台湾の新竹から桃園国際空港までバス移動してやって来た続きです。

展望デッキでの見学の為に、第二ターミナルに来ていました。利用する飛行機の搭乗ゲートは第一ターミナルですが、既にオンラインチェックイン済みでかつ預け入れ荷物が無かったので、第二ターミナルの方から出国する事にしました。混んでいたら第一に戻ろうと思っていましたが、流れが良かったのが大きいです。

サクッと出国して制限エリア内に来ました。制限エリア内でも第一と第二は繋がっているので、歩いて第1ターミナル側に移動します。この辺りは既に何度かこのような事をしているので、事前に知っている部分はありますが、初めてでも分かり易いと思います。

第一ターミナルに到着後は、ラウンジで休憩する事にしました。バスで桃園国際空港まで来ましたが、遅れると焦るので少し早めのバスに乗車していました。結果的に順調に到着したので時間が余っていました。その際にはラウンジ活用一択ですね。このラウンジも何度か利用した経験がありお世話になっています。

今回はスターラックス航空を利用します。15時丁度のJX804便で成田空港へ行きます。案内には「東京」と記載があるのをよく海外で見ますが、成田行きは「成田」としないと分かりにくいのではと思います。スターラックスは以前にも利用経験があり、とても快適に過ごせた事を記憶しています。
搭乗口付近で待っていると、なぜか名前を呼ばれてしまいました。カウンターへ行くと問題があった訳ではなく、パスポートチェックの為との事でした。

搭乗開始になり機内に入りました。使用機材はA330neoで、2+4+2の座席配列でした。ディスプレイは今時の綺麗さで、膝前も余裕があり助かります。電源もあるのは嬉しいですね。

私たちが出発する前には、LCCのピーチがプッシュバックされて出発しました。調べてみると沖縄行きとの事です。台湾と沖縄は近いので私も是非フライトしてみたいなと感じます。

安全ビデオは日本語対応でした。字幕と音声がありアニメーションでの説明となっていました。CAさんも日本人がいて日本語でのアナウンスをしていました。

桃園国際空港を離陸です。この日は南側に向かうような形で離陸しました。雲の上まで高度を上げて暫く飛行した後に大きく旋回して日本に向かって進みました。

シート配列は、2+4+2となっていて、中央列の中央席や通路側も一部席が空いていたようでした。運よく私の横もお客さんは来ませんでした。聞こえてくる言葉の印象だと台湾人が圧倒的に多い印象でした。

シートベルト着用サインが消えて安定飛行に入りました。東シナ海上空を通った際には沖縄の離島が見えないかなと思っていましたが、注意深く見守ってはいたものの島らしい景色をみる事が出来ませんでした、、。

スターラックス航空はLCCではなくFSCキャリアです。約3時間の国際線フライトですが、ちゃんと機内食を提供してくれます。日本人的にも食べ易くて美味しかったと思いました。

機内食を食べ終わり、片付けが終わると各々自由に過ごします。私はシートマップ見ながら日本列島の景色が見えないかなと思って、窓から景色を見ていましたがダメでした。

雲の上空を飛行しているので、全くの日本の景色が見えないまま、暫くすると着陸態勢に入るとアナウンスがありました。この辺りではシートマップ上ではまだ東海地方で、少し速く感じましたが、トイレに行く人が増えるタイミングなので、早めのアナウンスをしたのかもしれません。

そしていつものように九十九里から本土上空に進みます。この辺りになると高度が下がって、日本列島の様子をみる事が出来ました。いつも海外から戻ってくる時に日本列島をみるとホッとします。

そして成田空港に着陸です。着陸前に大きく揺れて機内がざわついていました。着陸前の高度だったのでなぜだかよく分かりませんが、旅をしていると最後まで気が抜けないなと思いましたね。
スターラックス航空は今回が初めてではないですが、やはり良いですね。機内も新しくて快適で申し分なく、機内食も美味しいので、約3時間のフライトもあっという間に感じました。

今回も何事もなく無事に帰国する事が出来ました。海外旅行して色々な経験が積めると思う一方で、帰国するとやっぱり母国はいいなと思います。

今回は第二ターミナルに到着となりました。帰りは久しぶりに東成田駅経由で帰る事にしました。

久しぶりに地下通路を歩きましたが、前後に誰もいなくてひっそりしていて、独特な雰囲気は健在でしたね(笑)。通路の左右に一切の広告もなく、駅への通路とは思えないくらいです。駅に着くまで歩いて進んでも広告がないままなので、大袈裟に言うと進んでいるのか否か分からないくらいです。

東成田駅の改札口に到着です。昔はこの駅が成田空港の玄関口だったのですが、それが信じられないくらいの閑散ぶりです。駅員さんはいまして、お客さんも成田空港周辺に勤務している人がいるようで、私がホームに入るとお客さんもホームで待っていました。

東成田駅はホームは2面4線になっていますが、1面2線は閉鎖しています。その閉鎖しているホームが見えるのですが、駅名表示が「成田空港」のままだったり広告もその当時のままで、とても興味深くなんだかタイムスリップした感じになります。今の混雑している成田空港駅とは対照的にひっそりとしているので、行った事がなければ是非みてみて欲しいですね。
今回の様子は動画にもしていますので、合わせてご覧下さい。