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香港トランジット入国の一夜|空港から街へ出てみた記録

オーストラリア・パースから香港にやって来た続きです。

パースで日本までのチケットを入手していますが、トランジットが長く出発は翌日午前です。空港で長時間過ごす訳にも行かないので、今回は入国する事にしました。香港入国したのはコロナ禍前以来だと思います。コロナ禍以降に民主化の動きが排除されて、どうなっているのかなという感じですが、空港内は以前と変わり無い感じはしました。

空港から予約したホテルに行く為に移動します。事前に調べた限りでは電車で行くよりもバスで行く方が良さそうでしたので、バスターミナルを目指して進みます。

建物内からバスターミナルのある外に出ると凄く暑く感じました。南半球のパースは肌寒さを感じているくらいでしたので、温暖差に注意という感じです。

香港国際空港からバスに乗車するのは初めてで、ターミナルに来るのも勿論初めてです。バスは色々な路線があり、多くのお客さんがターミナル内にいました。何番のバス停かを調べるとA30が良さそうでしたので、乗り場を見つけて並びます。ターミナルにあるのは二階建てバスばかりで、バスの需要が多いんだなと感じました。

バスへの乗車はオクトパスカードを使います。コロナ禍前に使っていたカードがありましたが、使えない状態だったので金額を少しチャージして復活させてバスに乗車しました。今回キャリーケースを使わずバックパックで旅行していましたが、バスは混雑していたのでキャリーケースが無くて良かったと思いました。

香港国際空港から出発です。多くのお客さんが並んでバスに乗車しましたが、運良く二階の窓側席に座る事が出来ました。出発時には殆どの座席が埋まっていました。一階にいるのか分かりませんが、少なくても二階の見える範囲には旅行者風の人は居ないような感じでした。

夕方の時間帯で渋滞があるのかなと少し危惧していましたが、スムーズに流れていました。海か湾かは分かりませんが、空港出発してから暫くは海上の景色を見ながらのバス旅となりました。

バスに乗車してからずっとGoogle Mapを見ていて、予約したホテル近くのバス停で下車しました。降りたバス停を見ると空港行きの案内もあったので、帰りも全く同じバス停から行けそうでした。道路の反対側かと思っていたので、期せずして帰りのバス停の場所も確認した形となりました。

バス停から数分ホテルまで歩きます。ホテルはバス停から目と鼻の先と言った感じです。

そして予約したホテルに到着となりました。比較的苦労せず到着したので、バス移動で今回は正解だったなと感じました。

チェックインして部屋に来ました。シングルルームが無かったので、ツインルームを予約しました。ここを選んだのは6000円台後半と比較的安く予約出来たのが1番の理由です。恐らく電車の最寄駅から遠いので、価格が安かったのかなと思いましたが、空港からだと今回のようにバスで行く事が出来る事が分かり予約した次第です。

部屋はとても綺麗で広さもあるので、仮にキャリーケースがあっても余裕で広げられるスペースは確保されていました。

洗面には歯ブラシが準備されていました。日本だと当たり前のように用意されていますが、海外のホテルでは珍しいなと感じました。シャワー、トイレは分かれていて使い易そうです。香港だとシャワーとトイレが同じ場所だったりするホテルもあり、それはいつも避けるようにしています。

インターネットは実用上問題ないくらいは出ていました。今回の滞在中にインターネット利用において特段の不満なく快適にネットを使う事が出来ました。

部屋で荷物を整理して少し休んで、ホテルの送迎バスに乗車しました。宿泊したホテルは最寄駅まで送迎バスを無料で提供してくれていて、それを利用しました。トランジットとは言え、香港に来てホテル宿泊だけではなんだか勿体無い気がして、夜にでも出かけられるスポットへ行こうと思って外出しました。

送迎バスで葵芳駅前に到着して、オクトパスカードを使い、MRTで尖沙咀駅までやって来ました。乗り換えが無かった事もありスムーズに来る事が出来ました。

駅出て目的地までGoogle Map見ながら進みます。この辺りもコロナ禍前に歩いていたのですが、その時の印象からすると、良い言い方をすると綺麗になっている感じで、悪い言い方をすると香港らしい雑踏な感じが消えたような気もしたのですが、気のせいでしょうか?

そしてウォーターフロントに到着となりました。ここも以前に来た事がありましたが、夜に観光となるとここくらいしか思い付かず久しぶりに来てみた次第です。相変わらずの景色の良さであり、ここに来ると「香港に来たんだな」と分かり易く感じる場所です。

暫くは景色見ながら何も考えず佇んでいました。翌日の朝は早いので、見学後は来たルートでホテルに戻り、出発する時間を確認して早めに就寝するようにしました。元々パース出発も早かったので疲れていたのもあります。パースと香港は南半球、北半球の違いによる気候の違いはありますが、時差はないので、直ぐに寝る事が出来ました。

翌日は予定通りに起きる事が出来て一安心という感じです。天気も良さそうでパースのように雨で悩まされる事も無さそうです。

部屋で身支度しながら出発の準備をしていると、帰国便で利用するキャセイパシフィック航空からショートメッセージが来て、フライトが40分程遅れるとの事でした。ホテルからの出発を遅らせる事も考えましたが、遅くなると地元民の通勤・通学の影響でバスが渋滞に巻き込まれたら嫌だなと思い、予定通りにホテルを出発する事にしました。早めに空港へ行く分には間違い無いと思ったからです。

と言う事で予定通りの時間にチェックアウトしました。こちらのホテルは駅から遠いからなのか、値段が安くて宿泊したのですが、駅までの送迎バスがあるので、それが苦で無ければ部屋は快適だったので、とても良いホテルだなと感じました。

ホテルから歩いて前日下車したバス停に向かいます。空港行きのバスが来るまで待っていると、次々に他のバスが来て、どのバスも非常に地元民で混雑していました。空港まで座れない事も覚悟しないといけないのかなと思いながらバスが来るのを待っていました。そして乗車したいA30の空港行きのバス停が来たので乗車となりました。

バスは想定外に空いていて運良く二階建てバスの二階の先頭に座る事が出来ました。2階からの眺めは怖さは感じませんが、流石に高さを感じましたね。

空港行きのバスとは言え、地元の方向けのバスでもあります。暫くは街のあちこちのバス停に立ち寄ってお客さんを拾って行きました。その間も香港らしい高層ビルの景色を眺めながらのバス旅となっていました。

バスは乗車してくる一方で最終的には殆どの座席が埋まるようになりました。行きも感じましたが、今回のバスにも観光客風の人は見える範囲ではいない感じでした。

市街地をぐるぐる回ってお客さんをピックアップした後は、信号がない自動車専用道路に入り、そのままノンストップで空港に行く流れとなりました。前日は夕方から夜にかけての移動で、景色がよく見えない部分も多くあったのですが、海の景色を見ながらのバス旅となりました。

朝早めの時間帯だったのが功を奏したのか、渋滞に巻き込まれる事なく空港に到着となりました。ホテルからバス停まで数分歩いて、その後は座っているだけで空港に到着だったので、とても楽に移動出来ました。今回のトランジット目的の宿泊なら、ホテル選びも正解だったと思いました。

この後はパースからと同様に、キャセイパシフィック航空で帰国となりますが、その様子は次回で。今回の様子を動画にしていますので合わせてご覧下さい。

 

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