬は特に寒いと思うのですが、どんな生活をしているのかなと思いながら見ていました。

たまに野生の馬も見ました。周りに人はいなかったので、完全に野生の馬なのかは分かりませんが、この馬も寒さが厳しくなる冬にはどのような生活を送るのか気になりました。

少しずつ遊牧民の家が見えるようになってきました。かなり空港から進んでもこのような景色なので、如何に空港の周りには何もないのを実感します。

車内でゆっくりしていると、いつの間にか歩道が見えるようになりました。大草原の中をかなり長い時間、自動車専用道路を走っていて、漸くこれから中心部に入って行くのかなと実感しました。

街中に入ると一軒家を全く見る事が無かったです。冬が寒いので集中的にインフラを提供する為に、一軒家ではなくマンションを建築して人々はそこに住んでいるようです。他の路線バスを結構見るようになり、バス移動もチャンスがあればしてみたいなと思いました。

そしてこの辺りから渋滞が激しくなってきて、ノロノロ運転という感じになりました。マンション建築や道路工事があちこちで行われているのもあるかと思いますが、毎日慢性的な渋滞はあるようです。

途中では線路を見ました。究極には中国まで線路は繋がっているのでしょうか?どんな列車がどこへ行くのか、色々と気になるところです。

「新モンゴル日馬富士学園」という名称の施設を見る事が出来ました。これは元横綱・日馬富士公正(はるまふじ・こうせい)さんが設立に関わった教育機関との事です。モンゴルと日本の架け橋となる人材育成を目的に、2018年頃に設立されたとの事です。日馬富士さんはこの学校の創設者の一人であり、名誉校長的な立場で関わっています。このような活動は応援したいですよね。

終点に近くなると商業施設が並ぶエリアとなり、多くの人が歩いているのを見る事が出来ます。バスで景色を見ながら自分自身もこの後このようなところを散策することになるんだなとイメージしながら見ていました。

バスは私が行きたかった、スフバートル広場が終点のようで結果的に最後までの乗車となりました。市内に入ってから渋滞でノロノロ運転となり、結局空港出発してから2時間以上経過しての到着となりました。急ぐ旅では無かったので良いのですが、逆に帰りは少し考えないとダメだなと思いました。正直こんなに時間がかかるとは全くの想定外でしたが、その分、バス車内でゆっくり体を休める事が出来たし、スマホの充電も完全に出来たので、一旦は前向きに考える事にしました。これからの観光では重要ですしね。

車内で景色を見ていて気がついたのですが、道路は右側通行で乗車しているバスも左ハンドルで違和感が無かったのですが、市内に入ると右ハンドルの車も多く走っていました。新車=左ハンドル、日本からの中古?!=右ハンドルという事なのでしょうか?右側通行で、ハンドル位置が左右どちらもあったので、なぜなのかなと市内を走っている車を見ながら思いました。

チンギスハーン像や国会議事堂など広場を見学しました。モンゴルの主要な観光スポットなだけあって多くの人が広場にはいましたし、改めて遥々モンゴルにやって来たんだなと実感しましたね。

空港と市内中心部はとても距離があり、バスかタクシーの二択だと思いますが、少なくても行きは時間が掛かったものの、格安に移動出来て良かったです。この後はモンゴルの観光を開始となりますが、広場から後の様子は次回で。

チンギスハーン国際空港から市内へ行く際のご参考になれば幸いです。今回の様子は動画にもしていますので、合わせてご覧下さい。

 

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